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公開番号2025089893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204856
出願日2023-12-04
発明の名称捜索システム及び捜索方法
出願人中国電力株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G01S 5/14 20060101AFI20250609BHJP(測定;試験)
要約【課題】動物や人、物品等の被捜索対象の位置を正確かつ速やかに特定することが可能な捜索システム及び捜索方法を提供する。
【解決手段】位置情報が特定可能な複数の物(例えば、電柱7)に取付けられた第1装置1、又は、任意の複数箇所に取付けられて自身の位置情報を取得可能な第1装置1と、被捜索対象6に装着または付随させた第2装置2と、を備え、複数の第1装置1のそれぞれと第2装置2との間の情報又は信号の伝搬時間に基づき、複数の第1装置1のそれぞれと第2装置2の距離を算定する距離算定手段と、距離算定手段によって算定された複数の第1装置1のそれぞれと第2装置2の距離、及び、第1装置1が取り付けられた物(例えば、電柱7)若しくは第1装置の取り付け部位の位置情報、又は、第1装置1によって取得された自身の位置情報に基づき、第2装置2が取り付けられている被捜索対象6の位置を特定する位置特定手段と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
位置情報が特定可能な複数の物に取付けられた第1装置と、被捜索対象に装着または付随させた第2装置と、を利用して前記被捜索対象の位置を特定する捜索システムであって、
複数の前記第1装置のそれぞれと前記第2装置との間の情報又は信号の伝搬時間に基づき、前記複数の第1装置のそれぞれと前記第2装置の距離を算定する距離算定手段と、
前記距離算定手段によって算定された複数の第1装置のそれぞれと前記第2装置の距離、及び、前記第1装置が取り付けられた物又は前記第1装置の取り付け部位の位置情報に基づき、前記第2装置が装着されている被捜索対象の位置を特定する位置特定手段と、
を有することを特徴とする捜索システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
任意の複数箇所に取付けられて自身の位置情報を取得可能な第1装置と、被捜索対象に装着または付随させた第2装置と、を利用して前記被捜索対象の位置を特定する捜索システムであって、
複数の前記第1装置のそれぞれと前記第2装置との間の情報又は信号の伝搬時間に基づき、前記複数の第1装置のそれぞれと前記第2装置の距離を算定する距離算定手段と、
前記距離算定手段によって算定された複数の第1装置のそれぞれと前記第2装置の距離、及び、前記第1装置によって取得された自身の位置情報に基づき、前記第2装置が取り付けられている被捜索対象の位置を特定する位置特定手段と、
を有することを特徴とする捜索システム。
【請求項3】
前記距離算定手段は、それぞれの前記第1装置の時計の時刻と前記第2装置の時計との時刻のずれを前提として距離を算定するものである、ことを特徴とする請求項1記載の捜索システム。
【請求項4】
前記第1装置から情報又は信号を送信した際の前記第1装置の時計の時刻と、前記第1装置から送信された前記情報又は信号を前記第2装置で受信した際の前記第2装置の時計の時刻と、の差と、
前記第2装置から情報又は信号を送信した際の前記第2装置の時計の時刻と、前記第2装置から送信された前記情報又は信号を前記第1装置で受信した際の前記第1装置の時計の時刻と、の差
に基づき、前記伝搬時間を算出するものであることを特徴とする請求項1記載の捜索システム。
【請求項5】
位置情報が特定可能な複数の物は、電柱、鉄塔、又は自身の位置情報を取得可能な移動体であることを特徴とする請求項1記載の捜索システム。
【請求項6】
位置情報が特定可能な複数の物に取付けられた第1装置と、被捜索対象に装着または付随させた第2装置と、を利用して前記被捜索対象の位置を特定する捜索方法であって、
複数の前記第1装置のそれぞれと前記第2装置との間の情報又は信号の伝搬時間に基づき、前記複数の第1装置のそれぞれと前記第2装置の距離を算定する距離算定ステップと、
前記距離算定ステップによって算定された複数の第1装置のそれぞれと前記第2装置の距離、及び、前記第1装置が取り付けられた物又は前記第1装置の取り付け部位の位置情報に基づき、前記第2装置が装着されている被捜索対象の位置を特定する位置特定ステップと、
を有することを特徴とする捜索方法。
【請求項7】
任意の複数箇所に取付けられて自身の位置情報を取得可能な第1装置と、被捜索対象に装着または付随させた第2装置と、を利用して前記被捜索対象の位置を特定する捜索方法であって、
複数の前記第1装置のそれぞれと前記第2装置との間の情報又は信号の伝搬時間に基づき、前記複数の第1装置のそれぞれと前記第2装置の距離を算定する距離算定ステップと、
前記距離算定ステップによって算定された複数の第1装置のそれぞれと前記第2装置の距離、及び、前記第1装置によって取得された自身の位置情報に基づき、前記第2装置が装着されている被捜索対象の位置を特定する位置特定ステップと、
を有することを特徴とする捜索方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、捜索が必要となる動物や人、物品等の被捜索対象の位置を特定することが可能な捜索システム及び捜索方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
園や学校、家庭等で飼育している動物が行方不明となり、公衆の安全を脅かす事例が少なからず起きている。また、車両や高級家財等が盗難の被害に遭うことや、特定者(認知症者や犯罪者等)の居場所が分からなくなる場合もあり、被捜索対象となる動物や人、物品の位置を早期に特定できるようにすることは、社会的な要請でもある。
【0003】
従来、例えば飼育動物が行方不明になった場合には、電柱や掲示板等に張り紙をしたり、タウン誌へ飼育動物の情報を掲載したりして、発見した人からの連絡を待つようにしていた。また、飼育動物が行方不明になった場合や、災害や事故などによって飼い主から離れ離れになった場合に、飼い主を特定するために、飼育動物にマイクロチップの装着が義務付けられている(非特許文献1参照)。
【0004】
また、車両や高級家財等が盗難にあった場合や、特定者の居場所が不明になった場合には、盗難届や行方不明者届等を提出することで対応している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
”マイクロチップ情報登録制度”, [online], 環境省,[令和5年10月10日検索]、インターネット<URL:https://reg.mc.env.go.jp/owner/microchip_registration_system>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、張り紙やタウン誌への掲載や、盗難届や行方不明者届の提出では、能動的に被捜索対象の捜索を行うものではないため、被捜索対象が見つかるまでに(被捜索対象の位置を特定するまでに)時間を要し、また、被捜索対象が見つかる確率は高いとは言えなかった。
【0007】
また、飼育動物に装着される現状のマイクロチップは、自身の情報を発信する機能はなく、外部のリーダを介してマイクロチップの情報を読み取り、その読み取った情報をデータベースのデータと照合することで利用されるものであるため、固体識別証として利用されるに留まり、マイクロチップの位置情報や変位情報を把握することができない。
【0008】
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、動物や人、物品等の被捜索対象の位置を正確かつ速やかに特定することが可能な捜索システム及び捜索方法を提供することを主たる課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を達成するために、本発明に係る捜索システムは、位置情報が特定可能な複数の物に取付けられた第1装置と、被捜索対象に装着または付随させた第2装置と、を利用して前記被捜索対象の位置を特定する捜索システムであって、
複数の前記第1装置のそれぞれと前記第2装置との間の情報又は信号の伝搬時間に基づき、前記複数の第1装置のそれぞれと前記第2装置の距離を算定する距離算定手段と、
前記距離算定手段によって算定された複数の第1装置のそれぞれと前記第2装置の距離、及び、前記第1装置が取り付けられた物又は前記第1装置の取り付け部位の位置情報に基づき、前記第2装置が装着されている被捜索対象の位置を特定する位置特定手段と、
を有することを特徴としている。
【0010】
ここで、被捜索対象は、特に限定されるものではなく、園や学校、家庭等で飼育している動物(ペットを含む)や、特定者(認知症患者等の障碍者や犯罪者等の保護観察者等)、物品(車両、家財、美術品、骨董品、携帯品等)であって、第1装置が装着又は付随可能な対象物であればよい。
(【0011】以降は省略されています)

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