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公開番号2025110149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024003920
出願日2024-01-15
発明の名称検査システムおよび検査方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250718BHJP(車両一般)
要約【課題】車両に搭載された負荷装置と電源部を電気的に接続するコネクタを利便性を向上でき、そのコネクタの嵌合を簡便に検査できる技術を提供する。
【解決手段】検査システム10は、車載の負荷装置に電力を供給する電源部12と、負荷装置18および電源部12を電気的に接続するコネクタと、コネクタおよび電源部12の間で電気的接続をオンまたはオフするリレー部14と、リレー部14のオンおよびオフを制御する制御部16と、を備える。制御部16は、リレー部14をパルス幅変調方式で制御したときの負荷装置18およびリレー部14の間の電圧を監視することで、コネクタの嵌合を検査する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車載の負荷装置に電力を供給する電源部と、
前記負荷装置および前記電源部を電気的に接続するコネクタと、
前記コネクタおよび前記電源部の間で電気的接続をオンまたはオフするリレー部と、
前記リレー部のオンおよびオフを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記リレー部をパルス幅変調方式で制御したときの前記負荷装置および前記リレー部の間の電圧を監視することで、前記コネクタの嵌合を検査することを特徴とする検査システム。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記リレー部をパルス幅変調方式で制御したときの前記負荷装置および前記リレー部の間の電圧が周期的に所定の閾値以上になった場合に、前記コネクタが嵌合していると決定することを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
【請求項3】
前記閾値は、前記電源部の電圧に応じて設定されることを特徴とする請求項2に記載の検査システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記コネクタの嵌合を検査する際に、前記リレー部を制御するパルス幅変調方式の周波数およびデューティー比を前記負荷装置を駆動させない値に設定することを特徴とする請求項1または2に記載の検査システム。
【請求項5】
負荷装置に電力を供給する電源部と、前記負荷装置および前記電源部を電気的に接続するコネクタと、前記コネクタおよび前記電源部の間で電気的接続をオンまたはオフするリレー部と、前記リレー部のオンおよびオフを制御する制御部と、を備える検査システムによって各ステップを実行される検査方法であって、
前記制御部が、前記リレー部をパルス幅変調方式で制御するステップと、
前記制御部が、前記リレー部をパルス幅変調方式で制御したときの前記負荷装置および前記リレー部の間の電圧を取得するステップと、
前記制御部が、取得された電圧が前記リレー部を制御したパルス幅変調方式の信号に連動しているかによって前記コネクタが嵌合しているか決定するステップと、を含むことを特徴とする検査方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載された負荷装置と電源部を電気的に接続するコネクタの嵌合を検査する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車載電源ラインに接続される接続金具と、この接続金具の入力端子と出力端子間を接続する半導体スイッチとをコネクタケース内に備えた半導体素子内蔵コネクタが開示されている。この半導体素子内蔵コネクタは、車両のバッテリとモータの間に設けられ、バッテリからモータへの電流を通電または遮断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-335171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、コネクタに半導体スイッチを内蔵していること、および半導体スイッチを制御するための信号線を処理装置に接続することを必要とするため、半導体の使用環境や信号線の配置などのコネクタの利用に制約がある。
【0005】
本発明の目的は、車両に搭載された負荷装置と電源部を電気的に接続するコネクタを利便性を向上でき、そのコネクタの嵌合を簡便に検査できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の検査システムは、車載の負荷装置に電力を供給する電源部と、負荷装置および電源部を電気的に接続するコネクタと、コネクタおよび電源部の間で電気的接続をオンまたはオフするリレー部と、リレー部のオンおよびオフを制御する制御部と、を備える。制御部は、リレー部をパルス幅変調方式で制御したときの負荷装置およびリレー部の間の電圧を監視することで、コネクタの嵌合を検査する。
【0007】
本発明の別の態様は、検査方法である。この方法は、負荷装置に電力を供給する電源部と、負荷装置および電源部を電気的に接続するコネクタと、コネクタおよび電源部の間で電気的接続をオンまたはオフするリレー部と、リレー部のオンおよびオフを制御する制御部と、を備える検査システムによって各ステップを実行される検査方法であって、制御部が、リレー部をパルス幅変調方式で制御するステップと、制御部が、リレー部をパルス幅変調方式で制御したときの負荷装置およびリレー部の間の電圧を取得するステップと、制御部が、取得された電圧がリレー部を制御したパルス幅変調方式の信号に連動しているかによってコネクタが嵌合しているか決定するステップと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、車両に搭載された負荷装置と電源部を電気的に接続するコネクタを利便性を向上でき、そのコネクタの嵌合を簡便に検査できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の検査システムの機能構成を示す図である。
コネクタの嵌合検査時におけるリレー部のPWM制御を示す図である。
コネクタの嵌合検査時におけるリレー部および負荷装置の間の電圧を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、実施例の検査システム10の機能構成を示す図である。検査システム10は、電源部12、リレー部14、制御部16、負荷装置18および検査器20を備える。検査システム10は、車両に搭載される負荷装置18と電源部12との電気的接続を検査するものであり、とくに第1コネクタ22aおよび第2コネクタ22bの接続を検査する。
(【0011】以降は省略されています)

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