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公開番号2025104582
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222486
出願日2023-12-28
発明の名称通信ユニット、時刻復旧方法及び、プログラム
出願人NECプラットフォームズ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 41/0668 20220101AFI20250703BHJP(電気通信技術)
要約【課題】停電時に時計機能をバックアップする電源を必要とせずに、長時間停電しても、時計機能の時刻の復旧を可能とすることに貢献する、通信ユニットを提供する。
【解決手段】通信ユニットは、第1の電源系統とネットワークに接続され、制御部と時刻管理部を含み、制御部は、第1の電源系統が停電から復旧した後に、ネットワークを介して接続する、第1の電源系統とは別の電源系統に接続されている、他の通信ユニットの優先順位を設定し、第1の電源系統が停電から復旧した後に、優先順位に従って、ネットワークを介して、他の通信ユニットから現在時刻情報を受信し、時刻管理部が、現在時刻情報に従って、計時を行う時刻の復旧を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の電源系統とネットワークに接続され、制御部と時刻管理部を含み、
前記制御部は、
前記第1の電源系統が停電から復旧した後に、前記ネットワークを介して接続する、前記第1の電源系統とは別の電源系統に接続されている、他の通信ユニットの優先順位を設定し、
前記第1の電源系統が停電から復旧した後に、前記優先順位に従って、前記ネットワークを介して、前記他の通信ユニットから現在時刻情報を受信し、
前記時刻管理部が、
前記現在時刻情報に従って、計時を行う時刻の復旧を行う、
通信ユニット。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記第1の電源系統の前記停電の開始後に、前記他の通信ユニットへ停電通知を送信し、
前記第1の電源系統が停電から復旧した後に、前記停電通知を送信した、前記他の通信ユニットから、前記現在時刻情報を受信する、
請求項1に記載の通信ユニット。
【請求項3】
前記優先順位は、前記他の通信ユニットの電界強度の強さに従って設定する、請求項1又は2に記載の通信ユニット。
【請求項4】
前記ネットワークは、アドホックネットワークである、請求項3に記載の通信ユニット。
【請求項5】
前記通信ユニット及び前記他の通信ユニットは、スマートメータである、請求項4に記載の通信ユニット。
【請求項6】
第1の電源系統とネットワークに接続される、
通信ユニットが、
前記第1の電源系統が停電から復旧した後に、前記ネットワークを介して接続する、前記第1の電源系統とは別の電源系統に接続されている、他の通信ユニットの優先順位を設定し、
前記第1の電源系統が停電から復旧した後に、前記優先順位に従って、前記ネットワークを介して、前記他の通信ユニットから現在時刻情報を受信し、
前記現在時刻情報に従って、計時を行う時刻の復旧を行う、
時刻復旧方法。
【請求項7】
前記第1の電源系統の前記停電の開始後に、前記他の通信ユニットへ停電通知を送信し、
前記第1の電源系統が停電から復旧した後に、前記停電通知を送信した、前記他の通信ユニットから、前記現在時刻情報を受信する、
請求項6に記載の時刻復旧方法。
【請求項8】
前記優先順位は、前記他の通信ユニットの電界強度の強さに従って設定する、請求項6又は7に記載の時刻復旧方法。
【請求項9】
コンピュータに、請求項6又は7に記載の時刻復旧方法を実行させる、プログラム。
【請求項10】
コンピュータに、請求項8に記載の時刻復旧方法を実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信ユニット、時刻復旧方法及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
接続の優先順位に基づいて無線接続を行う無線通信システムに関しては、以下のような文献が挙げられる。
【0003】
特許文献1は、中継局が無線端末からの接続要求を受けた場合は、接続の優先順位が最も高い親局候補を最適親局として決定し、最適親局に対する無線接続を行う、無線通信システムに関するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
再公表特許第2013/061986号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以下の分析は、本発明者によって与えられたものである。
【0006】
アドホックネットワーク用の通信ユニット(一例として、電力・ガス検針用スマートメータ)においては、時計機能としてRTC(Real Time Clock)用回路を具備している。このような通信ユニットへ電力を供給する電源が停電した時の時計機能による計時を継続するために、RTC用回路の電源を電気二重層コンデンサによってバックアップして、停電が復旧した後に、RTC用回路により、現在時刻を連続して計時できるようにしている。
【0007】
電気二重層コンデンサによるRTC回路の電源のバックアップでは、電気二重層コンデンサの容量によりバックアップできる時間が限られてしまい、長期間の停電が発生した場合には、時計機能を保持することができない。この結果、長期間の停電から復旧した後に、時刻が初期化されてしまい、時刻を復旧することができない。
【0008】
また、バックアップ用の電気二重層コンデンサを具備することにより、通信ユニットの原価が増加し、および通信ユニット内のプリント基板における部品実装面積が増加することとなる。従って、RTC用回路の電源のバックアップ用の電気二重層コンデンサを用いない、停電が復旧した場合の時刻復旧方法が必要とされている。
【0009】
本発明は、停電時に時計機能をバックアップする電源を必要とせずに、長時間停電しても、時計機能の時刻の復旧を可能とすることに貢献する、通信ユニット、時刻復旧方法及び、プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の視点によれば、第1の電源系統とネットワークに接続され、制御部と時刻管理部を含み、
前記制御部は、
前記第1の電源系統が停電から復旧した後に、前記ネットワークを介して接続する、前記第1の電源系統とは別の電源系統に接続されている、他の通信ユニットの優先順位を設定し、
前記第1の電源系統が停電から復旧した後に、前記優先順位に従って、前記ネットワークを介して、前記他の通信ユニットから現在時刻情報を受信し、
前記時刻管理部が、
前記現在時刻情報に従って、計時を行う時刻の復旧を行う、
通信ユニットを、提供できる。
(【0011】以降は省略されています)

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