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公開番号
2025105794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025071488,2021131222
出願日
2025-04-23,2021-08-11
発明の名称
取引処理システム、サーバ装置、決済装置及びプログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07G
1/00 20060101AFI20250703BHJP(チェック装置)
要約
【課題】取引の決済に必要な情報を効率よく決済装置が取得できる取引処理システムを提供する。
【解決手段】取引処理システムは、入力処理装置と複数台の決済装置とを含む。入力処理装置は、作成手段と、保存手段とを備える。作成手段は、入力されたデータを基に、取引の決済に必要な決済情報を作成する。保存手段は、決済情報を記憶部に保存する。各決済装置は、決済手段を備える。決済手段は、記憶部に決済情報が保存されており、かつ、当該決済装置が決済処理を実行し得る状態のとき、記憶部から決済情報を取得し、その決済情報を基に決済処理を実行する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
入力処理装置と複数台の決済装置とを含み、
前記入力処理装置は、
入力されたデータを基に、取引の決済に必要な決済情報を作成する作成手段と、
前記決済情報を記憶部に保存する保存手段と、
を具備し、
前記各決済装置は、
前記記憶部に前記決済情報が保存されており、かつ、当該決済装置が決済処理を実行し得る状態のとき、前記記憶部から前記決済情報を取得し、その決済情報を基に決済処理を実行する決済手段、
を具備する取引処理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記各決済装置は、
前記記憶部に前記決済情報が保存されているが、当該決済装置が決済処理を実行し得る状態でないとき、前記記憶部から前記決済情報を取得し、その決済情報を他の決済装置に送信する送信手段、
をさらに具備する請求項1記載の取引処理システム。
【請求項3】
前記各決済装置のうち、1台はマスタ機に、他はサテライト機に設定され、
前記マスタ機に設定された第1の決済装置は、前記記憶部に前記決済情報が保存されているか確認する第1の確認手段、
を具備し、
前記第1の確認手段により、前記記憶部に前記決済情報が保存されており、かつ、当該決済装置が決済処理を実行し得る状態のとき、前記記憶部から前記決済情報を取得し、その決済情報を基に決済処理を実行し、
前記記憶部に前記決済情報が保存されているが、当該決済装置が決済処理を実行し得る状態でないとき、前記記憶部から前記決済情報を取得し、その決済情報を前記サテライト機に設定された第2の決済装置に送信する、請求項2記載の取引処理システム。
【請求項4】
前記マスタ機に設定された第1の決済装置は、
前記サテライト機に設定された第2の決済装置が前記決済処理を実行し得る状態であるか確認する第2の確認手段、
をさらに具備し、
当該マスタ機に設定された第1の決済装置と前記サテライト機に設定された第2の決済装置とが全て前記決済処理を実行し得る状態でない場合には、前記記憶部から前記決済情報を取得しない、請求項3記載の取引処理システム。
【請求項5】
前記マスタ機に設定された第1の決済装置は、
当該マスタ機に設定された第1の決済装置と前記サテライト機に設定された第2の決済装置とが全て前記決済処理を実行し得る状態でない場合に、前記入力処理装置に決済処理を実行できない旨を通知する通知手段、
をさらに具備する請求項4記載の取引処理システム。
【請求項6】
前記マスタ機に設定された第1の決済装置と前記サテライト機に設定された第2の決済装置は、それぞれ、
自装置が稼働していることを示す稼働情報を周期的に記録する記録手段、
を備え、
前記サテライト機に設定された第2の決済装置は、前記マスタ機に設定された第1の決済装置による前記稼働情報の記録が途絶えた場合に、前記記憶部に前記決済情報が保存されているか確認し、前記記憶部に前記決済情報が保存されており、かつ、当該第2の決済装置が決済処理を実行し得る状態のとき、前記記憶部から前記決済情報を取得し、その決済情報を基に決済処理を実行する、請求項3乃至5のうちいずれか一に記載の取引処理システム。
【請求項7】
記憶部に決済情報が保存されており、かつ、決済処理を実行し得る状態のとき、前記記憶部から前記決済情報を取得し、その決済情報を基に決済処理を実行する複数台の決済装置と取引処理システムを構成する入力処理装置であって、
入力されたデータを基に、取引の決済に必要な決済情報を作成する作成手段と、
前記決済情報を前記記憶部に保存する保存手段と、
を具備する入力処理装置。
【請求項8】
入力されたデータを基に、取引の決済に必要な決済情報を作成し、その決済情報を記憶部に保存する入力処理装置と取引処理システムを構成する決済装置であって、
前記記憶部に前記決済情報が保存されているか確認する第1の確認手段と、
前記記憶部に前記決済情報が保存されており、かつ、当該決済装置が決済処理を実行し得る状態のとき、前記記憶部から前記決済情報を取得し、その決済情報を基に決済処理を実行する決済手段と、
を具備する決済装置。
【請求項9】
前記記憶部に前記決済情報が保存されているが、当該決済装置が決済処理を実行し得る状態でないとき、前記記憶部から前記決済情報を取得し、その決済情報を他の決済装置に送信する送信手段、
をさらに具備する請求項8記載の決済装置。
【請求項10】
記憶部に決済情報が保存されており、かつ、決済処理を実行し得る状態のとき、前記記憶部から前記決済情報を取得し、その決済情報を基に決済処理を実行する複数台の決済装置と取引処理システムを構成する入力処理装置のコンピュータを、
入力されたデータを基に、取引の決済に必要な決済情報を作成する作成手段、及び、 前記決済情報を前記記憶部に保存する保存手段、
として機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、取引処理システム、及び、そのシステムに用いられる入力処理装置及び決済装置と、入力処理装置及び決済装置の各プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、量販店向けの取引処理システムとして、セミセルフタイプの取引処理システムが知られている。この種の取引処理システムは、取引毎にその取引で売買される商品のデータを入力し登録処理する入力処理装置と、この入力処理装置で登録処理されたデータを基に取引の決済を処理する決済装置とを分離する。そして、店員が入力処理装置を操作し、客が決済装置を操作するように配置する。
【0003】
セミセルフタイプの取引処理システムは、商品のデータ入力操作を店員が行うため、客が自身で入力操作を行うフルセルフタイプの取引処理システムよりもデータ入力に要する時間が短縮される。その一方で、客が決済装置を操作するため、操作に不慣れな客が決済に手間取ることが想定される。そこで一般に、セミセルフタイプの取引処理システムは、1台の入力処理装置に対して決済装置を2台以上備える。そして、入力処理装置から取引の決済に必要な情報をいずれかの決済装置に送信して、取引を決済できるようにしている。
【0004】
しかしながら、入力処理装置が取引の決済に必要な情報を決済装置に送信したが、その決済装置が例えばビジィ状態にあるため決済処理を行えない場合、情報の送信が無駄になる懸念がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-242839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、取引の決済に必要な情報を効率よく決済装置が取得できる取引処理システム、及び、そのシステムに用いられる入力処理装置及び決済装置と、入力処理装置及び決済装置の各プログラムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態において、取引処理システムは、入力処理装置と複数台の決済装置とを含む。入力処理装置は、作成手段と、保存手段とを備える。作成手段は、入力されたデータを基に、取引の決済に必要な決済情報を作成する。保存手段は、決済情報を記憶部に保存する。各決済装置は、決済手段を備える。決済手段は、記憶部に決済情報が保存されており、かつ、当該決済装置が決済処理を実行し得る状態のとき、記憶部から決済情報を取得し、その決済情報を基に決済処理を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る取引処理システムの概略構成を示す模式図である。
図2は、登録機の要部回路構成を示すブロック図である。
図3は、記憶部の構成を示す模式図である。
図4は、決済情報の主要なデータ構造を示す模式図である。
図5は、会計機の要部回路構成を示すブロック図である。
図6は、登録機のプロセッサが登録プログラムに従って実行する第1の情報処理の手順を示す流れ図である。
図7は、会計機のプロセッサが決済プログラムに従って実行する第2の情報処理の手順を示す流れ図である。
図8は、図7に示すマスタ処理の具体的な手順を示す流れ図である。
図9は、図7に示すマスタ処理の具体的な要部手順を示す流れ図である。
図10は、図7に示すサテライト処理の具体的な手順を示す流れ図である。
図11は、登録機のタッチパネルに表示される登録画面の一例である。
図12は、登録機のタッチパネルに表示される小計画面の一例である。
図13は、会計機のタッチパネルに表示される支払方法選択画面の一例である。
図14は、会計機のタッチパネルに表示される決済画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、セミセルフタイプの取引処理システムに係る実施形態について、図面を用いて説明する。
前述したように、セミセルフタイプの取引処理システムは、入力処理装置と決済装置とを含む。入力処理装置は、取引毎にその取引で売買される商品のデータを入力し、商品販売データを登録処理するための装置である。決済装置は、商品販売データ等を含む取引の決済に必要な情報を入力処理装置から取得し、その情報と代金の支払データとを基に、取引の決済を処理するための装置である。以下の実施形態では、入力処理装置を登録機と称し、決済装置を会計機と称する。
【0010】
図1は、本実施形態に係る取引処理システム10の概略構成を示す模式図である。取引処理システム10は、登録機11と、会計機12と、サーバ13と、これらを接続するネットワーク14と、を含む。ネットワーク14の種類は特に限定されないが、一般的には有線又は無線のLAN(local area network)が適用される。
(【0011】以降は省略されています)
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