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公開番号
2025089529
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2025053961,2021118161
出願日
2025-03-27,2021-07-16
発明の名称
リレー
出願人
FCLコンポーネント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01H
50/02 20060101AFI20250605BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】衝撃に強く、組立ての容易なリレーを提供する。
【解決手段】ベース48は、接点の接離方向に延びる脚部80を有し、脚部80は、ベース48がケース22内に組み込まれたときに、ヨーク72に当接するように構成される。脚部80は、アマチュア60の上方に間隔を開けて配置され、この間隔は、アマチュア60の通常の動作ではアマチュア60の上面が脚部80に接触しないが、リレー10が搭載された車両が強い衝撃を受けた場合等に、アマチュア60がその可動範囲を超えて跳ね上がったときにはアマチュア60の上面が脚部80の下面に当接するような値に設定される。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
電磁石と、
前記電磁石の作動に伴って動作する可動接点を有する可動接点部と、
前記可動接点に対向して配置された固定接点を有する固定接点部と、
前記電磁石及び前記可動接点部を収容するケースと、を備え、
前記ケースは、前記固定接点と前記可動接点との接離方向に開口した構造を有し、
前記固定接点部は前記ケースの蓋部を構成する、リレー。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
電磁石と、
前記電磁石の作動に伴って動作するアマチュア、前記アマチュアに取り付けられる可動ばね、及び前記可動ばねに取り付けられる可動接点を有する可動接点部と、
前記可動接点に対向して配置された固定接点を有する固定接点部と、
前記電磁石及び前記可動接点部を収容するケースと、を備え、
前記ケースの内側上面に、前記アマチュアから間隔を開けて配置されたリブが形成される、リレー。
【請求項3】
コイル巻線及びコイル端子を有する電磁石と、
前記電磁石の作動に伴って動作する可動接点を有する可動接点部と、
前記可動接点に対向して配置された固定接点を有する固定接点部と、
前記電磁石及び前記可動接点部を収容するケースと、を備え、
前記ケースは、前記コイル端子が位置しかつ、前記コイル端子に接続された電線が配置される開口部と、前記電線が引き出される開口端を有するポケットとを備える、リレー。
【請求項4】
ヨークを有する電磁石と、
前記電磁石の作動に伴って動作するアマチュア、前記アマチュアに取り付けられる可動ばね、及び前記可動ばねに取り付けられる可動接点を有する可動接点部と、
前記可動接点に対向して配置された固定接点が取付けられたベースを有する固定接点部と、を備え、
前記ベースは、前記固定接点と前記可動接点との接離方向に延び、前記ヨークに当接し、前記アマチュアの上方との間に間隔を開けて配置される脚部を有する、リレー。
【請求項5】
ヨークを有する電磁石と、
前記電磁石の作動に伴って動作するアマチュア、前記アマチュアに取り付けられる可動ばね、前記可動ばねに取り付けられる可動接点、及び前記可動ばねと前記ヨークとを接続する復帰ばねを有する可動接点部と、
前記可動接点に対向して配置された固定接点を有する固定接点部と、を備え、
前記ヨークは、前記復帰ばねの一端を保持するばねポストを有し、
前記ばねポストは、前記固定接点と前記可動接点との接離方向について、前記ヨークよりも前記可動接点側に延在する先端部を有する、リレー。
【請求項6】
前記可動接点が中立位置にあるときにおいて、前記ばねポストの前記先端部と前記可動ばねとの前記接離方向の距離が、前記固定接点と前記可動接点との距離よりも小さくなるように設定される、請求項5に記載のリレー。
【請求項7】
電磁石と、
前記電磁石の作動に伴って動作する可動接点を有する可動接点部と、
前記可動接点に対向して配置された固定接点が取付けられたベースを有する固定接点部と、を備え、
前記ベースに、永久磁石、ヨーク及び消弧板が取付けられる、リレー。
【請求項8】
前記ベースに磁気シールドが取付けられる、請求項7に記載のリレー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リレーに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
リレー(電磁継電器)は、コイルに電流を流して接点を開閉するように構成されており、鉄心に接続された継鉄(ヨーク)と、継鉄に対して可動に構成された接極子(アマチュア)とを有するヒンジ形のリレーがある。
【0003】
近年、リレーを、電気自動車に搭載する等の衝撃や振動を受け易い用途に使用する場合が増えている。リレーに大きな衝撃や振動が加わったときのヨークに対するアマチュアの変位を防止するために、ヨーク又はアマチュアの一方に軸部を、他方に軸部を回転可能に受容する軸受を設け、アマチュアをヨークに対して回動可能にする技術が知られている。
【0004】
絶縁基板の側面に開放した接触子保持溝を形成し、保持溝に固定接触子および可動接触子を差し込んで係止保持した上で、外部端子の引出し部周辺を接着剤で封止するリレーの組立構造が知られている。ボデイに側面を開口せる部品取付け用の溝を設け、端子部品等の部品を開口から挿入してボデイに取着し、開口を覆う蓋板をボデイに装着したリレー端子台が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-010719号公報
特開2021-039829号公報
特開2006-004665号公報
特開平07-230839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
多くのリレーでは、接点の開閉のための適切な接触力や開離力を生じさせるために、板ばねやコイルばねが使用されている。このようなリレーを衝撃や振動を受けやすい用途に使用した場合、衝撃によってばねが塑性変形し、適切な接触力や開離力が得られなくなる虞がある。一方で、衝撃に耐えるための補強部材等を別途設けると、リレーの組立て作業が煩雑となり、コスト増につながる場合がある。
【0007】
そこで本発明は、衝撃や振動に強く、組立ての容易なリレーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様は、ヨークを有する電磁石と、前記電磁石の作動に伴って動作するアマチュア、前記アマチュアに取り付けられる可動ばね、及び前記可動ばねに取り付けられる可動接点を有する可動接点部と、前記可動接点に対向して配置された固定接点が取付けられたベースを有する固定接点部と、を備え、前記ベースは、前記固定接点と前記可動接点との接離方向に延び、前記ヨークに当接し、前記アマチュアの上方との間に間隔を開けて配置される脚部を有する、リレーである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、固定端子が取付けられたベースの脚部を、固定接点と可動接点との接離方向に延びてヨークに当接し、かつアマチュアの上方に所定の間隔を開けて配置されるように構成することにより、固定接点部と電磁石との位置決め精度向上に加え、衝撃等による各部の破損や塑性変形等を防止する効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係るリレーの組立図である。
図1のリレーの分解斜視図である。
ケースの斜視図である。
図3のケースを正面からみた図である。
ケースのリブ、ヨーク及びアマチュアの位置関係を示す断面図である。
ケースの背面図である。
図6のケースの開口部を樹脂で塞いだ状態を示す図である。
固定接点部及び可動接点部の分解斜視図である。
電磁石の分解斜視図をケースとともに示す図である。
固定接点部及び可動接点部の上面図である。
固定接点部及び可動接点部の側面図である。
固定接点部のベースの斜視図である。
図10のB-B′線に沿う断面図である。
可動接点部及び電磁石の側断面図であり、接点が開の状態を示す。
復帰ばねポストの斜視図である。
可動ばねの斜視図である。
可動接点部及び電磁石の側断面図であり、接点が閉の状態を示す。
固定接点部のベースの斜視図である。
図18のベースに永久磁石及びアーク消弧板を取り付けた図である。
図19の構成からベースを除去して表示した図である。
アーク消弧板によってアークが引き延ばされる様子を示す図である。
図21の比較例として、アーク消弧板がない場合を示す図である。
固定接点部に磁気シールドを設けた場合の分解斜視図である。
図20に類似する図であって、磁気シールドを設けた場合を示す。
磁気シールドを設けた場合の磁束を説明する図である。
図25の比較例として、磁気シールドがない場合を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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