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公開番号
2025101495
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218379
出願日
2023-12-25
発明の名称
情報処理システム
出願人
アルプスアルパイン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250630BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ディスプレイの後方にある操作受付エリアに対する操作性を確保できる「情報処理システム」を提供する。
【解決手段】操作受付エリア500をユーザに対して覆う位置に、操作受付エリア500を操作するための隙間ができるように間隔をあけて、透明ディスプレイ12で構成したディスプレイユニット1を配置する。ディスプレイユニット1と操作受付エリア500の間の空間中の手を検出し、空間中の手を検出していないときには、透明ディスプレイ12の全面に不透明な形態で画面を表示し(a1、b1、c1)、空間中の手を検出しているときには、手とその周辺にユーザから見て重なる領域を含む範囲が透明となるように透明ディスプレイ12の表示を制御する(a2、b2、c2)。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
画面の表示を行う情報処理システムであって、
ユーザの操作を受け付けるデバイスが配置されたエリアである操作受付エリアを少なくとも部分的に覆う位置に、前記操作受付エリアと間隔をあけて配置した透明ディスプレイと、
前記透明ディスプレイと前記操作受付エリアとの間の空間中にある手を検出する手検出手段と、
前記手検出手段が手を検出しているときに、前記透明ディスプレイの表示面の所定の範囲を透明エリアとして、当該透明エリアが透明となるように前記透明ディスプレイの表示を制御する表示制御手段とを有することを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1記載の情報処理システムであって、
前記手検出手段は、前記透明ディスプレイと前記操作受付エリアとの間の空間中の手の有無と当該空間中に手があるときの手の位置とを検出し、
前記表示制御手段は、前記手検出手段が手を検出していないときに、前記透明ディスプレイの表示面の全面に画面が表示され、前記手検出手段が手を検出しているときに、前記透明ディスプレイの表示面の、前記手検出手段で検出された手の位置と当該手の位置周辺にユーザから見て重なる領域を少なくとも含む範囲を前記透明エリアとして、当該透明エリアが透明となるように前記透明ディスプレイの表示を制御することを特徴とする情報処理システム。
【請求項3】
請求項2記載の情報処理システムであって、
前記表示制御手段は、前記手検出手段が手を検出しているときに、前記手検出手段が手を検出していないときに透明ディスプレイの表示面の全面に表示していた画面の、前記透明エリアに相当する部分が透明化して表示から欠落するように前記透明ディスプレイの表示を制御することを特徴とする情報処理システム。
【請求項4】
請求項2記載の情報処理システムであって、
前記表示制御手段は、前記手検出手段が手を検出したときに、前記透明ディスプレイに表示する画面の、前記透明ディスプレイの表示面の前記透明エリアを除く範囲に表示される当該透明エリアを除く範囲に収まるサイズの画面への切り替えを行うことを特徴とする情報処理システム。
【請求項5】
請求項2、3、4記載の情報処理システムであって、
前記表示制御手段は、前記透明ディスプレイの表示面の、前記検出された手の位置から求まる前記手が前記透明ディスプレイに近づいてきた方向側の部分となる範囲を前記透明エリアとして設定することを特徴とする情報処理システム。
【請求項6】
請求項5記載の情報処理システムであって、
前記表示制御手段は、少なくとも、前記手が前記透明ディスプレイの下側から近づいてきた場合に、前記透明ディスプレイの表示面の下側の部分となる範囲を前記透明エリアとして設定し、前記手が前記透明ディスプレイの左右の側部のうちの所定の側部側から近づいてきた場合に、前記透明ディスプレイの表示面の、前記所定の側部側の部分となる範囲を前記透明エリアとして設定することを特徴とする情報処理システム。
【請求項7】
請求項6記載の情報処理システムであって、
前記表示制御手段は、少なくとも、前記手が前記透明ディスプレイの4角のうちの所定の角側から近づいてきた場合に、前記透明ディスプレイの表示面の、前記所定の角側の部分となる範囲を前記透明エリアとして設定することを特徴とする情報処理システム。
【請求項8】
請求項2、3、4記載の情報処理システムであって、
前記手検出手段は、前記透明ディスプレイと重ねて配置された、前記透明ディスプレイの前記操作受付エリア側の面への手の接近と接近した手の位置を検出するホバーセンサであることを特徴とする情報処理システム。
【請求項9】
請求項1、2、3または4記載の情報処理システムであって、
前記操作受付エリアは、自動車に装備されたタッチパネル付ディスプレイのタッチ受付面の少なくとも一部を含むエリアであることを特徴とする情報処理システム。
【請求項10】
請求項1、2、3または4記載の情報処理システムであって、
前記操作受付エリアは、自動車のセンタークラスターに配置されたタッチパネル付ディスプレイのタッチ受付面の少なくとも一部と、前記センタークラスターに配置されたスイッチ群の少なくとも一部とを含むエリアであることを特徴とする情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、透明ディスプレイを備えた情報処理システムに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
透明ディスプレイを備えた情報処理システムとしては、自動車に搭載される情報処理システムであって、車載の制御装置が各種情報の表示に用いるメインディスプレイの手前のよりユーザに近い位置に、タッチパネルを備えた透明ディスプレイと、透明ディスプレイのユーザ側の面への手の接近を検出する接近検出手段とを設けた情報処理システムが知られている(たとえば、特許文献1)。
【0003】
ここで、この情報処理システムでは、通常は透明ディスプレイの全体を透明化してメインディスプレイの視認が透明ディスプレイによって妨げられないようにしつつ、接近検出手段が透明ディスプレイへの手の接近を検出したならば、透明ディスプレイに制御装置の操作受付用の操作ボタンを表示し、透明ディスプレイのタッチパネルを介した操作ボタンの操作を受け付ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-302215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
自動車の機能の追加や充実化のために、ディスプレイを備えた情報処理システムを、自動車の各種機能の操作の受け付けを行う操作受付エリアを覆うようにディスプレイを配置した形態で追加装備(アドオン)することにより、自動車の各種機能を維持しつつ、スペース上の課題やディスプレイの視認性の課題をクリアすることが考えられる。
【0006】
また、この場合において、操作受付エリアとの間に所要の間隔をあけてディスプレイを配置することにより操作受付エリアに対するユーザの操作を可能とすることが考えられる。
しかし、このようにすると、ディスプレイにより隠されてしまって視認できなくなる操作受付エリアに対する操作性が大きく劣化してしまう。
そこで、本発明は、ユーザの操作の受け付けを行う操作受付エリアを覆うように配置されたディスプレイを備えた、操作受付エリアに対する操作性を大きく損なうことのない情報処理システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題達成のために、本発明は、画面の表示を行う情報処理システムに、ユーザの操作を受け付けるデバイスが配置されたエリアである操作受付エリアを少なくとも部分的に覆う位置に、前記操作受付エリアと間隔をあけて配置した透明ディスプレイと、前記透明ディスプレイと前記操作受付エリアとの間の空間中にある手を検出する手検出手段と、前記手検出手段が手を検出しているときに、前記透明ディスプレイの表示面の所定の範囲を透明エリアとして、当該透明エリアが透明となるように前記透明ディスプレイの表示を制御する表示制御手段とを備えたものである。
【0008】
ここで、この情報処理システムは、前記手検出手段において、前記透明ディスプレイと前記操作受付エリアとの間の空間中の手の有無と当該空間中に手があるときの手の位置とを検出し、前記表示制御手段において、前記手検出手段が手を検出していないときに、前記透明ディスプレイの表示面の全面に画面が表示され、前記手検出手段が手を検出しているときに、前記透明ディスプレイの表示面の、前記手検出手段で検出された手の位置と当該手の位置周辺にユーザから見て重なる領域を少なくとも含む範囲を前記透明エリアとして、当該透明エリアが透明となるように前記透明ディスプレイの表示を制御するように構成してもよい。
また、この場合、前記表示制御手段は、前記手検出手段が手を検出しているときに、前記手検出手段が手を検出していないときに透明ディスプレイの表示面の全面に表示していた画面の、前記透明エリアに相当する部分が透明化して表示から欠落するように前記透明ディスプレイの表示を制御してよい。
【0009】
または、前記表示制御手段において、前記手検出手段が手を検出したときに、前記透明ディスプレイに表示する画面の、前記透明ディスプレイの表示面の前記透明エリアを除く範囲に表示される当該透明エリアを除く範囲に収まるサイズの画面への切り替えを行うようにしてもよい。
【0010】
また、この場合、以上の情報処理システムは、前記表示制御手段において、前記透明ディスプレイの表示面の、前記検出された手の位置から求まる前記手が前記透明ディスプレイに近づいてきた方向側の部分となる範囲を前記透明エリアとして設定するように構成してもよい。
また、この場合には、前記表示制御手段において、少なくとも、前記手が前記透明ディスプレイの下側から近づいてきた場合に、前記透明ディスプレイの表示面の下側の部分となる範囲を前記透明エリアとして設定し、前記手が前記透明ディスプレイの左右の側部のうちの所定の側部側から近づいてきた場合に、前記透明ディスプレイの表示面の、前記所定の側部側の部分となる範囲を前記透明エリアとして設定してよい。
(【0011】以降は省略されています)
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