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公開番号
2025107969
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024185078
出願日
2024-10-21
発明の名称
チェックアウトシステム用の折り畳み可能な投入棚
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07G
1/00 20060101AFI20250714BHJP(チェック装置)
要約
【課題】チェックアウトシステムが開示される。
【解決手段】一態様では、チェックアウトシステムは、キャビネットと、キャビネットと結合された投入棚と、を含む。チェックアウトシステムはまた、チェックアウトシステムに接近するカートを検出するための特徴を含む。投入棚は、チェックアウトシステムに接近するカートの検出に少なくとも部分的に基づいて折り畳まれるように配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
キャビネットと、
前記キャビネットに連結され、接近するカートの検出に基づいて、少なくとも一部が折り畳まれるように配置されている投入棚と、
を備えるチェックアウトシステム。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記投入棚は、前記キャビネットと回動可能に結合されている、請求項1に記載のチェックアウトシステム。
【請求項3】
前記投入棚は、水平位置と、前記投入棚が折り畳まれている垂直位置との間で回動可能である、請求項2に記載のチェックアウトシステム。
【請求項4】
前記チェックアウトシステムは、前記投入棚を前記キャビネットと回動可能に結合するヒンジを含み、前記ヒンジは、前記投入棚の天壁と結合されている、請求項1に記載のチェックアウトシステム。
【請求項5】
前記投入棚は、遠位端を有し、前記投入棚は、前記遠位端が上方に且つ前記キャビネットに向かって回動されるように回動可能である、請求項1に記載のチェックアウトシステム。
【請求項6】
前記投入棚は、遠位端を有し、前記投入棚は、前記遠位端が下方に且つ前記キャビネットに向かって回動されるように回動可能である、請求項1に記載のチェックアウトシステム。
【請求項7】
光を放出するように配置された発光体と、
前記カートに反射した光を感知するように配置された光センサと、
前記光センサが前記カートに反射した光を感知することに応答して、前記投入棚を折り畳むように配置された電動モータと、
を更に備える、請求項1に記載のチェックアウトシステム。
【請求項8】
前記発光体は、水平基準面に対して下向きの角度で光を放出するように配置されている、請求項7に記載のチェックアウトシステム。
【請求項9】
係合位置と係合解除位置との間で摺動可能なロックピンを更に備え、前記係合位置において、前記ロックピンは、前記投入棚が水平位置にあるとき、前記キャビネットに対して前記投入棚を支持し、前記係合解除位置において、前記ロックピンは、前記投入棚が折り畳み位置に移動されることを可能にするように摺動される、請求項1に記載のチェックアウトシステム。
【請求項10】
前記ロックピンは、前記投入棚が前記水平位置にあるとき、前記投入棚が前記キャビネットから延在する方向と平行な方向に沿って摺動可能である、請求項9に記載のチェックアウトシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
[0001]本開示は、販売時点情報管理(POS)取引に利用されるチェックアウトシステムに関する。一部のセルフチェックアウトシステム等の一部のチェックアウトシステムは、買い物客がPOS取引中に手提げカゴ及び商品を置くことができる投入棚を含む。投入棚は、ユーザが標準サイズのショッピングカートでチェックアウトを試みるとき等の特定の状況では障害物となり得る。
続きを表示(約 4,300 文字)
【図面の簡単な説明】
【0002】
[0002]図1は、本開示の1つの例となる実施形態に係るチェックアウトシステムの概略図である。
図2は、本開示の1つの例となる実施形態に係るチェックアウトシステムの概略図である。
[0003]図3は、本開示の別の例となる実施形態に係るチェックアウトシステムの概略図である。
[0004]図4は、本開示のなお別の例となる実施形態に係るチェックアウトシステムの概略図である。
[0005]図5は、本開示の更なる例となる実施形態に係るチェックアウトシステムの概略図である。
[0006]図6は、本開示の別の例となる実施形態に係るチェックアウトシステムの概略図である。
[0007]図7は、本開示の更なる例となる実施形態に係るチェックアウトシステムの概略図である。
[0008]図8は、本開示のなお更なる例となる実施形態に係るチェックアウトシステムの概略図である。
[0009]図9は、本開示の別の例となる実施形態に係るチェックアウトシステムの概略図である。
[0010]図10は、本開示のなお更なる例となる実施形態に係るチェックアウトシステムの概略図である。
[0011]図11は、本開示の例となる実施形態に係る方法のためのフロー図である。
[0012]図12は、本開示の例となる実施形態に係るコンピューティングデバイスのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0003】
[0013]従来のセルフチェックアウト(SCO)システムは、典型的に、買い物客が販売時点情報管理(POS)取引中に手提げカゴ及び商品を置き得る投入棚を含む。このような投入棚は、典型的に、手提げカゴの高さのために最適化されている。一般に、投入棚の高さは、手提げカゴから商品を取り出すために買い物客によって必要とされる屈む量を低減するように、投入棚の上に置かれる手提げカゴを可能な限り高く配置するが、SCOシステムのスキャニング面よりも高く突出しないように選択される。従来のSCOシステムの投入棚の1つの課題は、それらが、標準サイズのショッピングカートをSCOシステムのすぐ隣に押していくことを可能にしない傾向にあることである。むしろ、そのような標準サイズのショッピングカートは、少なくとも投入棚の長さ分だけ、SCOシステムから離間されたままである。したがって、従来のSCOシステムを利用している、標準サイズのショッピングカートを持っている買い物客は、典型的に、その標準サイズのカートの中身を出す際に、より大きい体幹の屈曲及び無駄な動きを経る。これは、そのような取引が完了するまでの時間を増大し、全体的なレーンのスループットを低減させる。
【0004】
[0014]チェックアウトシステムが、本明細書に開示される。少なくとも1つの例では、小さい手提げカゴと標準サイズのショッピングカートとの両方のために最適化された投入棚を有するチェックアウトシステムが提供される。この点に関して、向上した取引効率及び買い物客の快適さが達成され得る。一態様では、ショッピングカートがチェックアウトシステムに来るまで、手提げカゴ用に最適化された高さで水平に位置付けられている折り畳み可能な投入棚を含むチェックアウトシステムが提供される。ショッピングカートがチェックアウトシステムに接近していることが検出されると、投入棚は、自動的に折り畳まれ、例えば、上に回動されるか、下に回動されるか、又はキャビネットの内部へと摺動される。投入棚は折り畳まれ、これにより、投入棚は邪魔にならないように移動されて、ショッピングカートがチェックアウトシステムのすぐ隣までやって来ることを可能にする。チェックアウトシステムは、チェックアウトシステムに接近するカートを検出するための特徴、並びに、手提げカゴ用に最適化された高さで水平位置において、及び/又は、折り畳み位置において、投入棚をロック/ロック解除するための特徴を含み得る。カートがチェックアウトシステムの所定の近接内にいなくなったとき、投入棚は、折り畳み位置から、手提げカゴ用に最適化された高さでの水平位置まで戻るように移動され得る。これは、次の買い物客のために投入棚を準備する。
【0005】
[0015]図1は、本開示の1つの例となる実施形態に係るチェックアウトシステム100の概略図である。チェックアウトシステム100は、例えば、販売時点情報管理(POS)取引を完了するために使用され得る。いくつかの実施形態では、チェックアウトシステム100は、セルフチェックアウトシステムであり得る。参照のために、チェックアウトシステム100は、垂直方向Vと、横方向Lと、(図1の頁に出入りする)横断方向Tと、を定義する。垂直方向V、横方向L、及び横断方向Tは、互いに相互に直角であり、直交方向系を形成している。
【0006】
[0016]図1に示すように、チェックアウトシステム100は、ディスプレイ110と、決済端末112と、キャビネット114と、キャビネット114と結合された投入棚116と、を含む。ディスプレイ110は、ユーザに対してコンテンツを表示し得る。決済端末112は、他の構成要素の中でも特に、POS取引を完了することを可能にするバーコードスキャナ、レシート発行機、タッチパネル、カードリーダ、及び同様のものを含み得る。キャビネット114は、ディスプレイ110及び決済端末112を支持し、コンピューティングデバイス118又はホストコンピュータ並びに紙幣及び硬化を受け付けるためのモジュール等の、チェックアウトシステム100の様々な構成要素を収容する。コンピューティングデバイス118は、チェックアウトシステム100に接近するショッピングカートの検出に応答して投入棚116を折り畳むように、チェックアウトシステム100の1つ以上の制御可能なデバイスを制御することを含む、チェックアウトシステム100の様々な動作を制御するように機能する。他の実施形態では、投入棚116は、制御をコンピューティングデバイス118に頼るのではなく、アクチュエータ機構における制御装置及びセンサを使用して(例えば、折り畳むように)制御され得る。
【0007】
[0017]投入棚116は、キャビネット114と結合されている。投入棚116は、例えば、POS取引中に、ユーザがその上に小さいカゴ又は商品を置くための場所を提供する。投入棚116は、例えば、投入棚116の上にそのカゴを置いている間のユーザの屈みを最小限にするように、人間工学的に使いやすい高さに設置され得る。少なくとも1つの例では、チェックアウトシステム100の投入棚116は、チェックアウトシステム100に接近する又はチェックアウトシステム100にあるカート200(例えば、標準サイズのショッピングカート)の検出に応答して折り畳み可能である。投入棚116の折り畳み又は物理的調整は、ユーザがチェックアウトシステム100のすぐ隣にカート200を押していくことを可能にし得る。これは、有利には、より大きい取引のスピードを向上させ、繰り返されるユーザの体幹屈曲を低減し、POS経験全体を向上させ得る。
【0008】
[0018]図1及び図2の図示の実施形態については、投入棚116は、キャビネット114と回動可能に結合されている。少なくとも1つの例では、投入棚116は、水平位置(図1に示す)と、ユーザがチェックアウトシステム100のキャビネット114のすぐ隣にカート200を押していくことができるように、投入棚116が折り畳まれるか又は邪魔にならないように移動される垂直位置(図2に示す)との間で回動可能である。ヒンジ120が、投入棚116をキャビネット114と回動可能に結合している。この実施形態の場合、ヒンジ120は、投入棚116の天壁122と結合されており、これは、投入棚116の回動と、水平位置にあるときの投入棚116の支持とを可能にする。ヒンジ120は、投入棚116が自由落下して水平な向きに戻らないように、摩擦クラッチを含み得る。
【0009】
[0019]投入棚116は、遠位端124と、近位端126と、を有し、近位端126は、(投入棚116が水平位置にあるとき)遠位端124よりもキャビネット114の近くに位置付けられている。水平位置から垂直位置に移動するとき、例えば、カートがチェックアウトシステム100に接近している又はチェックアウトシステム100にあることが検出されたとき、投入棚116は、遠位端124が上方に且つキャビネット114に向かって回動されるように回動可能である。いくつかの実施形態では、例えば、図2に示すように、投入棚116が垂直位置に移動されると、投入棚116の遠位端124は、キャビネット114の上部の垂直方向上方に位置付けられている。垂直位置から水平位置まで戻るように移動するとき、例えば、カートがチェックアウトシステム100から離れるように移動したか、又は、概して、チェックアウトシステム100に接近するカートがないとき若しくはチェックアウトシステム100にあるカートがないとき、投入棚116は、遠位端124が下方に且つキャビネット114から離れるように回動されるように回動可能である。電動モータ128が、ヒンジ120と動作可能に結合され得、投入棚116を水平位置から垂直位置まで、又はその逆に移動させるように制御され得る。電動モータ128又はその駆動部は、コンピューティングデバイス118と通信可能に結合され得る、例えば、有線及び/又は無線通信リンク。このようにして、電動モータ128は、コンピューティングデバイス118から制御コマンドを受信し得る。
【0010】
[0020]図1及び図2は、投入棚116が折り畳まれ得る1つの例となる方法を図示する。即ち、図1及び図2の実施形態では、投入棚116は、垂直位置まで上方に回動されることによって折り畳まれ得る。しかしながら、いくつかの代替の実施形態では、投入棚116は、垂直位置まで下方に回動され得るか、又はキャビネット114内の内部位置へと摺動され得る。以下に例を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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