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公開番号
2025099019
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215338
出願日
2023-12-21
発明の名称
機械学習モデルの設定方法、及び、プログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
G06N
20/00 20190101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約
【課題】感度と特異度が所望のバランスを有するように機械学習モデルのカットオフ値を設定する。
【解決手段】機械学習モデルの設定方法は、医療診断向けの機械学習モデルの感度又は特異度の少なくとも一方を指定する入力操作を検出する工程と、検出された入力操作によって指定された感度又は特異度の少なくとも一方に基づいて、感度と特異度の値の一組の組み合わせを決定する工程と、決定された一組の組み合わせに対応する機械学習モデルのカットオフ値を設定する工程と、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
医療診断向けの機械学習モデルの感度又は特異度の少なくとも一方を指定する入力操作を検出する工程と、
検出された前記入力操作によって指定された前記感度又は前記特異度の少なくとも一方に基づいて、前記感度と前記特異度の値の一組の組み合わせを決定する工程と、
決定された前記一組の組み合わせに対応する前記機械学習モデルのカットオフ値を設定する工程と、を含む
ことを特徴とする機械学習モデルの設定方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の機械学習モデルの設定方法において、さらに、
前記機械学習モデルの感度と特異度の関係を示すグラフを表示装置に表示させる工程を含み、
前記入力操作は、前記グラフが表示された領域に対する前記感度と前記特異度を指定する操作である
ことを特徴とする機械学習モデルの設定方法。
【請求項3】
請求項2に記載の機械学習モデルの設定方法において、
前記グラフは、前記感度と前記特異度を2軸にとったROCカーブである
ことを特徴とする機械学習モデルの設定方法。
【請求項4】
請求項2に記載の機械学習モデルの設定方法において、
前記グラフは、
前記機械学習モデルの設定に対する前記感度の変化を示す感度グラフと、
前記機械学習モデルの前記設定に対する前記特異度の変化を示す特異度グラフと、を含み、
前記感度グラフと前記特異度グラフは、前記機械学習モデルの前記設定を示す軸を共有する
ことを特徴とする機械学習モデルの設定方法。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の機械学習モデルの設定方法において、さらに、
決定された前記一組の組み合わせの前記感度と前記特異度の値を表示装置に表示させる工程を含む
ことを特徴とする機械学習モデルの設定方法。
【請求項6】
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の機械学習モデルの設定方法において、さらに、
前記機械学習モデルのカットオフ値を設定するための設定画面の表示設定と、設定された前記カットオフ値と、を関連付けて保存する工程を含む
ことを特徴とする機械学習モデルの設定方法。
【請求項7】
コンピュータに、
医療診断向けの機械学習モデルの感度又は特異度の少なくとも一方を指定する入力操作を検出する処理と、
検出された前記入力操作によって指定された前記感度又は前記特異度の少なくとも一方に基づいて、前記感度と前記特異度の値の一組の組み合わせを決定する処理と、
決定された前記一組の組み合わせに対応する前記機械学習モデルのカットオフ値を設定する処理と、を実行させる
ことを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書の開示は、機械学習モデルの設定方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
医療分野では、従来から機械学習モデルを用いた診断支援が行われている。例えば、特許文献1に記載される疾患名を出力するものの他、所定の検査に対する陽性と陰性を識別するものなどが、知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-038639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
陽性と陰性を識別する機械学習モデルにおいてその識別の基準となるカットオフ値は感度と特異度が所定のバランスを有するように、予め固定値に設定されている。しかしながら、感度と特異度の最適なバランスは例えば利用シーンなどの様々な要因で異なり得る。
【0005】
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、感度と特異度が所望のバランスを有するように機械学習モデルのカットオフ値を設定可能な技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る機械学習モデルの設定方法は、医療診断向けの機械学習モデルの感度又は特異度の少なくとも一方を指定する入力操作を検出する工程と、検出された前記入力操作によって指定された前記感度又は前記特異度の少なくとも一方に基づいて、前記感度と前記特異度の値の一組の組み合わせを決定する工程と、決定された前記一組の組み合わせに対応する前記機械学習モデルのカットオフ値を設定する工程と、を含む。
【0007】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、医療診断向けの機械学習モデルの感度又は特異度の少なくとも一方を指定する入力操作を検出する処理と、検出された前記入力操作によって指定された前記感度又は前記特異度の少なくとも一方に基づいて、前記感度と前記特異度の値の一組の組み合わせを決定する処理と、決定された前記一組の組み合わせに対応する前記機械学習モデルのカットオフ値を設定する処理と、を実行させる。
【発明の効果】
【0008】
上記の態様によれば、感度と特異度が所望のバランスを有するように機械学習モデルのカットオフ値を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係るシステムの構成を例示した図である。
一実施形態に係るシステムで行われるカットオフ値設定処理の手順を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係るシステムで行われるカットオフ値設定処理の手順を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係るシステムで表示される画面の一例である。
第1の実施形態に係るシステムで表示される画面の別の例である。
第2の実施形態に係るシステムで行われるカットオフ値設定処理の手順を示すフローチャートである。
第2の実施形態に係るシステムで表示される画面の一例である。
第2の実施形態に係るシステムで表示される画面の別の例である。
第3の実施形態に係るシステムで行われるカットオフ値設定処理の手順を示すフローチャートである。
第3の実施形態に係るシステムで表示される画面の一例である。
第4の実施形態に係るシステムで行われるカットオフ値設定処理の手順を示すフローチャートである。
第4の実施形態に係るシステムで表示される画面の一例である。
第5の実施形態に係るシステムで行われるカットオフ値設定処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、一実施形態に係るシステムの構成を例示した図である。図1に示すシステムは、医療診断向けの機械学習モデルを用いた診断支援装置であり、入力された画像に基づいて所定の疾患についての陽性/陰性を判定して、判定結果を出力するように構成されている。また、図1に示す診断支援装置は、陽性/陰性を識別するカットオフ値を利用者が設定可能に構成されている。以下、図1を参照しながら、診断支援装置の構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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