TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025110049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024003750
出願日2024-01-15
発明の名称温度センサ及び回転電機
出願人株式会社芝浦電子
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01K 1/14 20210101AFI20250718BHJP(測定;試験)
要約【課題】感熱部分の厚さを例えば1mm以下にできるのに加えて、検出温度の精度を担保できる温度センサを提供すること。
【解決手段】感熱体(11)と、感熱体(11)に電気的に接続される一対の第1電線(13)と、を備えるセンサ素子(10)と、
一対の第1電線(13)のそれぞれと電気的に接続される一対のリードフレーム(30)と、
一対のリードフレーム(30)のそれぞれに電気的に接続される第2電線(20)と、
センサ素子およびリードフレーム(30)の全体、ならびに、第2電線(20)の一部を封止する、樹脂材料からなる被覆体(40)と、を備える。
少なくとも一方のリードフレーム(30)は、感熱体(11)よりも前方(F)に延出されるとともに、延出される部位において、他方のリードフレーム(30)に向かう突出部(33)を備える、温度センサ(1)。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
互いに間隔を隔てて配置される一対のリードフレームと、
感熱体と、前記感熱体に電気的に接続される一対の第1電線と、を備えるセンサ素子と、
一対の前記リードフレームのそれぞれに電気的に接続される第2電線と、
前記センサ素子および前記リードフレームの全体、ならびに、前記第2電線の一部を封止する、樹脂材料からなる被覆体と、を備え、
少なくとも一方の前記リードフレームには、他方の前記リードフレームに向かう突出部を備える、温度センサ。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
一対の前記第1電線のそれぞれは、一端側において一対の前記リードフレームのそれぞれと接続部位において電気的に接続され、
前記突出部は、前記接続部位よりも前記リードフレームの他端側に形成される、
請求項1に記載の温度センサ。
【請求項3】
前記突出部は、前記リードフレームの他端に形成される、
請求項2に記載の温度センサ。
【請求項4】
前記突出部は、一対の前記リードフレームの双方に形成される、
請求項1に記載の温度センサ。
【請求項5】
前記感熱体が配置される側を前方とし、前記第1電線が引き出される側を後方とし、
一対の前記リードフレームは、第1の方向に沿って配置され、かつ、前記第1の方向と直交する第2の方向に間隔を隔てて配置され、
一対の前記リードフレームのそれぞれは、
前記第2の方向の外側に向けて後退する幅狭部と、
前記幅狭部よりも前記第2の方向の寸法が大きく、前記幅狭部よりも前記後方に連なる第1幅広部と、
前記幅狭部よりも前記第2の方向の寸法が大きく、前記幅狭部よりも前記前方に連なる前記突出部をなす第2幅広部と、を備え、
前記感熱体は、前記第2の方向における一対の前記幅狭部の間に配置される、
請求項1に記載の温度センサ。
【請求項6】
一対の前記第1電線は、
一対の前記第1幅広部のそれぞれに電気的に接続される、
請求項5に記載の温度センサ。
【請求項7】
前記被覆体は、
前記センサ素子および前記リードフレームが設けられる第1部分と、
一対の前記第2電線が設けられる第2部分と、を備え、
前記第1部分および前記第2部分がともに平坦状をなし、かつ、前記第1部分の厚さ方向の寸法が前記第2部分よりも小さく、
前記第1部分と前記第2部分は、
前記厚さ方向の一方の側が平面をなし、
前記厚さ方向の他方の側が、段差を有する、
請求項1に記載の温度センサ。
【請求項8】
前記被覆体において、
前記第1部分の肉厚が1.0mm未満である、
請求項7に記載の温度センサ。
【請求項9】
前記感熱体が配置される側を前方とし、前記第1電線が引き出される側を後方とし、
前記被覆体は、
前記センサ素子、前記リードフレームおよび一部の前記第2電線を直に封止する内層材からなる内層と、
前記内層を覆い、前記内層材よりも融点の高い外層材からなる外層と、を備え、
前記内層は、溶着された前記内層材からなり、
前記外層は、前記前方において前記外層材のままで連なり、かつ、前記内層に貼り付けられる、
請求項1に記載の温度センサ。
【請求項10】
前記内層材は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(パーフルオロアルコキシアルカン)およびFEP(パーフルオロエチレン-プロペンコポリマ)の少なくとも一種からなり、
前記外層材は、ポリイミドからなる、
請求項9に記載の温度センサ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、温度センサ及び車両等に用いられる回転電機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
温度センサは種々の用途に用いられ、その中で厚さ方向の寸法の小さい薄型の温度センサの要求がある。薄型の温度センサは、例えば、狭隘な空間に挿入して用いられる。
【0003】
特許文献1は、厚さ寸法を薄くし、被測温物との接触面積を広くすることが可能で、温度検出精度を向上できる薄型の温度センサを開示する。特許文献1の温度センサは、一対のシート状で樹脂材料の内層材を硬化または凝固させた内層と、一対のシート状で樹脂材料の両面が平坦である外層材によって形成された状態の外層と、を備える。特許文献1の温度センサは、サーミスタ素子、引出し線および引出し線とリード線との接続部位は、内層に被覆されるとともに、一対の外層の間に挟まれて被覆されており、かつ一対の外層の表面は感熱体としてのサーミスタ素子、引出し線および引出し線とリード線との接続部位に対応する部位を含めて平坦状である。特許文献1における内層および外層の厚さは、一例として内層が1mm~1.25mm、外層が0.25mm×2(枚)=0.5mmとされる。そして、特許文献1によれば、可撓性を有していて湾曲が可能な、厚さが1.5mm程度の温度センサが提供される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6606308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば特許文献1に開示される1.5mmよりも薄型の温度センサの要求があるが、単に薄くしただけでは温度センサとして必要とされる検出温度の精度を担保する必要がある。そこで、本発明は、感熱部分の厚さを例えば1mm以下にできるのに加えて、検出温度の精度を担保できる温度センサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の温度センサは、
互いに間隔を隔てて配置される一対のリードフレームと、
感熱体と、感熱体に電気的に接続される一対の第1電線と、を備えるセンサ素子と、
一対のリードフレームのそれぞれに電気的に接続される第2電線と、
前記センサ素子および前記リードフレームの全体、ならびに、前記第2電線の一部を封止する、樹脂材料からなる被覆体と、を備える。
少なくとも一方のリードフレームには、他方のリードフレームに向かう突出部を備える。
【0007】
本発明の温度センサにおいて、好ましくは、
一対の第1電線のそれぞれは、一端側において一対の前記リードフレームのそれぞれと接続部位において電気的に接続され、
突出部は、接続部位よりもリードフレームの他端側に形成されている。
【0008】
本発明の温度センサにおいて、好ましい突出部は、
リードフレームの他端にも形成される。
【0009】
本発明の温度センサにおいて、好ましい突出部は、一対のリードフレームの双方に形成される。
【0010】
本発明の温度センサにおいて、一対のリードフレームは、第1の方向に沿って配置され、かつ、第1の方向と直交する第2の方向に間隔を隔てて配置され、
好ましい一対のリードフレームのそれぞれは、
第2の方向の外側に向けて後退する幅狭部と、
幅狭部よりも第2の方向の寸法が大きく、幅狭部よりも後方に連なる第1幅広部と、
幅狭部よりも第2の方向の寸法が大きく、幅狭部よりも前方に連なる突出部をなす第2幅広部と、を備え、
感熱体は、第2の方向における一対の幅狭部の間に配置される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社芝浦電子
温度センサ及び回転電機
1日前
日本精機株式会社
計器装置
26日前
株式会社東光高岳
計器
22日前
日本精機株式会社
液面検出装置
28日前
株式会社ミツトヨ
測定器
19日前
株式会社国際電気
試験装置
4日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
1か月前
大和製衡株式会社
組合せ秤
28日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
28日前
個人
フロートレス液面センサー
1か月前
大同特殊鋼株式会社
疵検出方法
19日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
1か月前
エグゼヴィータ株式会社
端末装置
20日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
29日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
29日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
20日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
20日前
ダイハツ工業株式会社
試験用治具
1か月前
バイオテック株式会社
容器設置装置
20日前
日本装置開発株式会社
X線検査装置
7日前
柳井電機工業株式会社
部材検査装置
20日前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
富士電機株式会社
エンコーダ
21日前
富士電機株式会社
エンコーダ
21日前
WOTA株式会社
液位検出システム
4日前
タカノ株式会社
試料分析装置
19日前
オムロン株式会社
スイッチング装置
4日前
タカノ株式会社
試料分析装置
19日前
新電元メカトロニクス株式会社
位置検出装置
26日前
旭光電機株式会社
漏出検出装置
1か月前
TDK株式会社
計測装置
27日前
株式会社フジキン
流量測定装置
1か月前
個人
ヨウ素滴定を用いたアミノ酸の定量方法
1日前
株式会社ノーリツ
通信システム
26日前
JNC株式会社
トランジスタ型センサ
19日前
JNC株式会社
トランジスタ型センサ
19日前
続きを見る