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公開番号2025107573
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-18
出願番号2025001844
出願日2025-01-06
発明の名称偏光板および立体画像表示装置
出願人三星エスディアイ株式会社,SAMSUNG SDI Co., LTD.
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類G02B 5/30 20060101AFI20250711BHJP(光学)
要約【課題】立体画像表示装置に適用する際、波長による光の出力程度が同様になるためユーザーが波長によって同じ光の出力を認識するようになり、視認側において視野角内のエッジ(edge)部に発生する光漏れを解消し、高い解像力と広い視野角を提供する偏光板および立体画像表示装置を提供する。
【解決手段】偏光子および前記偏光子の少なくとも一面に積層された第1逆波長分散性位相差層およびポジティブC位相差層の積層体を含み、前記積層体は、波長450nmにおける二軸性の程度が0.1以上0.5以下、波長550nmにおける二軸性の程度が0.2以上0.6以下、波長650nmにおける二軸性の程度が0.3以上0.7以下である、偏光板およびそれを含む立体画像表示装置が提供される。
特許請求の範囲【請求項1】
偏光子および前記偏光子の少なくとも一面に積層された第1逆波長分散性位相差層およびポジティブC位相差層の積層体を含み、
前記積層体は、波長450nmにおける二軸性の程度が0.1以上0.5以下、波長550nmにおける二軸性の程度が0.2以上0.6以下、波長650nmにおける二軸性の程度が0.3以上0.7以下である、偏光板。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記第1逆波長分散性位相差層は、前記偏光子と前記ポジティブC層間に位置する、請求項1に記載の偏光板。
【請求項3】
前記積層体は、波長550nmにおいて、面内位相差が130nm以上150nm以下、厚さ方向位相差が-55nm以上5nm以下である、請求項1に記載の偏光板。
【請求項4】
前記第1逆波長分散性位相差層は、波長550nmにおいて、面内位相差が135nm以上145nm以下、厚さ方向位相差が50nm以上70nm以下である、請求項1に記載の偏光板。
【請求項5】
前記ポジティブC位相差層は、長波長分散性である、請求項1に記載の偏光板。
【請求項6】
前記偏光子は、直交透過率が0.2%以下である、請求項1に記載の偏光板。
【請求項7】
前記偏光子の少なくとも一面に樹脂層が積層された、請求項1に記載の偏光板。
【請求項8】
前記偏光子の少なくとも一面に樹脂層と光学フィルムの積層体が積層された、請求項1に記載の偏光板。
【請求項9】
前記偏光板は、第2逆波長分散性位相差層をさらに含む、請求項1に記載の偏光板。
【請求項10】
前記偏光子の一面に前記第1逆波長分散性位相差層が配置され、前記偏光子の別の一面に前記第2逆波長分散性位相差層が配置される、請求項9に記載の偏光板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
偏光板および立体画像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、単純に平面上の画面を見せる表示装置からさらに進んで、立体映像を見せる立体画像表示装置が脚光を浴びている。
【0003】
立体画像表示装置は、パンケーキレンズを使用する方式が知られている。しかし、これにより提供される立体画像は、解像力を高めるのに限界があった。ここで解像力は、上記装置の画面内で明るい領域と暗い領域間の明暗比の差を意味する。また、立体画像表示装置は、側面における視野角を広くすることが望ましい。
【0004】
本発明の背景技術は、韓国公開特許第10-2013-0103595号等に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
韓国公開特許第10-2013-0103595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
立体画像表示装置に適用する際、波長別の光の出力の程度が同一となるためユーザーが波長別の光の出力を同一と認識するようにし、視認側において視野角内のエッジ(edge)部に発生する光漏れを解消し、高い解像力と広い視野角を提供する偏光板および立体画像表示装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態によると、偏光板は、偏光子および偏光子の少なくとも一面に積層された第1逆波長分散性位相差層およびポジティブC位相差層の積層体を含み、積層体は、波長450nmにおける二軸性の程度が0.1以上0.5以下、波長550nmにおける二軸性の程度が0.2以上0.6以下、波長650nmにおける二軸性の程度が0.3以上0.7以下である。
【0008】
一実施形態によると、立体画像表示装置は、発光素子を有するディスプレイ部、第1偏光板およびパンケーキレンズアセンブリを少なくとも備え、第1偏光板は偏光板を含む。
【発明の効果】
【0009】
偏光板は、立体画像表示装置に適用する際、波長別の光の出力の程度が同一となるためユーザーが波長別の光の出力を同一と認識するようになり、視認側において視野角内のエッジ部に発生する光漏れを解消し、高い解像力と広い視野角を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態の偏光板中の軸間の関係を示した説明図である。
一実施形態にかかる偏光板の断面図である。
別の実施形態にかかる偏光板の断面図である。
また別の実施形態にかかる偏光板の断面図である。
一実施形態の立体画像表示装置の概念図である。
一実施形態の第1偏光板、アセンブリ中の位相差フィルム間の軸関係を示した説明図である。
別の実施形態の立体画像表示装置の概念図である。
別の実施形態の第1偏光板、アセンブリ中の位相差フィルムおよび第3偏光子間の軸関係を示した説明図である。
一実施形態の第2偏光板の断面図である。
また別の実施形態の立体画像表示装置の概念図である。
また別の実施形態の第1偏光板、第2偏光板およびアセンブリ中の位相差フィルム間の軸関係を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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