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公開番号2025111931
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024005878
出願日2024-01-18
発明の名称硬貨処理システム及び硬貨処理方法
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類G07D 11/40 20190101AFI20250724BHJP(チェック装置)
要約【課題】自装置が処理した硬貨に関する硬貨情報を単独ではバンキングサーバへ送信できない装置に硬貨を処理させる場合に、大幅なシステムの改変を行うことなく、硬貨情報をバンキングサーバへ送信できるようにする。
【解決手段】少なくとも硬貨を処理する第1装置と、硬貨を処理し、自装置が処理した硬貨に関する硬貨情報を単独ではバンキングサーバへ送信できない第2装置と、第2装置での硬貨の取引を識別する取引識別情報を出力する出力装置とを備え、第2装置は、硬貨情報と、出力装置により出力された取引識別情報とを、第1装置へ送信し、第1装置は、第2装置から硬貨情報と取引識別情報とを受信すると、硬貨情報と、取引識別情報に関連付けられた顧客を識別する顧客識別情報とを、バンキングサーバへ送信する、硬貨処理システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも硬貨を処理する第1装置と、
硬貨を処理し、自装置が処理した硬貨に関する硬貨情報を単独ではバンキングサーバへ送信できない第2装置と、
前記第2装置での硬貨の取引を識別する取引識別情報を出力する出力装置と
を備え、
前記第2装置は、前記硬貨情報と、前記出力装置により出力された前記取引識別情報とを、前記第1装置へ送信し、
前記第1装置は、前記第2装置から前記硬貨情報と前記取引識別情報とを受信すると、当該硬貨情報と、当該取引識別情報に関連付けられた顧客を識別する顧客識別情報とを、前記バンキングサーバへ送信する、硬貨処理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1装置は、硬貨を収納する第1硬貨収納部を含み、
前記第2装置は、硬貨を収納する第2硬貨収納部を含み、
前記第2硬貨収納部は、前記第1硬貨収納部よりも収納容量が大きい、請求項1に記載の硬貨処理システム。
【請求項3】
前記第1硬貨収納部は、複数の金種の硬貨をそれぞれ収納する複数の収納部を含み、
前記第2硬貨収納部は、前記複数の金種の硬貨をそれぞれ収納する複数の収納部を含み、
前記第2硬貨収納部の各収納部は、当該各収納部と同じ金種の硬貨を収納する前記第1硬貨収納部の収納部よりも収納容量が大きい、請求項2に記載の硬貨処理システム。
【請求項4】
前記出力装置は、前記第1装置に含まれ、
前記第1装置は、前記顧客から前記顧客識別情報を受け取り、前記出力装置により出力された当該顧客識別情報に基づく前記取引識別情報を当該顧客に出力し、
前記第2装置は、前記顧客から前記取引識別情報を受け取る、請求項1に記載の硬貨処理システム。
【請求項5】
前記第1装置が前記取引識別情報を前記顧客に出力することは、当該第1装置がプリンタを制御して当該取引識別情報を媒体に印刷することを含み、
前記第2装置が前記顧客から前記取引識別情報を受け取ることは、前記媒体に印刷された当該取引識別情報を当該第2装置が読み取ることを含む、請求項4に記載の硬貨処理システム。
【請求項6】
前記第1装置が前記取引識別情報を前記顧客に出力することは、当該第1装置が当該取引識別情報を表示部に表示することを含み、
前記第2装置が前記顧客から前記取引識別情報を受け取ることは、前記表示部に表示された当該取引識別情報を撮影した携帯端末に表示された当該取引識別情報を当該第2装置が読み取ることを含む、請求項4に記載の硬貨処理システム。
【請求項7】
前記第1装置が前記取引識別情報を前記顧客に出力することは、当該第1装置が送信機を制御して当該取引識別情報を携帯端末へ送信することを含み、
前記第2装置が前記顧客から前記取引識別情報を受け取ることは、当該取引識別情報を受信した前記携帯端末に表示された当該取引識別情報を当該第2装置が読み取ることを含む、請求項4に記載の硬貨処理システム。
【請求項8】
前記出力装置は、前記第2装置に含まれ、
前記第2装置は、前記出力装置により出力された前記取引識別情報を前記顧客に出力し、
前記第1装置は、前記顧客から前記顧客識別情報及び前記取引識別情報を受け取る、請求項1に記載の硬貨処理システム。
【請求項9】
前記第2装置が前記取引識別情報を前記顧客に出力することは、当該第2装置がプリンタを制御して当該取引識別情報を媒体に印刷することを含み、
前記第1装置が前記顧客から前記取引識別情報を受け取ることは、前記媒体に印刷された当該取引識別情報を当該第1装置が読み取ることを含む、請求項8に記載の硬貨処理システム。
【請求項10】
前記第2装置が前記取引識別情報を前記顧客に出力することは、当該第2装置が当該取引識別情報を表示部に表示することを含み、
前記第1装置が前記顧客から前記取引識別情報を受け取ることは、前記表示部に表示された当該取引識別情報を撮影した携帯端末に表示された当該取引識別情報を当該第1装置が読み取ることを含む、請求項8に記載の硬貨処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、硬貨処理システム及び硬貨処理方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、収納部には、有価媒体以外の金額に紐付けられない媒体も収納することができるようになっており、識別部により識別された貨幣以外の媒体を収納部に収納する際に、媒体が金額に紐付けられた媒体であるか否かが選択され、収納部に収納される媒体が金額に紐付けられた媒体である場合にのみ、媒体の金額に関する情報を入力部により入力するようになっている、貨幣処理機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5997947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自装置が処理した硬貨に関する硬貨情報を単独ではバンキングサーバへ送信できない装置に硬貨を処理させたい場合がある。このような場合に、硬貨情報をバンキングサーバへ送信するには、その装置をバンキングサーバと通信可能にするための大幅なシステムの改変を行う必要がある。
【0005】
本発明の目的は、自装置が処理した硬貨に関する硬貨情報を単独ではバンキングサーバへ送信できない装置に硬貨を処理させる場合に、大幅なシステムの改変を行うことなく、硬貨情報をバンキングサーバへ送信できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的のもと、本発明は、少なくとも硬貨を処理する第1装置と、硬貨を処理し、自装置が処理した硬貨に関する硬貨情報を単独ではバンキングサーバへ送信できない第2装置と、第2装置での硬貨の取引を識別する取引識別情報を出力する出力装置とを備え、第2装置は、硬貨情報と、出力装置により出力された取引識別情報とを、第1装置へ送信し、第1装置は、第2装置から硬貨情報と取引識別情報とを受信すると、硬貨情報と、取引識別情報に関連付けられた顧客を識別する顧客識別情報とを、バンキングサーバへ送信する、硬貨処理システムを提供する。
【0007】
第1装置は、硬貨を収納する第1硬貨収納部を含み、第2装置は、硬貨を収納する第2硬貨収納部を含み、第2硬貨収納部は、第1硬貨収納部よりも収納容量が大きい、ものであってよい。その場合、第1硬貨収納部は、複数の金種の硬貨をそれぞれ収納する複数の収納部を含み、第2硬貨収納部は、複数の金種の硬貨をそれぞれ収納する複数の収納部を含み、第2硬貨収納部の各収納部は、各収納部と同じ金種の硬貨を収納する第1硬貨収納部の収納部よりも収納容量が大きい、ものであってよい。
【0008】
出力装置は、第1装置に含まれ、第1装置は、顧客から顧客識別情報を受け取り、出力装置により出力された顧客識別情報に基づく取引識別情報を顧客に出力し、第2装置は、顧客から取引識別情報を受け取る、ものであってよい。その場合、第1装置が取引識別情報を顧客に出力することは、第1装置がプリンタを制御して取引識別情報を媒体に印刷することを含み、第2装置が顧客から取引識別情報を受け取ることは、媒体に印刷された取引識別情報を第2装置が読み取ることを含む、ものであってよい。また、第1装置が取引識別情報を顧客に出力することは、第1装置が取引識別情報を表示部に表示することを含み、第2装置が顧客から取引識別情報を受け取ることは、表示部に表示された取引識別情報を撮影した携帯端末に表示された取引識別情報を第2装置が読み取ることを含む、ものであってもよい。更に、第1装置が取引識別情報を顧客に出力することは、第1装置が送信機を制御して取引識別情報を携帯端末へ送信することを含み、第2装置が顧客から取引識別情報を受け取ることは、取引識別情報を受信した携帯端末に表示された取引識別情報を第2装置が読み取ることを含む、ものであってもよい。
【0009】
出力装置は、第2装置に含まれ、第2装置は、出力装置により出力された取引識別情報を顧客に出力し、第1装置は、顧客から顧客識別情報及び取引識別情報を受け取る、ものであってよい。その場合、第2装置が取引識別情報を顧客に出力することは、第2装置がプリンタを制御して取引識別情報を媒体に印刷することを含み、第1装置が顧客から取引識別情報を受け取ることは、媒体に印刷された取引識別情報を第1装置が読み取ることを含む、ものであってよい。また、第2装置が取引識別情報を顧客に出力することは、第2装置が取引識別情報を表示部に表示することを含み、第1装置が顧客から取引識別情報を受け取ることは、表示部に表示された取引識別情報を撮影した携帯端末に表示された取引識別情報を第1装置が読み取ることを含む、ものであってもよい。更に、第2装置が取引識別情報を顧客に出力することは、第2装置が送信機を制御して取引識別情報を携帯端末へ送信することを含み、第1装置が顧客から取引識別情報を受け取ることは、取引識別情報を受信した携帯端末に表示された取引識別情報を第1装置が読み取ることを含む、ものであってもよい。
【0010】
第1装置は、硬貨情報と顧客識別情報とをバンキングサーバへ送信した後、取引に関する取引明細を媒体に印刷する、ものであってよい。
(【0011】以降は省略されています)

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