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公開番号
2025102639
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2024166726
出願日
2024-09-25
発明の名称
重合体被覆金属磁性粒子およびその製造方法
出願人
DOWAエレクトロニクス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
33/543 20060101AFI20250701BHJP(測定;試験)
要約
【課題】標的物質との結合が可能な担体物質の担持量を増やし、かつ集磁性を一定以上にする。
【解決手段】金属磁性粒子と、金属磁性粒子の表面に設けられ、シリコン酸化物から構成される被覆層と、被覆層の表面に設けられ、式(1)で表される構造単位とアクリル基またはメタクリル基を有するアルコキシシランとの重合体を含む重合体層と、を備える、重合体被覆金属磁性粒子である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
金属磁性粒子と、
前記金属磁性粒子の表面に設けられ、シリコン酸化物から構成される被覆層と、
前記被覆層の表面に設けられ、式(1)で表される構造単位とアクリル基またはメタクリル基を有するアルコキシシランとの重合体を含む重合体層と、を備える、
重合体被覆金属磁性粒子。
JPEG
2025102639000023.jpg
76
170
(式(1)中、R
1
は水素原子またはメチル基を示し、R
2
は炭素数2以上6以下の直鎖または分岐のアルキレン基を示し、R
3
は炭素数2以上6以下のアルキレン基、シクロヘキシレン基またはフェニレン基を示す。)
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記式(1)においてR
2
がエチレン基であり、R
3
がアルキレン基、フェニレン基またはシクロへキシレン基である、
請求項1に記載の重合体被覆金属磁性粒子。
【請求項3】
前記式(1)中のR
3
がフェニレン基である、
請求項2に記載の重合体被覆金属磁性粒子。
【請求項4】
前記アルコキシシランが、アクリル基またはメタクリル基と炭素数3~6のアルキレン基とを有する、
請求項1又は請求項2に記載の重合体被覆金属磁性粒子。
【請求項5】
前記アルコキシシランがアクリロキシプロピル基またはメタクリロキシプロピル基を有する、
請求項4に記載の重合体被覆金属磁性粒子。
【請求項6】
前記金属磁性粒子が鉄粒子または鉄基合金粒子である、
請求項1または2に記載の重合体被覆金属磁性粒子。
【請求項7】
飽和磁化が100Am
2
/kg以上210Am
2
/kg以下である、
請求項1または2に記載の重合体被覆金属磁性粒子。
【請求項8】
レーザー回折式粒度分布測定装置により測定した体積基準の累積50%粒子径が0.2μm~10μmである、
請求項1または2に記載の重合体被覆金属磁性粒子。
【請求項9】
C量が0.5質量%以上10質量%以下である、請求項1または2に記載の重合体被覆金属磁性粒子。
【請求項10】
C量が0.1質量%以上10質量%以下である、請求項1または2に記載の重合体被覆金属磁性粒子。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、重合体被覆金属磁性粒子およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
医療診断分野において、血液等の試料液から各種のタンパク質、核酸、細胞等の標的物を分離、採集して検査することがある。この検査方法として、例えば、所定の粒子の表面にそれぞれの標的物質に適した担体物質を担持させ、標的物質の捕捉後の粒子を回収して分析を行う方法がある。
【0003】
担体物質を担持させる粒子として、磁性を有する粒子が用いられることがある。磁性を有する粒子によれば、担体物質を担持させ、標的物質を捕捉した後、外部から磁場を与えることで、標的物質を回収することができる。
【0004】
このような磁性を有する粒子として、例えば、コアであるポリマ粒子の表面を、ナノ磁性体およびシリコン酸化物を含む被覆層と、担体物質を結合可能な重合体層とで順次被覆した磁性ポリマ粒子が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-60339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の検査用粒子には、検査精度の向上の観点から、標的物質との結合が可能な担体物質を担持できる担持量が多いことが重要である。また、検査用粒子には、飽和磁化が高く、磁場をかけたときに短時間で集まること、つまり集磁性が高いことが求められる。
【0007】
この点、上述の特許文献1の粒子では、高い担持量を実現できたとしても、コアがポリマ粒子であるため飽和磁化が低い傾向にあり、所望の集磁性を得られないことがある。
【0008】
そこで、本発明は、標的物質との結合が可能な担体物質の担持量を増やし、かつ集磁性を一定以上にする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の態様は、
金属磁性粒子と、
前記金属磁性粒子の表面に設けられ、シリコン酸化物から構成される被覆層と、
前記被覆層の表面に設けられ、式(1)で表される構造単位とアクリル基またはメタクリル基を有するアルコキシシランとの重合体を含む重合体層と、を備える、
重合体被覆金属磁性粒子。
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(式(1)中、R
1
は水素原子またはメチル基を示し、R
2
は炭素数2以上6以下の直鎖または分岐のアルキレン基を示し、R
3
は炭素数2以上6以下のアルキレン基、シクロヘキシレン基またはフェニレン基を示す。)
【0010】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、
前記式(1)においてR
2
がエチレン基であり、R
3
がアルキレン基、フェニレン基またはシクロへキシレン基である。
(【0011】以降は省略されています)
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