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公開番号
2025100280
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2024057117
出願日
2024-03-29
発明の名称
坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻しをするためのシステム及び施工方法
出願人
個人
代理人
TRY国際弁理士法人
主分類
E02D
27/01 20060101AFI20250626BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統及び施工方法を提供する。
【解決手段】坑における坑掘削囲み系統と、余分な溝床スラブ予約後注入帯系統と、余分な溝地盤強化系統と、余分な溝配管変形防止支持系統と、地下室防水系統とを含み、余分な溝床スラブ予約後注入帯技術を採用し、後注入帯に一時支持鋼板を型枠支持系統の一時支持として設置することによって、基礎坑の異なる区画の同一階の構造板の同期施工を保証するとともに、流動化硬化土を採用して第二の余分な溝を埋め戻し、さらに第二の床スラブ防水系統の作業を行い、最後にシール後注入帯の作業を行い、地下室本体構造の施工効率と品質を向上させ、余分な溝地盤強化技術を採用し、余分な溝内で鋼管杭を打設し、流動化硬化土を埋め戻すことによって、基礎坑の余分な溝の埋め戻し緻密さを向上させ、狭い空間において従来のコンクリートが打設しにくいという難題を解決した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統であって、坑における坑掘削囲み系統と、余分な溝床スラブ予約後注入帯系統と、余分な溝地盤強化系統と、余分な溝配管変形防止支持系統と、地下室防水系統とを含み、
前記坑における坑掘削囲み系統は、第一の基礎坑と、第二の基礎坑と、第一の支保杭と、第二の支保杭と、噴射コンクリート層とを含み、前記第一の基礎坑は、第一の支保杭を囲み構造として採用し、坑底にクッション層が敷設され、前記第二の基礎坑は、第二の支保杭とスロープ掘削後の噴射コンクリート層を囲み構造として採用し、坑底にクッション層が敷設され、第二の基礎坑の坑底に底板が設けられ、
前記余分な溝床スラブ予約後注入帯系統は、第一の余分な溝と、第二の余分な溝と、第一の床スラブと、第二の床スラブと、後注入帯と、一時支持鋼板とを含み、第一の床スラブの端部と第二の床スラブの端部との間に第一の外壁が設けられ、第二の床スラブの端部と底板の端部との間に第二の外壁が設けられ、前記第一の余分な溝は、第一の外壁と第一の支保杭との間に位置し、前記第二の余分な溝は、第二の外壁、第二の支保杭と噴射コンクリート層との間に位置し、前記後注入帯は、第二の余分な溝上方の第二の床スラブに設置され、前記一時支持鋼板は、後注入帯の両端に敷設される、ことを特徴とする坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
前記第一の基礎坑内に第一の床スラブを施工するための型枠支持系統がさらに設けられ、前記型枠支持系統は、第二の床スラブと一時支持鋼板上に支持する、ことを特徴とする請求項1に記載の坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統。
【請求項3】
前記後注入帯の両端に第一の予約鉄筋と第二の予約鉄筋がそれぞれ設けられ、下方に第一の予約防水コイル材と第二の予約防水コイル材がそれぞれ設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統。
【請求項4】
前記余分な溝地盤強化系統は、第一の鋼管杭と、第二の鋼管杭と、第三の鋼管杭と、流動化硬化埋め戻し土とを含み、前記第一の鋼管杭は、第一の余分な溝の坑底内に埋められ、頂部は、室外床面の標高と同じであり、前記第二の鋼管杭は、第二の余分な溝の坑底内に埋められ、頂部に一時支持鋼板下方に支持されるコーベルが設けられ、前記第三の鋼管杭の下端は、予約カップ口によって第二の支保杭に挿入され、頂部に一時支持鋼板下方に支持されるコーベルが設けられ、前記流動化硬化埋め戻し土は、第一の余分な溝と第二の余分な溝内に注入される、ことを特徴とする請求項1に記載の坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統。
【請求項5】
前記余分な溝配管変形防止支持系統は、管路と、フレキシブル支持板と、支持フレームと、フランジバンドとを含み、前記管路は、第二の支保杭、第二の余分な溝と第二の外壁を順に通過し、前記フレキシブル支持板は、管路下方に設置され、支持フレームとフランジバンドによって第二の鋼管杭杭体に固定される、ことを特徴とする請求項1に記載の坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統。
【請求項6】
前記地下室防水系統は、保護層と、防水コイル材と、レベリング層と、第一の遮水層と、第二の遮水層とを含み、底板下方に保護層、防水コイル材とレベリング層が順に設けられ、レベリング層は、クッション層と貼り合わせられ、前記第一の遮水層は、第一の余分な溝のクッション層上方に位置し、第一の植筋によって第一の支保杭と固定され、前記第二の遮水層は、第二の余分な溝のクッション層上方に位置し、第二の植筋によって第二の支保杭と固定され、前記地下室防水系統における保護層、防水コイル材とレベリング層は、底板下方から、第二の外壁、第二の床スラブと第一の外壁の外側に順に延伸する、ことを特徴とする請求項1に記載の坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載の坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統の施工方法であって、
第一の支保杭の施工、第一の基礎坑の掘削、第二の支保杭の施工、噴射コンクリート層のスロープかけと第二の基礎坑の掘削、底板と第二の外壁の施工、第二の床スラブ、予約後注入帯と第一の外壁の施工を順に行うステップ1と、
第二の余分な溝内で第二の鋼管杭を打設し、それにフレキシブル支持板を貫通させ、フレキシブル支持板下方に支持フレームとフランジバンドを取り付け且つ第二の鋼管杭杭体に固定し、第三の鋼管杭を打設し、それを第二の支保杭の予約カップ口内に挿入するステップ2と、
一時支持鋼板を取り付け、型枠支持系統をかけ、第一の床スラブを施工するステップ3と、
型枠支持系統、一時支持鋼板、第二の鋼管杭と第三の鋼管杭のコーベルを順に取り外し、その後、第二の余分な溝の底部に抗浸透コンクリートを打設して第二の遮水層を形成し、内部に流動化硬化埋め戻し土を充填して注入し、地下室防水系統を施工するステップ4と、
第一の余分な溝内で第一の鋼管杭を打設し、底部に抗浸透コンクリートを打設して第一の遮水層を形成し、内部に流動化硬化埋め戻し土を充填して注入し、平らにした後に室外床面の標高に一致させるステップ5と、を含む、ことを特徴とする坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統の施工方法。
【請求項8】
ステップ3において、一時支持鋼板両側にストッパーボルトを取り付けることをさらに含む、ことを特徴とする請求項7に記載の坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統の施工方法。
【請求項9】
ステップ4とステップ5において、第一の鋼管杭、第二の鋼管杭と第三の鋼管杭内に流動化硬化埋め戻し土を充填して注入することをさらに含む、ことを特徴とする請求項7に記載の坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統の施工方法。
【請求項10】
ステップ1において、第二の支保杭の坑底杭体に第二の植筋を取り付け、管路下方にフレキシブル支持板を設置し、レベリング層、防水コイル材と保護層を防水系統として施工し且つ第一の予約防水コイル材を設置し、第一の支保杭の坑底杭体に第一の植筋を取り付け、レベリング層、防水コイル材と保護層を防水系統として施工し且つ第二の予約防水コイル材を設置し、後注入帯の両端に第一の予約鉄筋と第二の予約鉄筋を設置し、ステップ4において、地下室防水系統を施工する具体的な方法は、第二の余分な溝内の流動化硬化埋め戻し土が硬化した後に、順に後注入帯位置にレベリング層を施工し、第一の予約防水コイル材と第二の予約防水コイル材を溶接し、保護層を施工し、後注入帯コンクリートを打設し、完全な第二の床スラブ及びその防水系統を形成し、第一の予約防水コイル材と第二の予約防水コイル材を溶接する時に、両者のラップ領域に赤外線レーザー位置決め装置によって複数のホットメルトガスケットを均一に配置し、超音波溶接機によってホットメルトガスケットを加熱して第一の予約防水コイル材と第二の予約防水コイル材を溶接して固定し、両者の境界の隙間で走間溶接機を採用して二重スリット溶接してシールすることである、ことを特徴とする請求項7に記載の坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統の施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基礎坑(Foundation pit)の余分な溝(Trench)の埋め戻し施工分野に属し、特に坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統及び施工方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
余分な溝は、基礎、地下室外壁と基礎坑支保構造内壁との間の空間を指し、建築施工のために作業面を提供している。工事建設において、基礎坑掘削範囲は、用地制限線、地下配管網、地質条件などにより拘束され、使用機能から言って建築物は、しばしばより大きな使用面積を必要とし、地下空間を十分に利用するために、基礎坑の余分な溝の幅は、さらに小さくなり、基礎坑は、ますます深くなり、一部の工事余分な溝の最も狭いところは、すでに50cmに足りず、基礎坑の余分な溝の埋め戻し難度を大幅に増加させる。施工機関は、しばしば本体構造施工品質を重点として着目し、余分な溝の埋め戻し土制御を無視し、余分な溝内に敷設された様々な配管が常に不均一な沈降によってクラックなどの破壊を形成することをもたらし、必要のない経済損失を引き起こす。余分な溝の埋め戻し材料の選択と施工品質は、基礎安全、配管の正常な使用、建築物全体の安定性にとって非常に重要である。狭い余分な溝の発生に伴い、通常の土ぼこり類固体埋め戻し材料は、突き固め作業空間がないので使用できない。
【0003】
基礎坑の土方埋め戻し施工が複雑な一部の原因は、現在、地上構造がカンチレバー構造を採用することが多く、その型枠支持フレームが埋め戻し土上にかけられる場合が比較的多く、合理的な制御措置を取らないと型枠支持フレーム基礎沈下などの潜在的な危険が存在することである。
【0004】
なお、近年、余分な溝埋め戻し品質による工事事故は、水が関与していることが多く、特に山間地帯建築であり、豪雨に遭い又は地面において水が順調に排出できなくて余分な溝にしみこむ場合に、埋め戻し土杭体沈降をもたらすほかに、地下構造の浮かび事故も現れやすい。
【0005】
そのため、基礎坑狭い余分な溝施工の時に土体が不均一に沈降する問題の発生による土体沈下、配管破裂、地下構造浮かびなどの安全問題を回避し、且つ上部全体構造に正常に施工させ、余分な溝の埋め戻し施工が重要なルートを占有することを回避し及び地下室構造の貫通後注入帯の予約が構造全体性に与える影響を回避するために、狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統及び施工方法を研究開発する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、従来の技術における欠点を克服するために、坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統及び施工方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような坑における坑の狭い余分な溝の流動化硬化土埋め戻し系統は、坑における坑掘削囲み系統と、余分な溝床スラブ予約後注入帯系統と、余分な溝地盤強化系統と、余分な溝配管変形防止支持系統と、地下室防水系統とを含み、
前記坑における坑掘削囲み系統は、第一の基礎坑と、第二の基礎坑と、第一の支保杭と、第二の支保杭と、噴射コンクリート層とを含み、前記第一の基礎坑は、第一の支保杭を囲み構造として採用し、坑底にクッション層が敷設され、前記第二の基礎坑は、第二の支保杭とスロープ掘削後の噴射コンクリート層を囲み構造として採用し、坑底にクッション層が敷設され、第二の基礎坑の坑底に底板が設けられ、
前記余分な溝床スラブ予約後注入帯系統は、第一の余分な溝と、第二の余分な溝と、第一の床スラブと、第二の床スラブと、後注入帯と、一時支持鋼板とを含み、第一の床スラブの端部と第二の床スラブの端部との間に第一の外壁が設けられ、第二の床スラブの端部と底板の端部との間に第二の外壁が設けられ、前記第一の余分な溝は、第一の外壁と第一の支保杭との間に位置し、前記第二の余分な溝は、第二の外壁、第二の支保杭と噴射コンクリート層との間に位置し、前記後注入帯は、第二の余分な溝上方の第二の床スラブに設置され、前記一時支持鋼板は、後注入帯の両端に敷設される。
【0008】
好ましくは、前記第一の基礎坑内に第一の床スラブを施工するための型枠支持系統がさらに設けられ、前記型枠支持系統は、第二の床スラブと一時支持鋼板上に支持する。
【0009】
好ましくは、前記後注入帯の両端に第一の予約鉄筋と第二の予約鉄筋がそれぞれ設けられ、下方に第一の予約防水コイル材と第二の予約防水コイル材がそれぞれ設けられる。
【0010】
好ましくは、前記余分な溝地盤強化系統は、第一の鋼管杭と、第二の鋼管杭と、第三の鋼管杭と、流動化硬化埋め戻し土とを含み、前記第一の鋼管杭は、第一の余分な溝の坑底内に埋められ、頂部は、室外床面の標高と同じであり、前記第二の鋼管杭は、第二の余分な溝の坑底内に埋められ、頂部に一時支持鋼板下方に支持されるコーベルが設けられ、前記第三の鋼管杭の下端は、予約カップ口によって第二の支保杭に挿入され、頂部に一時支持鋼板下方に支持されるコーベルが設けられ、前記流動化硬化埋め戻し土は、第一の余分な溝と第二の余分な溝内に注入される。
(【0011】以降は省略されています)
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