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公開番号2025098691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215008
出願日2023-12-20
発明の名称自励発振回路、エナジーハーベスティングシステム
出願人旭化成エレクトロニクス株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類H02M 3/338 20060101AFI20250625BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】自励発振回路は、広い範囲の入力電圧において変換効率が高く、且つ、間欠発振に至らないことが好ましい。
【解決手段】入力源から供給される入力電圧を昇圧する自励発振回路であって、一次巻線と二次巻線とを有するトランスと、前記トランスの前記一次巻線に接続され、前記入力源から前記一次巻線に供給される直流電流を制御する第1スイッチング素子と、前記入力電圧に基づいて、前記トランスの前記二次巻線が接続される二次側回路のインピーダンスを調整するインピーダンス調整回路とを備える自励発振回路を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入力源から供給される入力電圧を昇圧する自励発振回路であって、
一次巻線と二次巻線とを有するトランスと、
前記トランスの前記一次巻線に接続され、前記入力源から前記一次巻線に供給される直流電流を制御する第1スイッチング素子と、
前記入力電圧に基づいて、前記トランスの前記二次巻線が接続される二次側回路のインピーダンスを調整するインピーダンス調整回路と
を備える自励発振回路。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記インピーダンス調整回路は、前記第1スイッチング素子の制御端子に接続されている
請求項1に記載の自励発振回路。
【請求項3】
前記自励発振回路は、前記トランスの前記二次巻線とグランド端子との間に設けられた第1抵抗を更に備え、
前記インピーダンス調整回路は、
前記第1抵抗と並列に設けられた第2抵抗と、
前記第2抵抗と直列に設けられた第2スイッチング素子と
を備え、
前記第2スイッチング素子の制御端子には、前記入力電圧が入力される
請求項1または2に記載の自励発振回路。
【請求項4】
前記インピーダンス調整回路は、
前記第1抵抗および前記第2抵抗と並列に設けられた第3抵抗と、
前記第3抵抗と直列に設けられた第3スイッチング素子と
を更に備え、
前記第3スイッチング素子の制御端子には、前記入力電圧が入力される
請求項3に記載の自励発振回路。
【請求項5】
前記第3スイッチング素子の閾値電圧と、前記第2スイッチング素子の閾値電圧は異なる
請求項4に記載の自励発振回路。
【請求項6】
前記自励発振回路は、
一端が前記トランスの前記二次巻線に接続され、他端が前記入力源が接続される入力端子と前記トランスの前記一次巻線との間に接続された第1抵抗を更に備え、
前記インピーダンス調整回路は、
前記第1抵抗と並列に設けられた第2抵抗と、
前記第2抵抗と直列に設けられた第2スイッチング素子と
を備え、
前記第2スイッチング素子の制御端子は、グランド端子に接続されている
請求項1に記載の自励発振回路。
【請求項7】
前記インピーダンス調整回路は、前記入力電圧が閾値電圧以上になると、前記二次側回路のインピーダンスを低下させる
請求項1に記載の自励発振回路。
【請求項8】
前記入力源と、
請求項1に記載の自励発振回路と
を備えるエナジーハーベスティングシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自励発振回路、エナジーハーベスティングシステムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、間欠発振の周期を長くするために起動抵抗を大きくしても、起動時や出力電力が大きくなった時の垂下状態時に、負荷の大小に依らず装置を円滑に起動して発振を安定に継続するスイッチング電源装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2001-128453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
自励発振回路は、広い範囲の入力電圧において変換効率が高く、且つ、間欠発振に至らないことが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、自励発振回路を提供する。上記自励発振回路は、入力源から供給される入力電圧を昇圧してよい。上記いずれかの自励発振回路は、一次巻線と二次巻線とを有するトランスを備えてよい。上記いずれかの自励発振回路は、前記トランスの前記一次巻線に接続され、前記入力源から前記一次巻線に供給される直流電流を制御する第1スイッチング素子を備えてよい。上記いずれかの自励発振回路は、前記入力電圧に基づいて、前記トランスの前記二次巻線が接続される二次側回路のインピーダンスを調整するインピーダンス調整回路を備えてよい。
【0005】
上記いずれかの自励発振回路において、前記インピーダンス調整回路は、前記第1スイッチング素子の制御端子に接続されていてよい。
【0006】
上記いずれかの自励発振回路は、前記トランスの前記二次巻線とグランド端子との間に設けられた第1抵抗を更に備えてよい。上記いずれかの自励発振回路において、前記インピーダンス調整回路は、前記第1抵抗と並列に設けられた第2抵抗を備えてよい。上記いずれかの自励発振回路において、前記インピーダンス調整回路は、前記第2抵抗と直列に設けられた第2スイッチング素子を備えてよい。上記いずれかの自励発振回路において、前記第2スイッチング素子の制御端子には、前記入力電圧が入力されてよい。
【0007】
上記いずれかの自励発振回路において、前記インピーダンス調整回路は、前記第1抵抗および前記第2抵抗と並列に設けられた第3抵抗を更に備えてよい。上記いずれかの自励発振回路において、前記インピーダンス調整回路は、前記第3抵抗と直列に設けられた第3スイッチング素子を更に備えてよい。上記いずれかの自励発振回路において、前記第3スイッチング素子の制御端子には、前記入力電圧が入力されてよい。
【0008】
上記いずれかの自励発振回路において、前記第3スイッチング素子の閾値電圧と、前記第2スイッチング素子の閾値電圧は異なっていてよい。
【0009】
上記いずれかの前記自励発振回路は、一端が前記トランスの前記二次巻線に接続され、他端が前記入力源が接続される入力端子と前記トランスの前記一次巻線との間に接続された第1抵抗を更に備えてよい。上記いずれかの前記自励発振回路において、前記インピーダンス調整回路は、前記第1抵抗と並列に設けられた第2抵抗を備えてよい。上記いずれかの前記自励発振回路において、前記インピーダンス調整回路は、前記第2抵抗と直列に設けられた第2スイッチング素子を備えてよい。上記いずれかの前記自励発振回路において、前記第2スイッチング素子の制御端子は、グランド端子に接続されていてよい。
【0010】
上記いずれかの自励発振回路において、前記インピーダンス調整回路は、前記入力電圧が閾値電圧以上になると、前記二次側回路のインピーダンスを低下させてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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