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公開番号2025102256
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219591
出願日2023-12-26
発明の名称サトウキビ収穫機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01D 45/10 20060101AFI20250701BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】サトウキビ収穫機において、回転体を支持する支持部材を、容易に正確な位置に取り付けることを可能とするサトウキビ収穫機を提供する。
【解決手段】圃場から刈り取られた作物を機体の後方に向けて搬送する搬送装置が備えられ、搬送装置は、左右の側壁22と、左右方向に沿った軸芯周りに回転可能な回転体と、回転体を回転可能に支持する軸受け機構43bと、軸受け機構43bを支持する支持部材43aと、を有し、側壁22に、位置決め孔(62L1,62L2,62R1,62R2)が設けられ、支持部材43aに、位置決め孔(62L1,62L2,62R1,62R2)に挿入可能な位置決め突起(61L1,61L2,61R1,61R2)が設けられ、位置決め突起(61L1,61L2,61R1,61R2)が、位置決め孔(62L1,62L2,62R1,62R2)に挿入される状態で、支持部材43aが側壁22に取り付けられる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
圃場から刈り取られた作物を機体の後方に向けて搬送する搬送装置が備えられ、
前記搬送装置は、
左右の側壁と、
左右方向に沿った軸芯周りに回転可能な回転体と、
前記回転体を回転可能に支持する軸受け機構と、
前記軸受け機構を支持する支持部材と、を有し、
前記側壁に、位置決め孔が設けられ、
前記支持部材に、前記位置決め孔に挿入可能な位置決め突起が設けられ、
前記位置決め突起が、前記位置決め孔に挿入される状態で、前記支持部材が前記側壁に取り付けられるサトウキビ収穫機。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記回転体は、作物を切断するチョッパである請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項3】
前記支持部材は、複数のギアを収納するギアケースである請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項4】
前記ギアケースに、フライホイールが収納されている請求項3に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項5】
前記支持部材に、前記回転体の駆動源であるモータが支持されている請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項6】
前記支持部材に、複数の前記位置決め突起が設けられ、前記側壁に、前記位置決め突起に対応した複数の前記位置決め孔が設けられている請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項7】
前記位置決め孔は、左右の前記側壁において互いに対向して同じ位置に設けられている請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項8】
圃場から刈り取られた作物を機体の後方に向けて搬送する搬送装置が備えられ、
前記搬送装置は、
左右の側壁と、
左右方向に沿った軸芯周りに回転可能な回転体と、
前記回転体に接続される状態で取り付けられるモータと、
前記モータを支持する支持部材と、を有し、
前記側壁には、工具が挿入可能な工具挿入孔が設けられ、
前記工具挿入孔に挿入された工具を用いて前記回転体又は前記支持部材を移動させることで、前記回転体と前記支持部材との位置調整ができるように構成されているサトウキビ収穫機。
【請求項9】
前記回転体に、前記モータの出力軸が挿入可能な挿入孔が設けられ、
前記支持部材に、前記出力軸が通過する通過孔が設けられ、
前記工具挿入孔に挿入された工具を用いて前記回転体又は前記支持部材を移動させることで、前記挿入孔と前記通過孔との位置調整ができるように構成されている請求項8に記載のサトウキビ収穫機。
【請求項10】
前記挿入孔は、前記出力軸とスプライン嵌合する請求項9に記載のサトウキビ収穫機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場から刈り取られた作物を機体の後方に向けて搬送する搬送装置が備えられたサトウキビ収穫機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来のサトウキビ収穫機として、例えば、特許文献1に記載されているように、圃場から刈り取られた作物を機体の後方に向けて搬送する搬送装置を備えるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-101171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなサトウキビ収穫機では、搬送装置は、左右方向に沿った軸芯周りに回転可能な上側及び下側の回転体が設けられ、回転体が作物の搬送方向に沿って間隔を開けて配置されている。
【0005】
また、サトウキビ収穫機の搬送装置では、回転体を駆動するためのモータが、それぞれの回転体に備えられるものがある。このとき、モータの出力軸が、搬送装置の側壁等に形成された孔を介して、回転体の回転軸が延びる方向に回転体に挿入される状態で、モータが回転体に取り付けられるものがある。
【0006】
このような搬送装置には、回転体を支持する軸受け機構が支持部材に支持され、さらに、支持部材が搬送装置の側壁に支持されている構成を備えるものがある。
【0007】
このような搬送装置では、製造時に、支持部材を側壁の正確な位置に取り付けないと、回転体が正常に回転しない等の不都合が生じる恐れがある。支持部材を側壁の正確な位置に取り付けるには、計測等を行う等、工数や作業時間の増加が伴うものであったため、改善の余地があった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、サトウキビ収穫機において、圃場から刈り取られた作物を機体の後方に向けて搬送する搬送装置の組み立てを容易化する手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のサトウキビ収穫機は、圃場から刈り取られた作物を機体の後方に向けて搬送する搬送装置が備えられ、前記搬送装置は、左右の側壁と、左右方向に沿った軸芯周りに回転可能な回転体と、前記回転体を回転可能に支持する軸受け機構と、前記軸受け機構を支持する支持部材と、を有し、前記側壁に、位置決め孔が設けられ、前記支持部材に、前記位置決め孔に挿入可能な位置決め突起が設けられ、前記位置決め突起が、前記位置決め孔に挿入される状態で、前記支持部材が前記側壁に取り付けられる。
【0010】
この発明によれば、軸受け機構を介して回転体を支持する支持部材を側壁に取り付けるとき、支持部材に設けられた位置決め突起を、側壁に設けられた位置決め孔に挿入する状態で取り付けるだけで、支持部材を側壁の正確な位置に取り付けることが可能となる。その結果、容易に支持部材を正確な位置に取り付けることが可能となり、搬送装置の組み立てを容易化することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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