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公開番号
2025109586
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003570
出願日
2024-01-12
発明の名称
車両用スポイラー
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B62D
37/02 20060101AFI20250717BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】アッパパネルとロアパネルとの接合方法によらずに、アッパパネルの熱による変形を目立たなくできる車両用スポイラーを得る。
【解決手段】車幅方向が長手方向とされた樹脂製のアッパパネル12と、アッパパネル12よりも線膨張係数が小さい樹脂製とされ、アッパパネル12が重ねられて接合されるロアパネル14と、を備えた車両用スポイラー10であって、ロアパネル14には、車両前後方向側及び車両下方側が開口されてアッパパネル12が接合される凸部16が車幅方向に間隔を空けて複数形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車幅方向が長手方向とされた樹脂製のアッパパネルと、
前記アッパパネルよりも線膨張係数が小さい樹脂製とされ、前記アッパパネルが重ねられて接合されるロアパネルと、
を備え、
前記ロアパネルには、車両前後方向側及び車両下方側が開口されて前記アッパパネルが接合される凸部が車幅方向に間隔を空けて複数形成されている車両用スポイラー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用スポイラーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
アウターパネル(アッパパネル)の外周縁をインナーパネル(ロアパネル)の外周縁に接着剤で接合して両者間に車幅方向に延びる閉断面空間を形成したリアスポイラー構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。このリアスポイラー構造では、インナーパネルの線膨張係数がアウターパネルの線膨張係数よりも低く設定されており、アウターパネルの上面部と下面部とが屈曲部を介して一体に連結されている。そして、その屈曲部の肉厚が上面部及び下面部の肉厚よりも薄く設定されている。これにより、アウターパネルの上面部の熱による変形を目立たなくしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-196435号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アッパパネルとロアパネルとが接着剤や両面テープで接合されてリアスポイラーが構成されていると、アッパパネルの熱による変形に対して、接着剤や両面テープが柔軟に変形して追従できるため、アッパパネルの熱による変形を目立たなくすることができる。しかしながら、アッパパネルとロアパネルとが例えば超音波溶着によって接合されていると、アッパパネルの熱による変形に追従し難くなるため、アッパパネルの熱による変形を目立たなくすることが困難になる。
【0005】
そこで、本発明は、アッパパネルとロアパネルとの接合方法によらずに、アッパパネルの熱による変形を目立たなくできる車両用スポイラーを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両用スポイラーは、車幅方向が長手方向とされた樹脂製のアッパパネルと、前記アッパパネルよりも線膨張係数が小さい樹脂製とされ、前記アッパパネルが重ねられて接合されるロアパネルと、を備え、前記ロアパネルには、車両前後方向側及び車両下方側が開口されて前記アッパパネルが接合される凸部が車幅方向に間隔を空けて複数形成されている。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、車幅方向が長手方向とされた樹脂製のアッパパネルと、アッパパネルよりも線膨張係数が小さい樹脂製とされるとともに、そのアッパパネルが重ねられて接合されるロアパネルと、を備えている。ここで、ロアパネルには、車両前後方向側及び車両下方側が開口されてアッパパネルが接合される凸部が車幅方向に間隔を空けて複数形成されている。
【0008】
したがって、アッパパネルとロアパネルとが例えば超音波溶着によって接合されていても、各凸部が車幅方向に延びるように変形することにより、アッパパネルの熱による変形にロアパネルが追従可能となる。つまり、本発明によれば、アッパパネルとロアパネルとの接合方法によらずに、アッパパネルの熱による変形を目立たなくできる。
【発明の効果】
【0009】
以上のように、本発明によれば、車両用スポイラーにおいて、アッパパネルとロアパネルとの接合方法によらずに、アッパパネルの熱による変形を目立たなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るリアスポイラーを示す概略分解斜視図である。
本実施形態に係るリアスポイラーのロアパネルの一部(図1において仮想円で囲まれた部位)を拡大して示す概略斜視図である。
本実施形態に係るリアスポイラーを一部拡大して示す概略側断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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