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公開番号
2025102266
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219606
出願日
2023-12-26
発明の名称
バブル発生器およびバブル発生器を備えた給水装置
出願人
株式会社S.K.H.
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
B01F
23/2326 20220101AFI20250701BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】液体におけるバブル含有量が多いバブル発生器の提供を目的とする。
【解決手段】バブルの微細気泡を含む気泡を液体に混合させるバブル発生器であって、発生器本体部8が上流部6と下流部7とを備え、発生器本体部8は、水2の流入口12と、加圧口13と、水2に空気14を混入し、流入口12より小径であって加圧口13と等しい径または大径の混入口22と、混入口22の下流側の水2の流出口23であって、混入口22より大径の流出口23とを備え、上流部6と下流部7との合わせ部が、混入口22へ外部の空気14を混入する気体入口を形成したバブル発生器。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
微細気泡を含むバブルを液体に混合させるバブル発生器であって、
液体が流れる方向における上流側に配置される上流部と、該上流部に対して流れ方向下流側に配置され、前記上流部と組合わされる下流部と、を備える発生器本体部を備え、
前記発生器本体部は、
液体の流入口と、
該流入口の下流側に配置され、前記流入口から流出した液体を加圧し、内径が前記流入口より小径である加圧口と、
該加圧口の下流側に配置され、前記加圧口から流出した液体に気体を混入し、内径が前記流入口より小径であって前記加圧口と等しい径または大径の混入口と、
該混入口の下流側に配置され、前記混入口から流出した液体の流出口であって、内径が前記混入口より大径の前記流出口と、を備え、
前記上流部と前記下流部との前記組合せにおける合わせ部が、前記混入口へ外部の気体を混入する気体入口を形成したことを特徴とするバブル発生器。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記気体入口に気体の流入量を調整する気体量調整手段が設けられた請求項1に記載のバブル発生器。
【請求項3】
前記気体量調整手段は、前記合わせ部における前記上流部と前記下流部との隙間を閉塞する閉塞部と、該隙間を開放する開放した開放部とを含む請求項2に記載のバブル発生器。
【請求項4】
前記混入口は、内径が上流側から下流側へ向けて小径となるテーパとされた請求項1に記載のバブル発生器。
【請求項5】
前記混入口は、内径が上流側から下流側へ向けて大径となるテーパとされた請求項1に記載のバブル発生器。
【請求項6】
請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のバブル発生器を備えた給水装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バブル発生器およびバブル発生器を備えた給水装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1にはファインバブル発生装置が開示されている。特許文献1のファインバブル発生装置1は、筒体2とフランジ3とから構成されており、筒体2とフランジ3の中心には、貫通孔4が設けられている。
【0003】
貫通孔4は、液体(特許文献1では流体)が貫通孔4の進行に従って旋回していくよう構成されている。すなわち、貫通孔4は、中央が狭くなったくびれ形状であり、両端が広がった形状とされている。つまり、貫通孔4は、液体の回転による遠心力がより大きくなって、中心部が大きく減圧されるよう、中心を狭く両端を広く形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6312768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1のファインバブル発生装置1では、貫通孔4は、液体の回転による遠心力がより大きくなって、中心部が大きく減圧されるよう、中心を狭く両端を広く形成されているものの、液体におけるバブル含有量が少ないことが指摘される。
【0006】
そこで本発明は、液体におけるバブル含有量が多いバブル発生器、およびバブル発生器を備えた給水装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、微細気泡を含むバブルを液体に混合させるバブル発生器であって、液体が流れる方向における上流側に配置される上流部と、該上流部に対して流れ方向下流側に配置され、前記上流部と組合わされる下流部と、を備える発生器本体部を備え、前記発生器本体部は、液体の流入口と、該流入口の下流側に配置され、前記流入口から流出した液体を加圧し、内径が前記流入口より小径である加圧口と、該加圧口の下流側に配置され、前記加圧口から流出した液体に気体を混入し、内径が前記流入口より小径であって前記加圧口と等しい径または大径の混入口と、該混入口の下流側に配置され、前記混入口から流出した液体の流出口であって、内径が前記混入口より大径の前記流出口と、を備え、前記上流部と前記下流部との前記組合せにおける合わせ部が、前記混入口へ外部の気体を混入する気体入口を形成したバブル発生器である。
【0008】
本発明の上記構成のバブル発生器によれば、流入口から液体が流入し、加圧口で液体が加圧されると、ベンチュリ効果により液体の流速が高められ、上流部と下流部との合わせ部に形成した気体入口から、混入口において液体に気体を混入することで、気体が微細なバブルとして多量に液体に混合されるため、流出口からの液体に対してバブルの含有量が向上する。
【0009】
本発明では、前記気体入口に気体の流入量を調整する気体量調整手段が設けられた構成とすることもできる。
【0010】
上記構成のバブル発生器によれば、気体量調整手段により液体に対する外部の気体の流入量を調整できる。
(【0011】以降は省略されています)
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