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公開番号
2025098272
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2025061366,2023523140
出願日
2025-04-02,2021-10-15
発明の名称
加熱機能を備えたクライオバルーンカテーテル
出願人
山前(珠海)医療科技有限公司
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
A61B
18/02 20060101AFI20250624BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】加熱機能を備えたクライオバルーンカテーテルを提供する。
【解決手段】カテーテル、サーモスタット3及び外部電源2を含み、カテーテルの外壁は内から外に順に設けられる内層101、中間層及び外層103を含み、中間層は金属編組メッシュ102を含み、金属編組メッシュ、サーモスタット及び外部電源は給電回路を構成する。クライオバルーンカテーテルの外壁の中間層に熱伝導機能を備えた金属編組メッシュが外部電源に接続され、通電されると発熱可能であることで、カテーテル外面の温度を設定された温度内に維持することを確保し、クライオアブレーションの効果を確保することができるだけでなく、低温流体をクライオバルーンカテーテルに導入すると、冷凍エネルギーをクライオバルーンカテーテルの外面に伝達することによってクライオバルーンカテーテル外の血管を凍結し、人体組織の壊死を引き起こすなどの一連の問題を解決することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱機能を備えたクライオバルーンカテーテルであって、カテーテル及び外部電源(2)を含み、前記カテーテルの外壁は内から外に順に設けられる内層(101)、中間層及び外層(103)を含み、前記中間層は金属編組メッシュ(102)を含み、前記金属編組メッシュ(102)は、給電回路を形成するために外部電源(2)に接続され、
前記カテーテルの外壁に偏向ガイドワイヤー(5)が設けられ、前記偏向ガイドワイヤー(5)、前記金属編組メッシュ(102)及び前記外部電源(2)は給電回路を共同で構成し、前記偏向ガイドワイヤー(5)は導電機能を有し、前記給電回路内で、前記金属編組メッシュ(102)は前記外部電源(2)の正極に接続され、前記偏向ガイドワイヤー(5)は前記外部電源(2)の負極に接続されている、加熱機能を備えたクライオバルーンカテーテル。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
加熱機能を備えたクライオバルーンカテーテルであって、カテーテル及び外部電源(2)を含み、前記カテーテルの外壁は内から外に順に設けられる内層(101)、中間層及び外層(103)を含み、前記中間層は金属編組メッシュ(102)を含み、前記金属編組メッシュ(102)は、給電回路を形成するために外部電源(2)に接続され、
前記金属編組メッシュ(102)は、複数の金属線によって形成された格子状の金属線編組メッシュであり、
前記格子状の金属線編組メッシュは近位端及び遠位端を有し、前記格子状の金属線編組メッシュにおける各金属線が、前記外部電源(2)の正極または負極に接続されるように前記近位端から引き出され、前記格子状の金属線編組メッシュの前記遠位端に導電リング(104)が設けられ、前記格子状の金属線編組メッシュにおける各金属線が前記遠位端において前記導電リング(104)に接続され、前記格子状の金属線編組メッシュの前記複数の金属線が並列回路を形成することを特徴とする加熱機能を備えたクライオバルーンカテーテル。
【請求項3】
前記給電回路にはサーモスタット(3)がさらに設けられ、前記サーモスタット(3)に前記カテーテルの外壁内に嵌入された熱電対(4)が電気的に接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱機能を備えたクライオバルーンカテーテル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、クライオアブレーション器具の技術分野に関し、具体的には、加熱機能を備えたクライオバルーンカテーテルに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
医療業界では、インターベンション手術用のクライオバルーンカテーテルには現在、以下の問題がある。
【0003】
カテーテルは人体の血管を通って人体に入り、外径寸法は一般に3~4mmであり、十分な内径スペースを確保するために、壁厚は非常に薄い。低温流体をバルーンカテーテルに導入すると、壁厚が薄いため、断熱効果は明らかではなく、冷凍エネルギーをカテーテル内からカテーテルの外面に伝達してしまう。カテーテルに導入される流体温度が十分に低い場合(例えば、<-80℃)、カテーテルの外面を流れる血液に影響を与え、さらに血管を凍結して人体組織の壊死を引き起こすという現象が発生してしまう。その結果、手術患者の命を危険にさらしてしまう。
【0004】
従って、クライオアブレーション効果を確保することを前提に、カテーテル外面の温度が低すぎて人体組織を損傷することを回避できるクライオバルーンカテーテルを設計する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記事情に鑑みて、本願は、低温流体をクライオバルーンカテーテル内に導入すると、カテーテルの外面を流れる血液に影響を与え、さらに血管を凍結して人体組織の壊死を引き起こすという従来技術における問題を解決するように、加熱機能を備えたクライオバルーンカテーテルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的問題を解決するために、本願の技術的解決手段は以下の通りである。
【0007】
加熱機能を備えたクライオバルーンカテーテルであって、カテーテル及び外部電源を含み、前記カテーテルの外壁は内から外に順に設けられる内層、中間層及び外層を含み、前記中間層は金属編組メッシュを含み、前記金属編組メッシュは外部電源の給電回路に接続される。
【0008】
さらに、前記金属編組メッシュは複数の金属線を互いに織り交ぜてなる格子状の金属線編組メッシュである。
【0009】
さらに、前記外部電源と前記金属編組メッシュとから構成される給電回路にはサーモスタットがさらに設けられる。
【0010】
さらに、前記外層はポリエーテルブロックアミド樹脂材料からなる。
(【0011】以降は省略されています)
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