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公開番号
2025107011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000690
出願日
2024-01-05
発明の名称
破断面画像解析装置、及び、破断面画像解析方法
出願人
株式会社東芝
,
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20250710BHJP(計算;計数)
要約
【課題】高精度の解析が可能な破断面画像解析装置及び破断面画像解析方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、破断面画像解析装置は、部材の破断面を含む第1画像を取得するように構成される取得部と、前記第1画像についての画像解析を実行するように構成された処理部と、を含む。前記画像解析は、第1処理と第2処理とを含む。前記第1処理は、前記破断面における複数の破壊進行方向を導出することを含む。前記複数の破壊進行方向の1つは、前記破断面に含まれる複数の位置の1つに対応する。前記第2処理は、前記複数の破壊進行方向の少なくとも一部に基づいて、前記破断面における破壊起点位置を導出することを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
部材の破断面を含む第1画像を取得するように構成される取得部と、
前記第1画像についての画像解析を実行するように構成された処理部と、
を備え、
前記画像解析は、第1処理と第2処理とを含み、
前記第1処理は、前記破断面における複数の破壊進行方向を導出することを含み、
前記複数の破壊進行方向の1つは、前記破断面に含まれる複数の位置の1つに対応し、
前記第2処理は、前記複数の破壊進行方向の少なくとも一部に基づいて、前記破断面における破壊起点位置を導出することを含む、破断面画像解析装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記処理部は、複数のモデルを含み、
第1動作において、前記処理部は、前記複数のモデルの1つを用いて前記第1処理を実施し、
第2動作において、前記処理部は、前記複数のモデルの別の1つを用いて前記第1処理を実施し、
前記複数のモデルの前記1つと、前記複数のモデルの前記別の1つと、の間で、前記破断面の破壊モード、前記部材の材料、前記部材の形状、及び、前記部材の成形条件、の少なくとも1つが異なる、請求項1に記載の破断面画像解析装置。
【請求項3】
前記第1処理は、前記複数の破壊進行方向の1つを、前記取得部が取得した前記第1画像が分けられて得られる複数のパッチ領域の1つに関して導出することを含む、請求項1に記載の破断面画像解析装置。
【請求項4】
前記第1処理は、前記複数のパッチ領域の少なくとも1つに含まれる範囲を前記第1画像の撮像の倍率に応じて変更することを含む、請求項3に記載の破断面画像解析装置。
【請求項5】
前記第1処理は、前記導出された前記複数の破壊進行方向のそれぞれに関する確信度を導出することをさらに含み、
前記第2処理は、前記複数の破壊進行方向の少なくとも1つを使わずに前記破壊起点位置を導出することを含み、前記複数の破壊進行方向の前記少なくとも1つに対応する前記確信度は、定められた基準値未満である、請求項1~4のいずれか1つに記載の破断面画像解析装置。
【請求項6】
前記第1画像は、前記破断面を撮像する撮像装置から得られ、
前記第2処理は、前記複数の破壊進行方向に関する共通する座標を用いて前記破壊起点位置を導出することを含み、
前記座標は、前記撮像装置の前記撮像時における基準座標である、請求項1に記載の破断面画像解析装置。
【請求項7】
GUIをさらに備え、
前記GUIは、第1表示動作、第2表示動作、第3表示動作、第4表示動作、第5表示動作、第6表示動作及び第7表示動作の少なくともいずれかを実施するように構成され、
前記第1表示動作において、前記GUIは、前記複数の破壊進行方向の少なくとも一部を、前記第1画像に重ねて表示し、
前記第2表示動作において、前記GUIは、前記複数の破壊進行方向の一部を、前記複数の破壊進行方向の向きに応じて、選択的に表示し、
前記第3表示動作において、前記GUIは、前記複数の破壊進行方向の一部を、前記複数のパッチ領域の単位で表示し、
前記第4表示動作において、前記GUIは、前記第1画像の全体に関する前記複数の破壊進行方向を表示し、
前記第5表示動作において、前記GUIは、平均化破壊進行方向を表示し、前記平均化破壊進行方向は、前記複数の破壊進行方向の少なくとも一部の平均化により得られ、
前記第6表示動作において、前記GUIは、前記複数のパッチ領域を画像座標系で表示し、
前記第7表示動作において、前記GUIは、前記破壊起点位置を表示する、請求項3または4に記載の破断面画像解析装置。
【請求項8】
GUIをさらに備え、
前記GUIは、第8表示動作及び第9表示動作の少なくともいずれかを実施するように構成され、
前記第8表示動作において、前記GUIは、前記複数の破壊進行方向のそれぞれに関する確信度に基づいて、前記複数の破壊進行方向の一部を選択的に表示し、
前記第9表示動作において、前記GUIは、前記破壊起点位置を導出する際に用いられた前記複数の破壊進行方向の前記一部を選択的に表示する、請求項1に記載の破断面画像解析装置。
【請求項9】
部材の破断面を含む第1画像を取得し、
処理部により前記第1画像についての画像解析を実行し、
前記画像解析は、第1処理と第2処理とを含み、
前記第1処理は、前記破断面における複数の破壊進行方向を導出することを含み、
前記複数の破壊進行方向の1つは、前記破断面に含まれる複数の位置の1つに対応し、
前記第2処理は、前記複数の破壊進行方向の少なくとも一部に基づいて、前記破断面における破壊起点位置を導出することを含む、破断面画像解析方法。
【請求項10】
前記処理部は、複数のモデルを含み、
第1動作において、前記処理部は、前記複数のモデルの1つを用いて前記第1処理を実施し、
第2動作において、前記処理部は、前記複数のモデルの別の1つを用いて前記第1処理を実施し、
前記複数のモデルの前記1つと、前記複数のモデルの前記別の1つと、の間で、前記破断面の破壊モード、前記部材の材料、前記部材の形状、及び、前記部材の成形条件、の少なくとも1つが異なる、請求項9に記載の破断面画像解析方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、破断面画像解析装置及び破断面画像解析方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、部材の破断面などの画像に基づいて部材の解析が行われる。より高い精度の解析が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6789460号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態は、高精度の解析が可能な破断面画像解析装置及び破断面画像解析方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、破断面画像解析装置は、部材の破断面を含む第1画像を取得するように構成される取得部と、前記第1画像についての画像解析を実行するように構成された処理部と、を含む。前記画像解析は、第1処理と第2処理とを含む。前記第1処理は、前記破断面における複数の破壊進行方向を導出することを含む。前記複数の破壊進行方向の1つは、前記破断面に含まれる複数の位置の1つに対応する。前記第2処理は、前記複数の破壊進行方向の少なくとも一部に基づいて、前記破断面における破壊起点位置を導出することを含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置の動作を例示するフローチャートである。
図2は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置を例示する模式図である。
図3は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置の動作の一部を例示する模式図である。
図4は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置の動作の一部を例示する模式図である。
図5(a)~図5(f)は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置の動作を例示する模式図である。
図6(a)及び図6(b)は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置の動作を例示する模式図である。
図7は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置の動作を例示するフローチャートである。
図8は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置の動作を例示する模式図である。
図9(a)及び図9(b)は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置の動作を例示する模式図である。
図10(a)及び図10(b)は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置の動作を例示する模式図である。
図11は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置の動作を例示する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置の動作を例示するフローチャートである。
図2は、第1実施形態に係る破断面画像解析装置を例示する模式図である。
図2に示すように実施形態に係る破断面画像解析装置110は、取得部75及び処理部70を含む。取得部75は、第1画像71Dを取得するように構成される。取得部75は、例えば、インタフェースなどで良い。処理部70は、第1画像71Dについての画像解析を実行するように構成される。破断面画像解析装置110は、例えば、画像処理装置で良い。
【0009】
処理部70は、例えば、電気回路で良い。処理部70は、例えば、コンピュータなどで良い。処理部70は、例えば、CPU(central processing unit)などを含んで良い。処理部70は、例えば、GPU(graphics processing unit)などを含んで良い。
【0010】
図2に示すように、破断面画像解析装置110は、GUI(Graphical User Interface)79aを含んで良い。破断面画像解析装置110は、ディスプレイ79bを含んで良い。GUI79aにより、目的とする内容がディスプレイ79bに表示されて良い。破断面画像解析装置110は、入力部79c及びストレージ79dなどを含んで良い。入力部79cは、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル及び音声入力装置などの少なくともいずれかを含んで良い。ストレージ79dは、処理に用いられるデータの一部、または、処理結果の少なくとも一部を保存可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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