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公開番号
2025089723
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204528
出願日
2023-12-04
発明の名称
蓄電モジュール及びその製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/103 20210101AFI20250609BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】反りの発生を抑制することが可能な蓄電モジュールを提供すること。
【解決手段】蓄電モジュール1は、互いに積層された複数の電極を含む電極体100と、前記電極体100の周囲を包囲する形状を有し、電極体の縁部を保持する枠体200と、を備える。枠体200は、電極体の縁部のうち積層方向における外側の端部を保持する一対の外側保持部212と、積層方向における一対の外側保持部間に設けられており、電極体の縁部のうち一対の外側保持部が保持している部位以外の部位を保持する中間保持部214と、を有する。積層方向と直交する直交方向における外側保持部212の長さは、直交方向における中間保持部214の長さよりも大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに積層された複数の電極を含む電極体と、
前記電極体の周囲を包囲する形状を有し、前記電極体の縁部を保持する枠体と、を備え、
前記枠体は、
前記電極体の前記縁部のうち当該電極体の積層方向における外側の端部を保持する一対の外側保持部と、
前記積層方向における前記一対の外側保持部間に設けられており、前記電極体の前記縁部のうち前記一対の外側保持部が保持している部位以外の部位を保持する中間保持部と、を有し、
前記積層方向と直交する直交方向における前記外側保持部の長さは、前記直交方向における前記中間保持部の長さよりも大きい、蓄電モジュール。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記一対の外側保持部の各々の外側面は、前記積層方向と直交する方向に前記中間保持部の外側面よりも外側に位置している、請求項1に記載の蓄電モジュール。
【請求項3】
前記中間保持部の前記外側面は、前記電極体に向かって凸となるように湾曲する形状を有する、請求項2に記載の蓄電モジュール。
【請求項4】
前記電極体の前記縁部のうち前記中間保持部が保持する部位の前記直交方向における長さは、前記電極体の前記縁部のうち前記外側保持部が保持する部位の前記直交方向における長さよりも小さい、請求項1に記載の蓄電モジュール。
【請求項5】
互いに積層された複数の電極を含む電極体と、前記電極体の周囲を包囲する形状を有し、前記電極体の縁部を保持する枠体と、を備える蓄電モジュールの製造方法であって、
前記電極と前記電極の縁部を保持する保持要素とをセパレータを介して積層する積層工程と、
各前記保持要素を溶融させてこれらを一体とすることで前記枠体を形成する枠体形成工程と、を備え、
前記積層工程では、前記電極体の積層方向における外側に配置された前記保持要素の外側面が、前記積層方向における中央に配置された前記保持要素の外側面よりも前記積層方向と直交する方向における外側に位置するように、前記電極と前記保持要素とを前記セパレータを介して積層する、蓄電モジュールの製造方法。
【請求項6】
前記枠体形成工程では、前記積層方向と直交する方向における側方から各前記保持要素に対して熱を与えることによって各前記保持要素を溶融させる、請求項5に記載の蓄電モジュールの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電モジュール及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2021-15679号公報には、互いに積層された複数の蓄電セルと、セル収納体と、セル収納体内に配置された弾性部材と、を備える蓄電モジュールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-15679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2021-15679号公報に記載されるような蓄電モジュールでは、車両に搭載された際における外部の温度変化や外力等に起因して蓄電モジュールに反りが生じる場合がある。
【0005】
本開示の目的は、反りの発生を抑制することが可能な蓄電モジュール及びその製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電モジュールは、互いに積層された複数の電極を含む電極体と、前記電極体の周囲を包囲する形状を有し、前記電極体の縁部を保持する枠体と、を備え、前記枠体は、前記電極体の前記縁部のうち当該電極体の積層方向における外側の端部を保持する一対の外側保持部と、前記積層方向における前記一対の外側保持部間に設けられており、前記電極体の前記縁部のうち前記一対の外側保持部が保持している部位以外の部位を保持する中間保持部と、を有し、前記積層方向と直交する直交方向における前記外側保持部の長さは、前記直交方向における前記中間保持部の長さよりも大きい。
【0007】
また、本開示の一局面に従った蓄電モジュールの製造方法は、互いに積層された複数の電極を含む電極体と、前記電極体の周囲を包囲する形状を有し、前記電極体の縁部を保持する枠体と、を備える蓄電モジュールの製造方法であって、前記電極と前記電極の縁部を保持する保持要素とをセパレータを介して積層する積層工程と、各前記保持要素を溶融させてこれらを一体とすることで前記枠体を形成する枠体形成工程と、を備え、前記積層工程では、前記電極体の積層方向における外側に配置された前記保持要素の外側面が、前記積層方向における中央に配置された前記保持要素の外側面よりも前記積層方向と直交する方向における外側に位置するように、前記電極と前記保持要素とを前記セパレータを介して積層する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、反りの発生を抑制することが可能な蓄電モジュール及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態における蓄電モジュールを概略的に示す斜視図である。
図1に示されるII-II線での断面図である。
蓄電モジュールの製造方法における積層工程を概略的に示す断面図である。
蓄電モジュールの製造方法における枠体形成工程を概略的に示す断面図である。
蓄電モジュールの製造方法の変形例を概略的に示す断面図である。
蓄電モジュールの製造方法の変形例を概略的に示す断面図である。
蓄電モジュールの製造方法の変形例を概略的に示す断面図である。
蓄電モジュールの製造方法の変形例を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)
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