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公開番号
2025091236
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206392
出願日
2023-12-06
発明の名称
粉砕トナー用バインダーおよび粉砕トナー
出願人
三井化学株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
G03G
9/087 20060101AFI20250611BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】粉砕性に優れる粉砕トナー用バインダー、および、その粉砕トナー用バインダーを含む粉砕トナーを提供すること。
【解決手段】粉砕トナー用バインダーは、低分子量ポリマーと、高分子量ポリマーとを含む。低分子量ポリマーの重量平均分子量が、25000未満である。高分子量ポリマーの重量平均分子量が、25000以上である。低分子量ポリマーは、第1モノマー成分の重合体である。高分子量ポリマーは、第2モノマー成分の重合体である。第1モノマー成分および第2モノマー成分の少なくともいずれか一方は、橋かけ環状構造を有するビニルモノマーを含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
低分子量ポリマーと、高分子量ポリマーとを含み、
前記低分子量ポリマーの重量平均分子量が、25000未満であり、
前記高分子量ポリマーの重量平均分子量が、25000以上であり、
前記低分子量ポリマーは、第1モノマー成分の重合体であり、
前記高分子量ポリマーは、第2モノマー成分の重合体であり、
前記第1モノマー成分および前記第2モノマー成分の少なくともいずれか一方は、橋かけ環状構造を有するビニルモノマーを含む、粉砕トナー用バインダー。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記第1モノマー成分および前記第2モノマー成分の両方が、前記橋かけ環状構造を有するビニルモノマーを含む、請求項1に記載の粉砕トナー用バインダー。
【請求項3】
前記第1モノマー成分において、前記橋かけ環状構造を有するビニルモノマーの含有割合が、5質量%~60質量%であり、
前記第2モノマー成分において、前記橋かけ環状構造を有するビニルモノマーの含有割合が、5質量%~60質量%である、請求項2に記載の粉砕トナー用バインダー。
【請求項4】
前記橋かけ環状構造を有するビニルモノマーが、(メタ)アクリル酸イソボルニルである、請求項1に記載の粉砕トナー用バインダー。
【請求項5】
前記第1モノマー成分および/または前記第2モノマー成分が、炭素数8以上22以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルを含む、請求項1に記載の粉砕トナー用バインダー。
【請求項6】
前記第1モノマー成分および/または前記第2モノマー成分が、芳香族ビニルモノマーを含む、請求項1に記載の粉砕トナー用バインダー。
【請求項7】
前記第1モノマー成分および/または前記第2モノマー成分が、バイオマス由来モノマーを含む、請求項1に記載の粉砕トナー用バインダー。
【請求項8】
バイオマス度が、10%以上70%以下である、請求項7に記載の粉砕トナー用バインダー。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載の粉砕トナー用バインダーを含む、粉砕トナー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粉砕トナー用バインダーおよび粉砕トナーに関する。
続きを表示(約 980 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複写機およびレーザープリンターでは、文字などを印字するために、トナーが用いられる。
【0003】
このようなトナーは、例えば、溶融混練粉砕法で製造される。具体的には、溶融混練粉砕法では、バインダーと着色剤とを混合した後、溶融混練して、混練物を得、次いで、その混練物を粉砕して、粒子状のトナーを製造する。
【0004】
このようなバインダーとして、例えば、低分子量ビニル樹脂(L)および高分子量ビニル樹脂(H)を含む、トナー用バインダー樹脂が提案されている(例えば、特許文献1の実施例1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-129632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方、トナーの粒子径を小さくすると、印字の際にトナー付着量を少なくできる。そのため、トナーの使用量を減少させる観点から、トナーの粒子径を小さくすることが検討される。
【0007】
しかし、溶融混練粉砕法において、トナーの粒子径を小さくしようとすると、混練物を粉砕する際において、より高エネルギーが要求されるとともに、粉砕する速度が遅くなり、生産性が低下するという不具合がある。
【0008】
そのため、バインダーには、粉砕性が要求される。
【0009】
本発明は、粉砕性に優れる粉砕トナー用バインダー、および、その粉砕トナー用バインダーを含む粉砕トナーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明[1]は、低分子量ポリマーと、高分子量ポリマーとを含み、前記低分子量ポリマーの重量平均分子量が、25000未満であり、前記高分子量ポリマーの重量平均分子量が、25000以上であり、前記低分子量ポリマーは、第1モノマー成分の重合体であり、前記高分子量ポリマーは、第2モノマー成分の重合体であり、前記第1モノマー成分および前記第2モノマー成分の少なくともいずれか一方は、橋かけ環状構造を有するビニルモノマーを含む、粉砕トナー用バインダーである。
(【0011】以降は省略されています)
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