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公開番号
2025098987
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2024224315
出願日
2024-12-19
発明の名称
表面波共振器を備えたセンサ装置
出願人
ヴィーカ アレクサンダー ヴィーガント ソシエタス ヨーロピア ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト
,
WIKA Alexander Wiegand SE & Co.KG
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01L
1/00 20060101AFI20250625BHJP(測定;試験)
要約
【課題】表面波共振器を備えた新規なセンサ装置を提供する。
【解決手段】金属製の支持体基板200とチップボディ310を備えた表面波共振器300とを含むセンサ装置100に関する。チップボディ310の上面313に、共振器構造320が埋め込まれているかまたは共振器構造320が被着されている。表面波共振器300は、ガラス層400によって支持体基板200上に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
センサ装置(100)であって、
-金属製の支持体基板(200)と、
-チップボディ(310)、および
前記チップボディ(310)の上面(313)に埋め込まれているかまたは前記上面(313)に被着されている共振器構造(320)
を備えた表面波共振器(300)と
を含み、ここで、
前記表面波共振器(300)は、ガラス層(400)によって前記支持体基板(200)上に固定されている、センサ装置(100)。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記ガラス層(400)は、少なくとも部分的に、前記チップボディ(310)の上面(313)の反対側の下面と前記支持体基板(200)との間に配置されており、前記ガラス層(400)の外縁部(410)が前記チップボディ(310)の上面(313)と下面との間に形成された縁部面を取り囲んでいる、請求項1記載のセンサ装置(100)。
【請求項3】
-前記チップボディ(310)は基本形状(316)を有しており、
-前記ガラス層(400)は、前記チップボディ(310)の基本形状(316)に対して対称である基礎形状(413)を有しており、
-前記チップボディ(310)はセンタリングされており、かつ前記ガラス層(400)の基礎形状(413)に対して対称となるように位置決めされている、
請求項2記載のセンサ装置(100)。
【請求項4】
前記外縁部(410)は、前記基礎形状(413)の各コーナー部(414)に、外側へ配向されたそれぞれ1つの隆起部(416)を有する、請求項3記載のセンサ装置(100)。
【請求項5】
前記外縁部(410)は、
-前記基礎形状(413)の連続する2つのコーナー部(414)間の少なくとも1つの位置において、少なくとも部分的に、前記チップボディ(310)の最も近い側縁部(314)から最大で第1の長さ(L1)だけ離間されており、さらに、
-前記隆起部(416)のうちの少なくとも1つにおいて、少なくとも部分的に、前記チップボディ(310)の最も近いコーナー部(311)から少なくとも第2の長さ(L2)だけ離間されており、ここで、
前記第2の長さ(L2)は、前記第1の長さ(L1)よりも少なくとも10%大きく、特に少なくとも50%大きく、特に少なくとも100%大きい、
請求項4記載のセンサ装置(100)。
【請求項6】
前記外縁部(410)は、
-隣り合う2つの隆起部(416)の各対間のそれぞれ少なくとも1つの位置において、少なくとも部分的に、最大で前記第1の長さ(L1)に相当する、前記チップボディ(310)のそれぞれ最も近い側縁部(314)までの距離を有しており、さらに、
-それぞれ各隆起部(416)において、少なくとも部分的に、少なくとも前記第2の長さ(L2)に相当する、前記チップボディ(310)のそれぞれ最も近いコーナー部(311)までの距離を有している、
請求項5記載のセンサ装置(100)。
【請求項7】
前記基礎形状(413)は、全ての側部において、前記チップボディ(310)の基本形状(316)から横方向で最小距離(M)だけ突出しており、前記最小距離(M)は、前記チップボディ(310)の高さ(H)の3倍~7倍、特に4倍~6倍、特に5倍である、請求項3から6までのいずれか1項記載のセンサ装置(100)。
【請求項8】
前記基本形状(316)は、少なくとも4つのコーナー部(311)のうちの偶数個と少なくとも2つの対称軸線(312)とを有しており、
前記基礎形状(413)は、対応する数のコーナー部(414)と対称軸線(415)とを有している、
請求項3から7までのいずれか1項記載のセンサ装置(100)。
【請求項9】
前記外縁部(410)は、
-少なくとも部分的に、前記チップボディ(310)の少なくとも1つの側縁部(314)に沿った領域において、前記チップボディ(310)から最大で第1の長さ(L1)だけ離間されており、さらに、
-少なくとも部分的に、前記チップボディ(310)の少なくとも1つのコーナー部(311)の領域において、前記コーナー部(311)から少なくとも第2の長さ(L2)だけ離間されており、ここで、
前記第2の長さ(L2)は、前記第1の長さ(L1)よりも少なくとも10%大きく、特に少なくとも50%大きく、特に少なくとも100%大きい、
請求項2記載のセンサ装置(100)。
【請求項10】
前記外縁部(410)は、
-それぞれ少なくとも部分的に、前記チップボディ(310)の各側縁部(314)に沿った各領域において、前記チップボディ(310)から最大で前記第1の長さ(L1)だけ離間されており、さらに、
-それぞれ少なくとも部分的に、前記チップボディ(310)の各コーナー部(311)のそれぞれの領域において、前記コーナー部(311)から少なくとも前記第2の長さ(L2)だけ離間されている、
請求項9記載のセンサ装置(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、受動型表面波共振器(英語では“surface acoustic wave resonator”であり、以下ではSAW共振器と略記する)を備えたセンサ装置であって、変形ボディにおける機械的応力の測定または歪み測定を行うように構成されている、センサ装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【0002】
受動型音響表面波センサ(SAW共振器)は、一般的には、特に過酷な環境において物理的条件を無線で監視するために使用されている。しかし、歪み測定のための用途における限界は、通常、SAW共振器を変形ボディの表面に接続する機能的中間層の設計から生じる。
【0003】
機械的な歪み測定、例えばトルク測定または力測定の用途では、SAW共振器は、通常、中間層を用いて変形ボディの表面に接着されるか、または変形ボディに直接に被着される。以下では、変形ボディの表面を支持体基板と称する一方、場合により設けられる中間層をSAW共振器基板、SAWウェハ基板またはチップボディと称する。
【0004】
金属製の変形支持体の表面にSAW共振器を直接に組み込むことは、圧電層のデポジションに対して高い要求を課す。従来のSAWウェハ基板上での製造と比較して、これらのデバイスは、品質係数が格段に低く、信号特性が劣悪であり、しかもセンサ当たりの製造コストが著しく高い。さらに、圧電層は、大きな負荷を受けたときに亀裂を生じやすい。
【0005】
ポリマーフィルムをベースとして歪みセンサを取り付ける場合と同様に、支持体基板にSAW共振器を取り付ける場合にも、保護が確立されている接着接続が使用される。高性能な接着剤の使用は、ここでの接続技術が高い歪み伝達比を達成する能力を有することを示す。ポリマーフィルムをベースとした弾性歪みセンサに比べて、圧電式SAW共振器の剛性は著しく高い。このため、接着接続の最適化された設計にもかかわらず、時間依存性および温度依存性の効果が生じる。特に、接着剤のガラス転移温度の領域においては、歪み伝達特性に有意な変化が生じ、SAW共振器に不可逆的な不調が起こる。
【0006】
高反応性ナノフィルムを使用した金属製の支持体基板を備えたSAWセンサにつき、被着された後面金属化部を溶融させるアプローチは、SAW共振器内部の温度勾配に基づいて、局所的に導入される強い熱応力を生じさせる。さらに、金属の界面の溶融に必要な高温により、SAW共振器基板の結晶構造が損傷を受ける。
【0007】
したがって、拡張された動作温度領域および高い歪み伝達率に対するSAW共振器を過酷な環境条件のもとで金属製の変形ボディ上に固定するための、代替的な結合方法(以下ではボンディング方法とも称する)が必要とされる。
【0008】
発明の課題
本発明の課題は、表面波共振器を備えた新規なセンサ装置を提供することである。
【0009】
この課題は、請求項1記載の特徴を有するセンサ装置によって解決される。
【0010】
本発明の有利な各構成は、各従属請求項の対象となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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