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公開番号2025099014
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023213409
出願日2023-12-18
発明の名称タイヤのパンク確認装置
出願人小野谷機工株式会社
代理人個人,個人
主分類G01M 3/04 20060101AFI20250626BHJP(測定;試験)
要約【課題】 パンク箇所を容易に認識することができるタイヤのパンク確認装置を提供する。
【解決手段】 タイヤのパンク確認装置1は、ホイールWが装着されたホイール既着タイヤTを収容可能な、液体が貯留された貯留槽2と、該貯留槽2に収容されたタイヤTに乗載可能なタイヤ押え体3と、タイヤ押え体3に掛止められる第1端部4a、およびホイールWに掛止められる第2端部4bを有する複数の掛止め部材4と、タイヤ押え体3に連結される軸体5と、軸体5とタイヤ押え体3とを、軸体5の軸線L1まわりに回転可能に連結する第1回転継手6と、軸体5が連結される先端部7aを有するアーム7と、貯留槽2に設けられ、アーム7の先端部7aとは反対側の基端部7bが連結されるピストン棒8およびピストン棒8が挿入されたシリンダケース9を有する流体圧シリンダCY1と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
ホイールが装着されたホイール既着タイヤを収容可能な、液体が貯留された貯留槽と、
該貯留槽に収容されたホイール既着タイヤに乗載可能なタイヤ押え体と、
前記タイヤ押え体に掛止められる一端部、および前記ホイールに掛止められる他端部を有する複数の掛止め部材と、
前記タイヤ押え体に連結される軸体と、
前記軸体と前記タイヤ押え体とを、前記軸体の軸線まわりに回転可能に連結する第1回転継手と、
前記軸体が連結される先端部を有するアームと、
前記貯留槽に設けられ、前記アームの前記先端部とは反対側の基端部が連結されるピストン棒および前記ピストン棒が挿入されたシリンダケースを有する流体圧シリンダと、を備えることを特徴とするタイヤのパンク確認装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記ピストン棒と前記アームの前記基端部とを、前記ピストン棒の軸線まわりに回転可能に連結する第2回転継手を、さらに含むことを特徴とする請求項1に記載のタイヤのパンク確認装置。
【請求項3】
前記シリンダケースに固定され、互いに平行な2つの案内部材を有する位置決め体であって、前記2つの案内部材間に前記アームが前記貯留槽の中心軸線に垂直に交差した状態で上下方向に移動可能に嵌まり込む位置決め体を、さらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤのパンク確認装置。
【請求項4】
前記貯留槽は、
円筒状の周壁部と、
前記周壁部の一方の開口を塞ぐ底部と、
前記周壁部の前記一方の開口を規定する周縁部に互いに間隔をあけて連結される複数の脚体と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤのパンク確認装置。
【請求項5】
前記複数の掛止め部材は、前記一端部側に位置するチェーン部と、チェーン部が接合され、前記他端部側に位置するフック部と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤのパンク確認装置。
【請求項6】
前記タイヤ押え体は、
外リング部材と、
前記外リング部材と同軸に配置され、前記外リング部材よりも小径の内リング部材と、
放射状に配設され、前記外リング部材および前記内リング部材に同軸に固定される複数のリブ部材と、
前記外リング部材から半径方向外方に突出する部分を有し、前記外リング部材および前記内リング部材に固定される複数の突条部材と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤのパンク確認装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ径が例えば1200mm以下の偏平タイヤおよび超偏平タイヤなどのタイヤのパンク箇所を、貯留槽内の液体に浸漬して確認するために用いられるタイヤのパンク確認装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術のタイヤのパンク確認装置は、例えば特許文献1に記載されている。この従来技術では、水を貯留する水槽と、水槽の側部に設けられる昇降器と、昇降器の上端に取着されるアームと、アームの先端に垂直に設けられる連結棒と、連結棒の下端に取着されるタイヤ押えと、タイヤ押えに係止され、タイヤが装着されたホイールに掛止められる吊り金具と、を備える。ホイール既着タイヤのパンク箇所を確認する際には、ホイールに吊り金具のフック部がホイールに掛止められ、タイヤをタイヤ押えに吊下げた状態で、昇降器を下降させ、タイヤをタイヤ押えによって貯留槽内の液体に浸漬させ、タイヤから発生する気泡を作業者が目視で確認することによって、パンク箇所を確認している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平3- 28440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の従来技術では、水槽内の液体にホイール既着タイヤを吊下げられた状態で浸漬し、タイヤにパンク箇所があれば、水中に気泡が生じるので、その気泡を作業者が見つけることによって、タイヤのパンク箇所を確認している。タイヤから生じる気泡が作業者によって明瞭に認識可能であれば、パンク箇所を容易に認識することが可能であるが、パンクが作業者から離れた位置で発生している場合およびタイヤから生じる気泡が小さく微量である場合には、作業者が気泡を見落としてしまう場合がある。
【0005】
本発明の目的は、パンク箇所の見落としを抑制し、パンク箇所を容易に認識することができるタイヤのパンク確認装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ホイールが装着されたホイール既着タイヤを収容可能な、液体が貯留された貯留槽と、
該貯留槽に収容されたホイール既着タイヤに乗載可能なタイヤ押え体と、
前記タイヤ押え体に掛止められる第1端部、および前記ホイールに掛止められる第2端部を有する複数の掛止め部材と、
前記タイヤ押え体に連結される軸体と、
前記軸体と前記タイヤ押え体とを、前記軸体の軸線まわりに回転可能に連結する第1回転継手と、
前記軸体が連結される先端部を有するアームと、
前記貯留槽に設けられ、前記アームの前記先端部とは反対側の基端部が連結されるピストン棒および前記ピストン棒が挿入されたシリンダケースを有する流体圧シリンダと、を備えることを特徴とするタイヤのパンク確認装置である。
【0007】
前記ピストン棒と前記アームの前記基端部とを、前記ピストン棒の軸線まわりに回動可能に連結する第2回転継手を、さらに含むことを特徴とする。
【0008】
前記シリンダケースに固定され、互いに平行な2つの案内部材を有する位置決め体であって、前記2つの案内部材間に前記アームが前記貯留槽の中心軸線に垂直に交差した状態で上下方向に移動可能に嵌まり込む位置決め体を、さらに含むことを特徴とする。
【0009】
前記貯留槽は、
円筒状の周壁部と、
前記周壁部の一方の開口を塞ぐ底部と、
前記周壁部の前記一方の開口を規定する周縁部に互いに間隔をあけて連結される複数の脚体と、を含むことを特徴とする。
【0010】
前記複数の掛止め部材は、前記一端部側に位置するチェーン部と、前記チェーン部が接合され、前記他端部側に位置するフック部と、を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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