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公開番号2025104318
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2024228094
出願日2024-12-25
発明の名称表示装置
出願人エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
代理人園田・小林弁理士法人
主分類G09F 9/30 20060101AFI20250702BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】外部から侵入する水分および水素などの異物の進入を防止または遅延させて、表示パネル内部の金属配線などが腐食したり損傷する不良を防止する。
【解決手段】表示領域、非表示領域、ベンディング領域を含む基板を含み、前記基板上に配置される接着層と、前記表示領域で前記接着層上に配置される画素駆動回路と、前記接着層上に配置され、画素駆動回路の側面を覆うバッファ層と、前記非表示領域上で前記表示領域を取り囲むように配置された第1保護パターンと、前記バッファ層および前記画素駆動回路上に配置された第1無機膜と、前記表示領域、第1保護パターンおよび非表示領域上に配置された第2無機膜とを含み、前記第1無機膜および前記第2無機膜は、前記第1保護パターン内で重なる表示装置を開示する。
【選択図】図12A
特許請求の範囲【請求項1】
表示領域、非表示領域、およびベンディング領域を含む基板と、
前記基板上に配置された接着層と、
前記表示領域で前記接着層上に配置された画素駆動回路と、
前記接着層上に配置され、前記画素駆動回路を覆うバッファ層と、
前記非表示領域で前記表示領域を取り囲むように配置された第2保護パターンと、
前記画素駆動回路上に配置された第1無機膜と、

記第2保護パターン上ならびに前記表示領域および前記非表示領域に配置された第2無機膜とを含み、
前記第1無機膜と前記第2無機膜とは、前記第2保護パターンと重なる領域において重なっている、表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1無機膜は、前記第2保護パターンと重なった前記領域までのみ延びた、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記接着層の上、かつ前記第1無機膜の下に配置された保護層であって、前記画素駆動回路の側面の少なくとも一部分または全体を覆う保護層と、
前記バッファ層上に配置された複数の絶縁層と、
前記複数の絶縁層上に配置されたバンクパターンと、
前記バンクパターン上に配置された複数の発光素子と、
前記複数の絶縁層のうち少なくとも1つの上に配置され、前記複数の発光素子および前記バンクパターンを覆う第1-1光学層と、
前記第1-1光学層と同一層に配置されかつ前記第1-1光学層の側面を取り囲むように配置された第2光学層とをさらに含む、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記バンクパターンと同一層に形成された外郭バンクパターンと、
前記外郭バンクパターンを覆うように配置された外郭光学層とをさらに含み、
前記外郭光学層上には前記第2無機膜が配置され、
前記外郭バンクパターンは、前記第2保護パターンよりも前記表示領域から遠くに配置されている、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記複数の絶縁層上にそれぞれ配置された複数の連結配線と、
前記ベンディング領域から前記表示領域まで延びるように前記保護層上に配置された第3連結配線とをさらに含み、
前記第3連結配線の表面は、前記第2保護パターンと重なる領域で前記第1無機膜および前記第2無機膜と重なっている、請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第2保護パターンは、前記複数の絶縁層および前記第2光学層を除去して形成された、請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第2保護パターン内の傾斜面に配置された前記第2無機膜は、同一の角度を有する、請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記第2保護パターン内の傾斜面に配置された前記第2無機膜は、前記複数の絶縁層の最上面で平坦な面を有する、請求項6に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第2保護パターン内の傾斜面に配置された前記第2無機膜は、前記複数の絶縁層それぞれの上面で平坦な面を有する、請求項6に記載の表示装置。
【請求項10】
前記バンクパターン上に配置される第1電極と、
前記第1電極上に配置される第1金属層と、
前記第1金属層上に配置される半田パターンと、
前記複数の発光素子のうち1つの上に配置される第2電極とを含み、
前記複数の発光素子のうち前記1つの、前記半田パターン上に配置される、請求項7に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無機発光ダイオードを光源とする表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
エレクトロルミネッセンス表示装置は、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode、OLED)が配置された有機発光表示装置と、無機発光ダイオード(Light Emitting Diode:以下、「LED」という)が配置された無機発光表示装置(以下、「LED表示装置」という)とを含む。
【0003】
エレクトロルミネッセンス表示装置は、自発光素子を用いて画像を表示するため、別の光源、例えば、バックライトユニット(Backlight unit)を必要としないため、薄くて多様な形態で実現可能である。
【0004】
有機発光表示装置は、水分と酸素の侵入による有機発光層と電極との間の酸化現象が発生しうるため、酸素と水分の侵入を防止するための設計が必要である。
【0005】
最近、無機発光表示装置の一例として、マイクロLEDが画素に配置されたマイクロLED表示装置が次世代表示装置として注目されている。マイクロLEDは、大きさが100μm以下の無機LEDであってもよい。マイクロLEDは別の半導体工程で作製され、表示装置の表示パネル用基板上で画素位置に転写(transfer)されてカラーごとに副画素(Sub-pixel)それぞれに配置されてもよい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
絶縁層および光学層は有機物質で構成され、表示パネルの外部に存在する水分および水素などの異物が表示パネル内に侵入することを防止しにくくて、画素駆動回路および金属配線などの駆動不良が起こることがある。また、表示パネルに絶縁層または光学層を配置する時、非表示領域に配置された絶縁層および光学層が表示パネルの外部へ流れ落ちる不良が発生することがある。
【0007】
本発明は、第1保護パターン、第2保護パターン、第1無機膜、第2無機膜を配置して、外部から侵入する水分および水素などの異物の進入を防止または遅延させて、表示パネル内部の金属配線などが腐食したり損傷する不良を防止することができる。また、外郭光学層と外郭バンクパターンとを配置することにより、非表示領域に配置された第2光学層および第2無機膜の厚さが表示領域のそれと同一であるか、近似する数値を有することができ、第2光学層などの有機層が工程上の問題で表示パネルの非表示領域の外へ流れ落ちる不良を防止することができる。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は以上に言及された課題に限らず、ここで言及されていない他の課題は以下の記載から当業者に明確に理解されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題は、表示領域、非表示領域、およびベンディング領域を含む基板を含み、前記基板上に配置された接着層と、前記表示領域で前記接着層上に配置された画素駆動回路と、前記接着層上に配置され、画素駆動回路を覆うバッファ層と、前記非表示領域上で前記表示領域を取り囲むように配置された第2保護パターンと、前記画素駆動回路上に配置された第1無機膜と、前記表示領域、第2保護パターンおよび非表示領域上に配置された第2無機膜とを含み、前記第1無機膜と前記第2無機膜とは、前記第2保護パターンと重なる領域において重なっている、表示装置によって達成することができる。
【0010】
本発明によれば、第1保護パターン、第2保護パターン、第1無機膜、第2無機膜を配置して、外部から侵入する水分および水素などの異物の進入を防止または遅延させて、表示パネル内部の金属配線などが腐食したり損傷する不良を防止することができる。また、外郭光学層と外郭バンクパターンとを配置することにより、非表示領域に配置された第2光学層および第2無機膜の厚さが表示領域のそれと同一であるか、近似する数値を有することができ、第2光学層などの有機層が工程上の問題で表示パネルの非表示領域の外へ流れ落ちる不良を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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