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公開番号
2025111813
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025078177,2023549527
出願日
2025-05-08,2022-09-16
発明の名称
レンズ鏡筒、撮像装置、及び駆動装置
出願人
株式会社ニコン
代理人
弁理士法人片山特許事務所
主分類
G02B
7/04 20210101AFI20250723BHJP(光学)
要約
【課題】 フォーカスレンズを駆動する駆動機構の高性能化を実現する。
【解決手段】 レンズ鏡筒は、レンズを保持するレンズ保持枠と、駆動源と、第1のねじ溝が形成され、前記駆動源によって回転駆動されるリードスクリューと、前記第1のねじ溝と当接する溝を有する内環と、前記内環に対して相対的に回転する外環と、を有するベアリング部材と、前記レンズ保持枠に接続され、前記外環を保持し、前記リードスクリューの回転に伴って前記リードスクリューの軸方向に移動する移動部材と、前記リードスクリューの前記軸方向と直交する方向において、前記ベアリング部材を前記リードスクリューに向けて付勢する付勢部と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
レンズを保持するレンズ保持枠と、
駆動源と、
第1のねじ溝が形成され、前記駆動源によって回転駆動されるリードスクリューと、
前記第1のねじ溝と当接する溝を有する内環と、前記内環に対して相対的に回転する外環と、を有するベアリング部材と、
前記レンズ保持枠に接続され、前記外環を保持し、前記リードスクリューの回転に伴って前記リードスクリューの軸方向に移動する移動部材と、
前記リードスクリューの前記軸方向と直交する方向において、前記ベアリング部材を前記リードスクリューに向けて付勢する付勢部と、
を備えるレンズ鏡筒。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記内環は、前記リードスクリューの軸回りに対して回転可能である、
請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項3】
前記内環は、前記リードスクリューの回転に伴って回転する、
請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項4】
前記ベアリング部材の一部を光軸方向に付勢する磁石を備える、
請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項5】
前記溝は、前記内環の内周の全周にわたって形成される周溝である、
請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項6】
前記溝は、前記内環の内周の全周にわたって形成される第2のねじ溝であり、
前記第1のねじ溝のピッチと、前記第2のねじ溝のピッチとは異なる、
請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項7】
前記ベアリング部材の軸方向は、前記リードスクリューの前記軸方向に対して傾いている、
請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項8】
前記内環と前記リードスクリューとは、前記付勢部の付勢方向において、前記リードスクリューの一方側で当接し、前記リードスクリューの他方側で離間している、
請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項9】
前記第1のねじ溝と前記溝とは、少なくとも2点で当接する、
請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項10】
前記付勢部が前記ベアリング部材を付勢する付勢方向から見た場合、前記第1のねじ溝と前記溝とが当接する前記少なくとも2点の位置は、前記リードスクリューの前記軸方向、及び前記リードスクリューの前記軸方向と直交する方向において異なっている、
請求項9に記載のレンズ鏡筒。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
レンズ鏡筒、撮像装置、及び駆動装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
リードスクリューと、リードスクリューに係合するナットと、を利用して、フォーカスレンズを駆動する機構が提案されている(例えば、特許文献1)。フォーカスレンズを駆動する駆動機構の高性能化が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-007938号公報
【発明の概要】
【0004】
第1の態様によれば、レンズ鏡筒は、レンズを保持するレンズ保持枠と、駆動源と、第1のねじ溝が形成され、前記駆動源によって回転駆動されるリードスクリューと、前記第1のねじ溝と当接する溝を内周に有する環状部材と、前記レンズ保持枠に接続され、前記環状部材を回転可能に保持し、前記リードスクリューの回転に伴って前記リードスクリューの軸方向に移動する移動部材と、前記リードスクリューの前記軸方向と直交する方向において、前記環状部材を前記リードスクリューに向けて付勢する付勢部と、を備える。
【0005】
第2の態様によれば、レンズ鏡筒は、レンズを保持するレンズ保持枠と、駆動源と、ねじ溝が形成され、前記駆動源によって回転駆動されるリードスクリューと、前記ねじ溝と当接する溝を有する回転部材と、前記レンズ保持枠と接続され、前記回転部材を回転可能に保持し、前記リードスクリューの回転に伴って前記リードスクリューの軸方向に移動する移動部と、前記リードスクリューの前記軸と直交する方向において、前記回転部材を前記リードスクリューに向けて付勢する付勢部と、を備える。
【0006】
第3の態様によれば、撮像装置は、上記レンズ鏡筒を備える。
【0007】
第4の態様によれば、駆動装置は、駆動源と、ねじ溝が形成され、前記駆動源によって回転駆動されるリードスクリューと、前記ねじ溝と当接する溝を内周に有する環状部材と、前記環状部材を回転可能に保持する保持部材と、前記リードスクリューの軸と直交する方向において、前記環状部材を前記リードスクリューに向けて付勢する付勢部と、を備え、前記リードスクリューの回転に伴って、前記環状部材は回転しながら前記保持部材とともに前記リードスクリューの軸方向に移動する。
【0008】
なお、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させても良い。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(A)及び図1(B)は、第1実施形態に係るレンズ鏡筒を備えるカメラの構成を示す断面図である。
図2(A)は、レンズ保持枠と駆動源ユニットとを被写体側(-Z方向)から見た斜視図であり、図2(B)は、第1案内部付近を+Y方向から見た拡大図である。
図3(A)は、駆動源ユニットの構成について説明するための斜視図であり、図3(B)は、駆動源ユニットの断面図である。
図4(A)は、移動部の分解斜視図であり、図4(B)は、移動部の部分断面図であり、図4(C)は、移動部の斜視図であり、図4(D)は、バネの斜視図であり、図4(E)は、移動部の断面図である。
図5(A)は、リードスクリューと環状部材とを-Z方向から見た平面図であり、図5(B)は、リードスクリューと環状部材とを付勢方向から見た図であり、図5(C)は、図5(A)のB-B線断面図である。
図6(A)は、第2実施形態に係る駆動源ユニットを示す斜視図であり、図6(B)は、第2実施形態に係る駆動源ユニットとレンズ保持枠とを被写体側から見た平面図である。
図7(A)は、駆動源ユニットの一部を被写体側から見た図であり、図7(B)は、図6(B)のE-E線断面図である。
図8は、図6(B)のF-F線断面図である。
図9(A)は、第3実施形態に係る駆動源ユニットの斜視図であり、図9(B)は、駆動源ユニットと、第3実施形態に係るレンズ保持枠とを被写体側から見た平面図である。
図10(A)は、第3実施形態に係る駆動源ユニットの断面図であり、図10(B)は、第3実施形態に係る移動部の断面図である。
図11(A)は、第3実施形態に係る移動部を被写体側(-Z方向)から見た平面図であり、図11(B)は、図11(A)のD-D線断面図である。
図12(A)は、第4実施形態に係る駆動源ユニットの斜視図であり、図12(B)は、移動部がレンズ保持枠に固定された状態を示す斜視図であり、図12(C)は、移動部とリードスクリューとを+Z方向から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に係るレンズ鏡筒について、図面を参照し、詳細に説明する。なお、以下に示す図面には、説明と理解を容易にするために、適宜にXYZの直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸OAを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラ位置(以下、正位置という)において被写体からカメラボディ3側に向かう方向を+Z方向とする。また、正位置においてカメラボディ3側から見て右側に向かう方向を+X方向とする。また、正位置において上側に向かう方向を+Y方向とする。なお、実施形態に示す各部の形状や、長さ、厚みなどの縮尺は必ずしも実物と一致するものではなく、また、各図において、理解を容易にするため、一部の要素の図示を省略している場合がある。また、断面図において一部の要素のハッチングを省略している場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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