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公開番号2025101188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217842
出願日2023-12-25
発明の名称養蜂用巣礎、及び養蜂用巣礎の製造方法
出願人株式会社秋田屋本店
代理人個人,個人
主分類A01K 47/04 20060101AFI20250630BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】ダニの発生を抑制する。
【解決手段】養蜂用巣礎は、αテルピネオールを含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
αテルピネオールを含有することを特徴とする養蜂用巣礎。
続きを表示（約 180 文字）【請求項２】
前記αテルピネオールの含有量が、５質量％以下である請求項１に記載の養蜂用巣礎。
【請求項３】
αテルピネオールとミツロウを混合して混合物を作製する混合工程と、
前記混合物を成形してシートを作製する成形工程と、
前記シートの表面をプレスして凹部を形成する刻印工程とを有することを特徴とする養蜂用巣礎の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、αテルピネオールを含有する養蜂用巣礎、及びαテルピネオールを含有する養蜂用巣礎の製造方法に関する。
続きを表示（約 950 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、ポリカーボネートを用いて作製した樹脂製の養蜂用巣礎について記載している。ポリカーボネートを用いることにより、養蜂用巣礎の耐熱性や耐衝撃性を高めている。養蜂用巣礎の耐熱性や耐衝撃性を高めることによって、養蜂用巣礎にダニが発生した場合に熱湯で熱処理しても損傷しにくくなる。そのため、養蜂用巣礎を再利用しやすくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第５５１９８１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、特許文献１は、ダニが発生した場合の養蜂用巣礎の再利用について記載しているが、ダニを発生しにくくすることについては考慮されていない。養蜂用巣礎には、ダニが発生しにくい性質を有することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
態様１の養蜂用巣礎は、αテルピネオールを含有する。
この構成によれば、養蜂用巣礎がαテルピネオールを含有することによって、ダニの発生を抑制することができる。
【０００６】
態様２は、態様１の養蜂用巣礎において、前記αテルピネオールの含有量が、５質量％以下である。この構成によれば、ダニの発生を抑制しつつ、蜜蜂の生育をより向上させることができる。
【０００７】
態様３の養蜂用巣礎の製造方法は、αテルピネオールとミツロウを混合して混合物を作製する混合工程と、前記混合物を成形してシートを作製する成形工程と、前記シートの表面をプレスして凹部を形成する刻印工程とを有する。
【０００８】
この構成によれば、αテルピネオールを含有する養蜂用巣礎を製造することができる。
【発明の効果】
【０００９】
本発明の養蜂用巣礎によれば、ダニの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、養蜂用巣礎の斜視図である。
図２は、養蜂用巣礎の拡大平面図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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