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公開番号
2025094331
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023209784
出願日
2023-12-13
発明の名称
漏水事故履歴付き管路網データ作成装置、漏水事故履歴付き管路網データ作成方法及びプログラム
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20250618BHJP(計算;計数)
要約
【課題】漏水管路をより高い精度でかつより迅速に特定することができる漏水事故履歴付き管路網データ作成装置を提供する。
【解決手段】漏水事故履歴付き管路網データ作成装置1は、暫定候補管路選択部24と、候補管路選択部25と、漏水管路特定部26とを備える。暫定候補管路選択部24は、漏水事故発生地点47から所定距離以内にある複数の暫定候補管路を選択する。候補管路選択部25は、複数の暫定候補管路から、漏水管路の第2属性データ37に最も近い第1属性データ33を有する複数の候補管路を選択する。漏水管路特定部26は、複数の候補管路のうち漏水事故発生地点47に最も近い候補管路を、漏水管路として特定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の管路の位置及び漏水事故の住所に基づいて、前記複数の管路と前記漏水事故の前記住所に対応する漏水事故発生地点とをマッピングして、管路網マップを作成する管路網マップ作成部を備え、管路網データは、前記複数の管路の管路ID、第1属性データ及び位置を含み、前記複数の管路の前記位置は前記複数の管路の緯度及び経度を含み、漏水事故データは、前記漏水事故が発生した管路である漏水管路の第2属性データと、前記漏水事故の前記住所とを含み、前記漏水事故データは、前記漏水管路の管路IDと、前記漏水管路の緯度及び経度とを含まず、
前記複数の管路から、前記管路網マップにおいて前記漏水事故発生地点から所定距離以内にある複数の暫定候補管路を選択する暫定候補管路選択部と、
前記複数の暫定候補管路から、前記漏水管路の前記第2属性データに最も近い前記第1属性データを有する複数の候補管路を選択する候補管路選択部と、
前記複数の候補管路のうち前記漏水事故発生地点に最も近い候補管路を、前記漏水管路として特定する漏水管路特定部とを備える、漏水事故履歴付き管路網データ作成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1属性データは、前記複数の管路の口径、管材及び布設年を含み、
前記第2属性データは、前記漏水管路の口径、管材及び布設年を含む、請求項1に記載の漏水事故履歴付き管路網データ作成装置。
【請求項3】
前記所定距離は、50m以上200m以下のいずれかの距離である、請求項1または請求項2に記載の漏水事故履歴付き管路網データ作成装置。
【請求項4】
前記複数の管路のうち前記特定された候補管路が前記漏水管路であることを示す漏水事故履歴を前記管路網データに追加することによって、漏水事故履歴付き管路網データを作成する漏水事故履歴付き管路網データ作成部をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の漏水事故履歴付き管路網データ作成装置。
【請求項5】
前記漏水事故履歴付き管路網データは、前記複数の管路の前記管路ID、前記第1属性データ及び前記位置と、前記漏水事故履歴とを含む漏水事故履歴付き管路網データテーブルまたは漏水事故履歴付き管路網マップである、請求項4に記載の漏水事故履歴付き管路網データ作成装置。
【請求項6】
複数の管路の位置及び漏水事故の住所に基づいて、前記複数の管路と前記漏水事故の前記住所に対応する漏水事故発生地点とをマッピングして、管路網マップを作成するステップを備え、管路網データは、前記複数の管路の管路ID、第1属性データ及び位置を含み、前記複数の管路の前記位置は前記複数の管路の緯度及び経度を含み、漏水事故データは、前記漏水事故が発生した管路である漏水管路の第2属性データと、前記漏水事故の前記住所とを含み、前記漏水事故データは、前記漏水管路の管路IDと、前記漏水管路の緯度及び経度とを含まず、
前記複数の管路から、前記管路網マップにおいて前記漏水事故発生地点から所定距離以内にある複数の暫定候補管路を選択するステップと、
前記複数の暫定候補管路から、前記漏水管路の前記第2属性データに最も近い前記第1属性データを有する複数の候補管路を選択するステップと、
前記複数の候補管路のうち前記漏水事故発生地点に最も近い候補管路を、前記漏水管路として特定するステップとを備える、漏水事故履歴付き管路網データ作成方法。
【請求項7】
前記第1属性データは、前記複数の管路の口径、管材及び布設年を含み、
前記第2属性データは、前記漏水管路の口径、管材及び布設年を含む、請求項6に記載の漏水事故履歴付き管路網データ作成方法。
【請求項8】
前記所定距離は、50m以上200m以下のいずれかの距離である、請求項6に記載の漏水事故履歴付き管路網データ作成方法。
【請求項9】
前記複数の管路のうち前記特定された候補管路が前記漏水管路であることを示す漏水事故履歴を前記管路網データに追加することによって、漏水事故履歴付き管路網データを作成するステップをさらに備える、請求項6に記載の漏水事故履歴付き管路網データ作成方法。
【請求項10】
前記漏水事故履歴付き管路網データは、前記複数の管路の前記管路ID、前記第1属性データ及び前記位置と、前記漏水事故履歴とを含む漏水事故履歴付き管路網データテーブルまたは漏水事故履歴付き管路網マップである、請求項9に記載の漏水事故履歴付き管路網データ作成方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、漏水事故履歴付き管路網データ作成装置、漏水事故履歴付き管路網データ作成方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特表2021-519466号公報(特許文献1)は、地中配管のネットワークに関する配管データを改良する方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-519466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水道事業体のような顧客から提供される漏水事故データには、漏水事故が発生した管路の識別子である管路IDが欠けており、かつ、漏水事故が発生した管路の住所の特定が不十分であることがある。そのため、管路網において、漏水事故が発生した管路である漏水管路を特定することができない。このような漏水事故データに基づいて漏水事故予測モデル、管路のメンテナンス計画及び管路の更新計画を作成しても、高い精度を有する漏水事故予測モデル、管路のメンテナンス計画及び管路の更新計画を作成することはできない。本開示の目的は、漏水管路をより高い精度でかつより迅速に特定することができる漏水事故履歴付き管路網データ作成装置、漏水事故履歴付き管路網データ作成方法及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の漏水事故履歴付き管路網データ作成装置は、管路網マップ作成部と、暫定候補管路選択部と、候補管路選択部と、漏水管路特定部とを備える。管路網マップ作成部は、複数の管路の位置と漏水事故の住所に基づいて、複数の管路及び漏水事故の住所に対応する漏水事故発生地点とをマッピングして、管路網マップを作成する。管路網データは、複数の管路の管路ID、第1属性データ及び位置を含む。複数の管路の位置は、複数の管路の緯度及び経度を含む。漏水事故データは、漏水事故が発生した管路である漏水管路の第2属性データと、漏水事故の住所とを含む。漏水事故データは、漏水管路の管路IDと、漏水管路の緯度及び経度とを含まない。暫定候補管路選択部は、複数の管路から、管路網マップにおいて漏水事故発生地点から所定距離以内にある複数の暫定候補管路を選択する。候補管路選択部は、複数の暫定候補管路から、漏水管路の第2属性データに最も近い第1属性データを有する複数の候補管路を選択する。漏水管路特定部は、複数の候補管路のうち漏水事故発生地点に最も近い候補管路を、漏水管路として特定する。
【0006】
本開示の漏水事故履歴付き管路網データ作成方法は、複数の管路の位置及び漏水事故の住所に基づいて、複数の管路と漏水事故の住所に対応する漏水事故発生地点とをマッピングして、管路網マップを作成するステップを備える。管路網データは、複数の管路の管路ID、第1属性データ及び位置を含む。複数の管路の位置は、複数の管路の緯度及び経度を含む。漏水事故データは、漏水事故が発生した管路である漏水管路の第2属性データと、漏水事故の住所とを含む。漏水事故データは、漏水管路の管路IDと、漏水管路の緯度及び経度とを含まない。本開示の漏水事故履歴付き管路網データ作成方法は、複数の管路から、管路網マップにおいて漏水事故発生地点から所定距離以内にある複数の暫定候補管路を選択するステップと、複数の暫定候補管路から、漏水管路の第2属性データに最も近い第1属性データを有する複数の候補管路を選択するステップと、複数の候補管路のうち漏水事故発生地点に最も近い候補管路を、漏水管路として特定するステップとを備える。
【0007】
本開示のプログラムは、本開示の漏水事故履歴付き管路網データ作成方法の各ステップをプロセッサに実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示の漏水事故履歴付き管路網データ作成装置、漏水事故履歴付き管路網データ作成方法及びプログラムによれば、漏水管路をより高い精度でかつより迅速に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態の漏水事故履歴付き管路網データ作成装置のハードウェア構成を示す概略図である。
実施の形態の漏水事故履歴付き管路網データ作成装置の機能的構成を説明するブロック図である。
管路網データのデータ構造の例を示す図である。
漏水事故データのデータ構造の例を示す図である。
地図データのデータ構造の例を示す図である。
管路網マップの例を示す図である。
管路網マップに含まれる管路から複数の暫定候補管路を選択することを示す図である。
複数の暫定候補管路から、複数の候補管路を選択することを示す図である。
複数の候補管路から漏水管路を特定することを示す図である。
漏水事故履歴付き管路網データの一例である漏水事故履歴付き管路網データテーブルを示す図である。
漏水事故履歴付き管路網データの一例である漏水事故履歴付き管路網マップを示す図である。
漏水事故履歴付き管路網データ作成方法のフローチャートを示す図である。
実施の形態の変形例の漏水事故履歴付き管路網データ作成システムの概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態を説明する。なお、同一の構成には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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