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公開番号
2025098931
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2024186868
出願日
2024-10-23
発明の名称
テスト情報を自動的に同期させるシステム及び方法
出願人
ウーブン・バイ・トヨタ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
11/36 20060101AFI20250625BHJP(計算;計数)
要約
【課題】組み込みシステムのソフトウェアをテストするテストのテスト情報を自動的に同期させる、システム、及び方法が提供される。
【解決手段】実施形態によれば、テスティングのテスト情報を自動的に同期させる方法は、少なくとも1つのプロセッサによって実装され、プロセッサは、テスティングの少なくとも1つのテスト結果を収集し、少なくとも1つのテスト結果に関連付けられる少なくとも1つのテストケースを決定し、少なくとも1つのテストケースの複数のテスト要件の中から、少なくとも1つのテスト結果に関連付けられる少なくとも1つのテスト要件を決定し、少なくとも1つのテスト要件を有する少なくとも1つのテスト結果を同期すること、を含み得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
テスティングのテスト情報を自動的に同期させる、少なくとも1つのプロセッサによって実装される方法であって、
前記プロセッサは、
前記テスティングの少なくとも1つのテスト結果を収集し、
前記少なくとも1つのテスト結果に関連付けられる少なくとも1つのテストケースを決定し、
少なくとも1つの前記テストケースの複数のテスト要件の中から、少なくとも1つの前記テスト結果に関連付けられる少なくとも1つのテスト要件を決定し、
少なくとも1つの前記テスト要件を有する少なくとも1つの前記テスト結果を同期する、処理を実行する、
方法。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
少なくとも1つの前記テスト要件を有する少なくとも1つの前記テスト結果の同期は、少なくとも1つの前記テスト結果及び決定された少なくとも1つの前記テスト要件のマッピングを生成することを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
少なくとも1つの前記テスト要件を有する少なくとも1つの前記テスト結果の同期は、少なくとも1つの前記テスト結果及び決定された少なくとも1つの前記テスト要件のマッピングを更新することを含む、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
少なくとも1つの前記テスト結果の収集は、
少なくとも1つのテスト実行環境との通信を確立し、
前記少なくとも1つのテスト実行環境から、1つ以上のテストデータを集め、
前記1つ以上のテストデータから、前記テスト結果に関連付けられる情報を抽出すること、
を含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
少なくとも1つの前記テストケースの決定は、
少なくとも1つの前記テスト結果を処理して、少なくとも1つの前記テストケースに関連付けられる少なくとも1つの識別情報パラメータを取得し、
少なくとも1つの前記識別情報パラメータに基づいて、少なくとも1つの前記テストケースを識別すること、
を含み、
少なくとも1つの前記識別情報パラメータは、少なくとも1つの前記テストケースに関連付けられるキーワード、少なくとも1つの前記テストケースに関連付けられる固有識別子(ID)、及び少なくとも1つの前記テストケースに関連付けられるタグのうちの少なくとも1つを備える、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項6】
少なくとも1つの前記テスト要件の決定は、
少なくとも1つの前記テスト結果を処理して、少なくとも1つの前記テスト要件に関連付けられる少なくとも1つのテストパラメータを取得し、
少なくとも1つの前記テストパラメータに基づいて、少なくとも1つの前記テストケースの複数のテスト要件の中から前記少なくとも1つのテスト要件を決定すること、
を含み、
少なくとも1つの前記テストパラメータは、少なくとも1つの前記テスト要件に関連付けられるキーワード、少なくとも1つの前記テスト要件の少なくとも一部を定める記述、及び少なくとも1つの前記テスト要件に関連付けられるタグのうちの少なくとも1つを備える、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項7】
1人以上のユーザに関連付けられる情報を取得し、
1人以上の前記ユーザの前記情報に基づいて、提示フォーマットを決定し、
前記マッピング及び前記提示フォーマットに基づいて、同期された前記テスト情報を1人以上の前記ユーザに提示すること、
を更に含む、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
同期された前記テスト情報の提示は、
前記マッピング及び前記提示フォーマットに基づいて、第1のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を生成し、
前記第1のGUIを第1のユーザに提示すること、
を含み、
前記提示フォーマットは、汎用フォーマットである、
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
同期された前記テスト情報の提示は、
前記マッピング及び前記提示フォーマットに基づいて、第2のGUIを生成し、
前記第2のGUIを第2のユーザに提示すること、
を更に含み、
前記提示フォーマットは、特有フォーマットである、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記テスティングは、車両システムのソフトウェアのテスティングを含み、前記ソフトウェアは、仮想電子制御ユニット(ECU)を備える、
請求項1又は2に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の例示的な実施形態と整合するシステム及び方法は、テスト情報管理に関し、より具体的には、車両システムに関連付けられるソフトウェアのテスティングのテスト情報を自動的に同期させることに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ソフトウェアについてのテスティングは、ソフトウェアが意図した通りに機能し、指定の要件を満たし、様々なシナリオで確実に機能することを保証するために必要とされる。ソフトウェアテスティングは、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)の重要な部分であり、ソフトウェアが実際のシステムに展開される前にソフトウェアにおける欠陥、エラー、又はバグを識別するために行われる。
【0003】
ソフトウェアが、複雑な特徴を含み、及び/又は別のソフトウェアと相互に動作することが必要とされる度に、ソフトウェアのテスティングは、複雑になり、複数の手順及びユーザ/ステークホルダを伴い得る。例えば、車線変更支援、モバイルスマートキー、及び同種のものなどの車両システムにおける車両関連の特徴に関する開発の文脈では、複数の電子制御ユニット(ECU)は、意図した特徴を行うために開発されて互いに相互に動作し得る。
【0004】
例えば、複数のECUの各々は、異なる地理的場所に位置する異なるユーザによって管理され得る。例えば、第1のECUは、第1の場所に位置する第1の開発者(例えば、車両製造者の社内の開発エンジニア)によって開発され得、当該第1のECUは、第2の場所に位置する第2の開発者(例えば、ベンダ)によって開発される第2のECUと相互に動作する必要があり得る。別の例として、第1のECUは、第3の場所に位置する第3のユーザ(例えば、テストエンジニア)によってテストされ得る。加えて、第1のECUは、第4の場所に位置する第4のユーザによって管理されるハードウェア(例えば、物理ECUなど)と相互に動作し得、したがって、第1のECUのテスティングは、ハードウェアの関与を必要とする。
【0005】
上記を考慮して、テスティングに関連付けられる情報、例えば、テスト要件の情報、テスト結果の情報、又は同種のものは、適時同期され、ユーザに対して適切に提示され、その結果、テスティングに関与するユーザは、常にテスト情報に関して同じページ上にあって、テスティングに関して整合した理解を有することを保証することが重要である。
【0006】
それにも関わらず、関連技術では、特に、テスティングが、著しい数のテスト成果物(例えば、異なるユーザによって開発されるECUなど)及び/若しくは著しい数のユーザを伴い、関連付けられるユーザが、(タイムゾーンの違いによる通信遅延などをもたらし得る)異なる地理的場所に位置し、並びに/又は関連付けられるユーザが、異なるレベルの技術的バックグラウンドを有する場合、全てのテスティング情報が適時、整合して同期されることを保証することは過度に困難である。
【0007】
更に、関連技術では、特有のテストケース及び対応するテスト要件に対するテスト結果を同期させるプロセスは、多くの場合、ユーザによる手動の介入を必要とし、これは、ヒューマンエラー、遅延、及び生産性の低減につながり得る。例えば、テスティングを実行しているユーザ(例えば、前述の第3のユーザ)は、読み取り可能なフォーマットでテスト結果を準備し、その後、対応するテストケース及び関連付けられるテスト要件に対してテスト結果をマッピングするために、テスト結果に関連付けられる情報又はデータ(例えば、テストログ、メタデータなど)を手動で収集し、データを検討し、その後、データを更に処理する必要があり得る。
【0008】
更に、関連技術では、特に、テスティングに関与するユーザの数が莫大である場合、テスティングに関連付けられる全てのユーザにテスト情報を適切に提示することは困難である。例えば、テスト情報は、著しい量の技術的詳細を含むように準備され得、これは、充分な技術的バックグラウンドを有しないユーザによって理解可能でない場合がある。逆に、テスト情報は、技術的詳細があまり無く汎用情報のみを含むように準備され得、これは、充分な技術的バックグラウンドを有しテスト情報を詳細に検討したいと思うユーザに対して有益でない場合がある。
【0009】
上記を考慮して、関連技術におけるテスト情報管理手法及びプロセスは、時間を要し、非効果的であり、ユーザにとって負担になる。結果として、全てのテスト情報が適時、整合して同期されることを保証することは(不可能ではないにしても)過度に困難である。したがって、関連技術におけるソフトウェアのテスティングは、時間を要し、非効率であり得、ソフトウェアの開発を遅延させ得る。
【発明の概要】
【0010】
本開示と整合する例示的な実施形態は、テスティングのテスト情報を効率的且つ効果的に管理する、方法、及びシステムを提供する。具体的には、本開示の例示的な実施形態は、テスト情報を効率的且つ効果的に同期させて提示する、システム、方法、デバイス、又は同種のものを提供する。そして、本開示の例示的な実施形態は、テスト情報が適時、整合して同期されることを可能にし、同期されたテスト情報が、異なるレベルの技術的バックグラウンドを有するユーザに効果的且つ効率的に提示されることを可能にする。
(【0011】以降は省略されています)
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