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公開番号
2025097503
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213725
出願日
2023-12-19
発明の名称
電動機、換気扇、送風機、及び扇風機
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人加藤国際特許事務所
主分類
H02K
5/10 20060101AFI20250624BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】故障しにくくすることができる電動機、換気扇、送風機、及び扇風機を提供する。
【解決手段】電動機1において、カバー5は、電動機本体2の外側において端子台4を覆っている。カバー5は、回転軸3の軸線方向において電動機本体2のハウジング23に対向するカバー対向部52を有している。カバー対向部52には、カバー貫通孔53が設けられている。回転軸3は、電動機本体2からカバー貫通孔53に通されてカバー5の外側へ突出している。カバーの内側には、筒状の仕切り部材6が配置されている。回転軸3の軸線方向に沿って仕切り部材6を見たとき、仕切り部材6の内側にはカバー貫通孔53が収まっており、仕切り部材6の外側には端子台4が配置されている。仕切り部材6は、ハウジング23及びカバー対向部52のそれぞれに接触している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電動機本体と、
前記電動機本体に回転可能に設けられている回転軸と、
前記電動機本体の外側において前記電動機本体に搭載されている端子台と、
前記電動機本体の外側において前記端子台を覆っているカバーと、
前記カバーの内側に配置されている筒状の仕切り部材と
を備え、
前記電動機本体は、前記回転軸と一体に回転する回転子と、前記回転子の外周部に隙間を介して対向している固定子と、前記回転子及び前記固定子を収容しているハウジングとを有しており、
前記カバーは、前記回転軸の軸線方向において前記ハウジングに対向するカバー対向部を有しており、
前記カバー対向部には、カバー貫通孔が設けられており、
前記回転軸は、前記電動機本体から前記カバー貫通孔に通されて前記カバーの外側へ突出しており、
前記回転軸の軸線方向に沿って前記仕切り部材を見たとき、前記仕切り部材の内側には前記カバー貫通孔が収まっており、前記仕切り部材の外側には前記端子台が配置されており、
前記仕切り部材は、前記ハウジング及び前記カバー対向部のそれぞれに接触している電動機。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記仕切り部材は、弾性材料によって構成されており、
前記仕切り部材は、前記カバー対向部によって前記ハウジングに前記回転軸の軸線方向へ押し付けられている請求項1に記載の電動機。
【請求項3】
前記カバー対向部は、前記仕切り部材の端部が嵌るカバー嵌合部を有している請求項1又は請求項2に記載の電動機。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の電動機を備えている換気扇。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の電動機を備えている送風機。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の電動機を備えている扇風機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動機、換気扇、送風機、及び扇風機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、回転軸の軸線方向においてフレーム及びブラケットを互いに結合して外殻を構成し、フレーム及びブラケットのそれぞれに軸受を介して回転軸を支持させた電動機が開示されている。回転軸は、外殻の内側からフレームの貫通孔を通ってフレームの外側へ突出している。外殻の内側には、回転軸に固定された回転子と、回転子の外周部に対向した固定子とが設けられている。ブラケットにおけるフレームとは反対側の端面には、端子台が取り付けられている。端子台は、ブラケットに取り付けられたカバーによって覆われている。固定子からは、ブラケット及び端子台を貫通するピンが突出している。ピンは、端子台に設けられた接合部に電気的に繋がっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-314166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された従来の電動機では、回転軸がフレームの貫通孔に通されてフレームの外側へ突出している。しかし、特許文献1に開示された従来の電動機では、フレームとは反対側に位置するカバーの外側へ回転軸は突出していない。
【0005】
換気扇などでは、電動機の回転軸にファンが取り付けられる。特許文献1に開示された従来の電動機を換気扇に用いる場合、回転軸のうち、フレームの貫通孔からフレームの外側へ突出した部分にのみファンを取り付けることができる。
【0006】
換気扇などには、フレーム及びカバーのそれぞれから回転軸が突出した両軸構造の電動機が用いられることがある。両軸構造の電動機を換気扇などに用いた場合、回転軸のうち、フレーム及びカバーのそれぞれから突出した部分にファンを個別に取り付けることができる。
【0007】
特許文献1に開示された従来の電動機では、ブラケット、端子台及びカバーのそれぞれに貫通孔を設け、ブラケット、端子台及びカバーの各貫通孔に回転軸を通すことにより、カバーの貫通孔を通して回転軸をカバーの外側へ突出させることができる。しかし、水分、粉塵などの異物がカバーの貫通孔からカバーの内側へ侵入するおそれがある。
【0008】
カバーの内側に配置された端子台は、外殻の外側に配置されているため、例えば端子台に配置された互いに異なる極のピン同士が、カバーの内側へ侵入した異物によって電気的に短絡してしまうおそれがある。従って、電動機が故障しやすくなってしまう。
【0009】
本開示は、上記のような課題を解決するものであり、故障しにくくすることができる電動機、換気扇、送風機、及び扇風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係る電動機は、電動機本体と、電動機本体に回転可能に設けられている回転軸と、電動機本体の外側において電動機本体に搭載されている端子台と、電動機本体の外側において端子台を覆っているカバーと、カバーの内側に配置されている筒状の仕切り部材とを備え、電動機本体は、回転軸と一体に回転する回転子と、回転子の外周部に隙間を介して対向している固定子と、回転子及び固定子を収容しているハウジングとを有しており、カバーは、回転軸の軸線方向においてハウジングに対向するカバー対向部を有しており、カバー対向部には、カバー貫通孔が設けられており、回転軸は、電動機本体からカバー貫通孔に通されてカバーの外側へ突出しており、回転軸の軸線方向に沿って仕切り部材を見たとき、仕切り部材の内側にはカバー貫通孔が収まっており、仕切り部材の外側には端子台が配置されており、仕切り部材は、ハウジング及びカバー対向部のそれぞれに接触している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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