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公開番号
2025112263
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024193141
出願日
2024-11-01
発明の名称
アイテム認識のためのAI活用型メディア分析
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G06Q
30/06 20230101AFI20250724BHJP(計算;計数)
要約
【課題】メディア処理及びアイテム認識のための方法を提供する。
【解決手段】方法は、ユーザからデジタルメディアを受信し、デジタルメディア内に描写されたオブジェクトを識別し、物理的ロケーションにおける現在入手可能なアイテムを、物理的ロケーションにおけるカメラのセットによって収集された情報を分析することによって決定し、物理的ロケーションにおける現在入手可能なアイテムから、オブジェクトのうちの少なくとも1つに類似する対象アイテムのセットを、デジタルメディア及び収集された情報に基づいて識別し、ユーザを物理的ロケーション内の対象アイテムのセットのうちの少なくとも1つにナビゲートするガイダンスを生成する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザからデジタルメディアを受信することと、
前記デジタルメディア内に描写されたオブジェクトを識別することと、
物理的ロケーションにおけるカメラによって収集された情報を分析することによって、前記物理的ロケーションにおける現在入手可能なアイテムを決定することと、
前記物理的ロケーションにおける前記現在入手可能なアイテムから、前記デジタルメディア及び前記収集された情報に基づいて前記オブジェクトのうちの少なくとも1つに類似する対象アイテムを識別することと、
前記ユーザを前記物理的ロケーション内の前記対象アイテムのうちの少なくとも1つにナビゲートするガイダンスを生成することと
を備える方法。
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【請求項2】
前記ガイダンスは、(i)前記物理的ロケーションに関連付けられたデバイス又は(ii)前記ユーザのデバイスのうちの少なくとも1つ上に表示され、前記ガイダンスは、前記対象アイテムのうちの少なくとも1つに関連する情報と共に表示される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記物理的ロケーションにおける前記カメラを介して、リアルタイムで前記対象アイテムのうちの少なくとも1つのステータスの変化を監視することと、
前記変化に基づいて前記ガイダンスを更新することと
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
1つ以上の他の物理的ロケーションにおける前記オブジェクトのうちの少なくとも1つの在庫をチェックするために在庫データベースにアクセスすることと、
代替の購入経路を前記ユーザに提供することと
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記物理的ロケーションにおける前記カメラは、前記物理的ロケーションにおける前記現在入手可能なアイテムの各々の(i)カテゴリ又は(ii)量のうちの少なくとも1つを決定するように人工知能ベースのアルゴリズムで構成される、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記対象アイテムは、(i)前記オブジェクトのうちの少なくとも1つと同じ前記現在入手可能なアイテム、(ii)前記オブジェクトのうちの少なくとも1つに視覚的に類似する前記現在入手可能なアイテム、又は(iii)前記オブジェクトのうちの少なくとも1つに機能的に類似する前記現在入手可能なアイテムのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記デジタルメディアは、画像、映像、ライブストリーム、3次元モデル、又はモーショングラフィックスのうちの少なくとも1つを備え得る、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記デジタルメディア内の前記オブジェクトは、1つ以上のニューラルネットワークを使用することによって識別され、
前記1つ以上のニューラルネットワークは、入力として履歴上の受信されたデジタルメディアと、対象出力としてラベル付けされた製品識別子とを使用して訓練され、
前記1つ以上のニューラルネットワークは、前記履歴上の受信されたデジタルメディアの各それぞれのデジタルメディアからの特徴を前記ラベル付けされた製品識別子のそれぞれの製品識別子に相関させることを学習する、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記デジタルメディアから識別された前記オブジェクトの正確度に関して前記ユーザからフィードバックを受信することと、
前記受信されたフィードバックに基づいて前記1つ以上のニューラルネットワークを改善することと
を更に備える、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記ユーザが前記対象アイテムのうちあるアイテムのロケーションに接近するときに、アラートを前記ユーザのデバイスに送信することを更に備える、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
[0001]ソーシャルメディアプラットフォームは、製品を宣伝及び広告するためにますます普及してきている。これらの目的のために設計されたソーシャルメディア投稿は、宣伝されている製品の異なる視点を表示するために、画像、映像、及びモーショングラフィックスなどの多様な視覚メディアを含むことが多い。これらの投稿は主に、デジタル広告としての役割を果たすが、一部の投稿は、電子商取引機能と統合され、統合された投稿は、それを見た者がオンライン表示された製品を直接購入することを可能にする。そのような電子商取引オプションが起動されると、例えば、自動購入ウィンドウが映像の終了時にポップアップし得、そのウィンドウは、それを見た者に、取り上げられたアイテムを購入するように案内する。このシステムは、顧客がワンクリックで自身の購入を完了することができるようにオンライン取引を合理化する。それにもかかわらず、オンラインショッピングの利便性をよそに、顧客が製品に物理的に触れて調べること、店員からすぐに支援を受けること、及び追加の送料なしに製品を購入することを可能にする、オフラインショッピングによって供給される具体的な利益を、多くの顧客が依然として高く評価している。そのような選好は、顧客を、オンラインで製品を見た後に実店舗に向かわせることが多い。これらの顧客は、オンライン投稿を見た後に、実店舗まで出向き、宣伝されている製品又は店舗内の何か類似の物を見つけようとし得る。
続きを表示(約 4,700 文字)
【図面の簡単な説明】
【0002】
[0002]本開示の実施形態が実装され得る実例的な環境を図示する。
[0003]本開示のいくつかの実施形態による、アイテム認識及びガイダンスルート生成のためのワークフローの例を図示する。
[0004]本開示のいくつかの実施形態による、メディアデータ処理及び在庫検索のための実例的な方法を図示する。
[0005]本開示のいくつかの実施形態による、類似度照合のための実例的な方法を図示する。
[0006]本開示のいくつかの実施形態による、アラート生成のための実例的な方法を図示する。
[0007]本開示のいくつかの実施形態による、デジタルメディア中で取り上げられたオブジェクトに類似する店内アイテムを識別し、対応するガイダンスルートを生成するための実例的な方法を図示するフロー図である。
[0008]本開示のいくつかの実施形態による、アイテム認識及びガイダンスルート生成のための実例的なコンピューティングデバイスを図示する。
【発明を実施するための形態】
【0003】
[0009]理解を容易にするために、同一の参照番号が、可能な場合、図面に共通である同一の要素を指定するために使用されている。一実施形態において開示される要素は、記載がなくても他の実施形態で有益に使用され得ることが企図される。
【0004】
[0010]ソーシャルメディア及び他のオンラインプラットフォームは、製品宣伝のための強力なツールとなっており、デジタル投稿から直接のオンラインショッピングを容易にするために電子商取引機能を統合することが多い。しかしながら、オフラインショッピングを好む顧客の場合、特に顧客がソーシャルメディア上で宣伝されている製品を見て、それらを実店舗で購入することを望むときに、課題が生じる。これは、顧客がオンライン投稿で見たアイテムを素早く識別し、次いで、実店舗内でこれらの宣伝されている製品を位置特定するための合理化された機構を、現在の小売店のセットアップが典型的に欠いていることによる。オンラインでの発見とオフラインでの購入との間のギャップは、準最適な消費者体験につながり、小売業者のとっての販売機会を潜在的に低減する。
【0005】
[0011]本開示の実施形態は、オンラインでの製品発見と店内での体験とを統合することによって小売店でのショッピング体験を向上させるための方法及び技法を提供する。いくつかの実施形態では、開示される技法は、様々な形態のデジタルメディア(例えば、ソーシャルメディア投稿内の画像又は映像)で示された製品を抽出及び識別することと、類似又は一致する製品について店舗の在庫を検索することと、店舗内のこれらの識別された類似又は一致する製品のロケーションまで顧客を導くガイダンスルートを生成することとを含む。本明細書で使用される場合、「デジタルメディア」は、潜在的な消費者にアイテム又は製品を表示する画像、映像、3次元モデル、モーショングラフィックス、又は任意の他の形態の視覚表現を指し得る。本明細書で使用される場合、「店内在庫」は、アイテムが購入されることができる店舗の物理的な敷地又は他の物理的ロケーション内での購入のために入手可能なアイテムの一群を指し得る。いくつかの実施形態では、店内在庫は、入手可能なアイテムのカタログを、それらのカテゴリ、サイズ、量、及び他の関連する情報と共に含み得る。いくつかの実施形態では、店内在庫は、店舗内に設置されたカメラを使用して少なくとも部分的に決定され得る。これらの店内カメラは、店舗において入手可能な製品の視覚データを捕捉し得る。視覚データは、次いで、製品、並びにサイズ、色、及び量などのそれらの関連する属性を認識するように高度なAIベースのアルゴリズムによって処理され得、それらは、更なるアイテム照合及び検索のために使用されることができる。
【0006】
[0012]図1は、本開示の実施形態が実装され得る実例的な環境100を図示する。例示されている例では、環境100は、1つ以上のサーバ110、デジタルライブラリ115、データベース125、1つ以上の店内カメラ130、1つ以上の店内デバイス135、及び1つ以上のエンドユーザデバイス140を含む。いくつかの実施形態では、例示されているデバイスのうちの1つ以上は、物理的デバイス又はシステムであり得る。他の実施形態では、例示されているデバイスのうちの1つ以上は、仮想デバイスを使用して、及び/又はいくつかのデバイスにわたって実装され得る。
【0007】
[0013]例示されている例では、1つ以上のサーバ110、デジタルライブラリ115、データベース125、1つ以上の店内カメラ130、1つ以上の店内デバイス135、及び1つ以上のエンドユーザデバイス140は、互いにリモートであり、ネットワーク105を介して互いに通信可能に結合されている。即ち、1つ以上のサーバ110、デジタルライブラリ115、データベース125、1つ以上の店内カメラ、1つ以上の店内デバイス135、及び1つ以上のエンドユーザデバイス140は各々、個別のハードウェアシステムを使用し実装され得る。ネットワーク105は、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット、イントラネット、又は利用可能であり得る適した通信媒体の任意の組み合わせを含み得るか、又はそれらに対応し得、ワイヤード、ワイヤレス、又はワイヤードリンクとワイヤレスリンクとの組み合わせを含み得る。いくつかの実施形態では、サーバ110、データベース125、店内デバイス135、及び店内カメラ130は、互いにローカルであり得(例えば、同じローカルネットワーク及び/又は同じハードウェアシステム内にあり得)、ローカルエリアネットワーク(LAN)(ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む)、ハードウェア、ワイヤレスリンク、又はイントラネット、等などの任意の適切なローカル通信媒体を使用して互いと通信し得る。
【0008】
[0014]例示されている例では、デジタルライブラリ115は、様々なアイテムを表示、宣伝、又は描写する、オンライン投稿された複数のデジタルメディア120を備える。いくつかの実施形態では、デジタルメディア120は、画像、映像、モーショングラフィックス、3次元(3D)モデル、及びアニメーションを含むが、それらに限定されない、多様なデータのフォーマットを含み得る。いくつかの実施形態では、デジタルメディア120は、製品の設計、機能性、及び有用性に関する詳細を提供する視覚表現としての役割を果たし得る。いくつかの実施形態では、デジタルメディア120は、製品に関する追加の文脈又は明瞭性を提供するために、テキストデータ(例えば、見出し、製品説明、及び顧客レビュー)を更に備え得る。いくつかの実施形態では、エンドユーザ150(いくつかの実施形態では、顧客とも呼ばれ得る)は、エンドユーザデバイス140を介して、デジタルライブラリに対して、アクセス、編集、ダウンロード、及び/又はデジタルメディア120をアップロードし得る。いくつかの実施形態では、デジタルライブラリ115は、静的リポジトリであり得る。いくつかの実施形態では、デジタルライブラリ115は、様々な要因に基づいて更新する動的プラットフォームとして機能し得る。例えば、ライブラリ115は、ユーザの選好又は最新のトレンドを反映するために、コンテンツ(例えば、デジタルメディアを含むユーザ生成されたソーシャルメディア投稿)で継続的に更新され得る。いくつかの実施形態では、いくつかの高度な検索機能性が、デジタルライブラリ115に統合され得る。AIベースのモデルを活用するこれらの検索機能は、ユーザの意図及び選好を理解するためにクエリを効率的に処理し得る。この理解に基づいて、将来の検索が予測され得る。いくつかの実施形態では、デジタルライブラリ115は、推奨システムとインタフェースして、ユーザの閲覧傾向、選好、又は購入履歴に基づいて、カスタマイズされたコンテンツをユーザデバイス140にプッシュし得る。いくつかの態様では、デジタルライブラリ115は、1つ以上のソーシャルメディアプラットフォームに対応する。
【0009】
[0015]例示されている例では、エンドユーザ150(いくつかの実施形態では、顧客とも呼ばれ得る)は、自身のデバイス140上で直接デジタルメディア120をストリーミングし、見て、編集し、アップロードし、及び/又はダウンロードすることができる。いくつかの実施形態では、エンドユーザ又は顧客150が店舗などの業者ロケーションに入ると、彼らは、自身の個人用デバイス140上に表示されたデジタルメディア120を店内デバイス135(例えば、キオスク端末)にスキャンし得る。本明細書で使用される場合、「スキャン」は、ユーザのデバイス上に表示されたメディア(例えば、画像又は映像)を直接捕捉又は記録するプロセスを指し得る。これを達成するために、店内デバイス135は、ユーザのデバイス140上に表示されたコンテンツの画像又は映像を撮影することができる高解像度カメラ155を設置され得る。
【0010】
[0016]例えば、エンドユーザ150は、興味のあるアイテム(複数可)が自身のデバイス140上で見ることができるか又は表示されることを確実にし得る(例えば、映像の関連するセクションを再生するか、正しい時点で映像を一時停止するか、又はアイテム(複数可)の画像を出力する)。エンドユーザ150は、次いで、ユーザデバイス140上に表示されているコンテンツの画像(複数可)又は映像を捕捉するために、カメラ155が表面の背後又は真下に位置付けられている透き通った(例えば、ガラス)表面上に又は表面に対して自身のユーザデバイス140を配置し得る。スキャンされると、店内デバイス135は、更なる処理及び分析(例えば、アイテム認識、アイテム照合、及びガイダンスルート生成)のために、捕捉されたデジタルコンテンツ(例えば、画像又は映像)をサーバ(複数可)110にフォワーディングし得る。店内デバイス135を介してスキャンすることに加えて、又はその代わりに、いくつかの他の方法が、デジタルメディア120を店内デバイス135に送信するために使用され得る。例えば、店内デバイス135は、近距離無線通信(NFC)、Bluetooth(登録商標)、及び/又はWi-Fi Direct送信をサポートするように構成され得、それらを通して、ユーザは、デジタルメディア(又はデジタルライブラリ115などの、ソーシャルメディアプラットフォーム中のメディアへのリンク)を店内デバイスにワイヤレスに送信し得る。いくつかの実施形態では、店内デバイス135は、ユーザデバイス140と店内デバイス135との間のメディア及び/又はリンクの直接転送を容易にするための、UCB-Cなどのいくつかの直接ワイヤードポートを含み得る。
(【0011】以降は省略されています)
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