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公開番号
2025087960
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202307
出願日
2023-11-30
発明の名称
開閉体施解錠システム、ロッカー施解錠システム、開閉体施解錠方法及びロッカー装置
出願人
NetCONNECT株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250604BHJP(計算;計数)
要約
【課題】セキュリティ性に優れた低コストの開閉体施解錠システムを提供する。
【解決手段】開閉体施解錠システム2は制御装置4及びサーバ5を備え、開閉体32に対応して二次元コード10が配置される。サーバ5は、利用者端末6から受信した二次元コード10から対象開閉体32の開閉体IDを特定し、利用者固有情報を決定し、開閉体ID、利用者固有情報及び施錠指令を含む施錠用二次元コード又は開閉体ID、利用者固有情報及び解錠指令を含む解錠用二次元コードを利用者端末6に送信する。制御装置4は、利用者端末6から光学的に取得した二次元コードが施錠指令を含む場合に対象開閉体32を施錠するとともに開閉体ID及び利用者固有情報を記憶し、取得した二次元コードが解錠指令を含む場合でかつそれに含まれる開閉体ID及び利用者固有情報のセットと記憶された開閉体ID及び利用者固有情報のセットとが一致する場合に対象開閉体32を解錠する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ロック機構によって施解錠される開閉体に対して配置された制御装置と、
サーバと、
を備える開閉体施解錠システムであって、少なくとも1つの前記開閉体に対応して開始用二次元コードが配置され、
前記サーバが、
利用者端末によって撮影及び送信された前記開始用二次元コードの受信に応じて、該開始用二次元コードに基づいて施解錠対象となる対象開閉体の開閉体IDを特定する対象特定部と、
前記対象開閉体の特定に応じて、利用者固有情報を決定する固有情報決定部と、
前記対象開閉体の施解錠状態を特定する施解錠特定部と、
前記施解錠状態が解錠状態である場合に、開閉体ID、利用者固有情報及び施錠指令を含む施錠用二次元コードを生成する施錠コード生成部と、
前記施解錠状態が施錠状態である場合に、開閉体ID、利用者固有情報及び解錠指令を含む解錠用二次元コードを生成する解錠コード生成部と、
前記開始用二次元コード、前記施錠用二次元コード及び前記解錠用二次元コードを前記利用者端末と通信する通信部と、
を備え、
前記制御装置が、
前記利用者端末から二次元コードを光学的に取得するコード読取部と、
記憶部と、
前記コード読取部によって取得された二次元コードが前記施錠指令を含む場合に前記ロック機構に前記対象開閉体を施錠させるとともに前記施錠用二次元コードに含まれる前記開閉体ID及び前記利用者固有情報を前記記憶部に記憶させる施錠制御部と、
前記コード読取部によって取得された二次元コードが前記解錠指令を含む場合でかつ前記解錠用二次元コードに含まれる前記開閉体ID及び前記利用者固有情報のセットと前記記憶部に記憶された前記開閉体ID及び前記利用者固有情報のセットとが一致する場合に前記ロック機構に前記対象開閉体を解錠させる解錠制御部と、
を備える、開閉体施解錠システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記固有情報決定部は、前記利用者端末において利用者に暗証番号を前記利用者固有情報として入力させ、
前記施錠コード生成部は、暗証番号の入力に起因して前記施錠用二次元コードを生成し、
前記解錠コード生成部は、暗証番号の再入力に起因して前記解錠用二次元コードを生成する、請求項1に記載の開閉体施解錠システム。
【請求項3】
前記対象特定部が、前記開始用二次元コードを送信した前記利用者端末の連絡先情報を取得し、
前記固有情報決定部は、前記連絡先情報に基づいてワンタイムURLを生成して該ワンタイムURLを前記連絡先情報に従って前記利用者端末に送信し、前記ワンタイムURLに基づく情報を前記利用者固有情報として決定し、
前記施錠コード生成部は、前記ワンタイムURLの実行に起因して前記施錠用二次元コードを生成し、
前記解錠コード生成部は、前記ワンタイムURLの再実行に起因して前記解錠用二次元コードを生成する、請求項1に記載の開閉体施解錠システム。
【請求項4】
前記連絡先情報が前記利用者端末の電話番号、LINEのID又はeメールアドレスであり、前記ワンタイムURLがSMSメッセージ、LINEメッセージ又はeメールメッセージによって前記利用者端末に送信され、前記ワンタイムURLが前記連絡先情報を含む、請求項3に記載の開閉体施解錠システム。
【請求項5】
前記施解錠特定部は、開閉体IDに対して最後に生成した二次元コードが前記解錠指令を含む場合に施錠状態を特定し、前記開閉体IDに対して最後に生成した二次元コードが前記施錠指令を含む場合に解錠状態を特定する、請求項1に記載の開閉体施解錠システム。
【請求項6】
前記開閉体は複数の開閉体からなり、前記開始用二次元コードは複数の開始用二次元コードからなり、前記複数の開始用二次元コードが前記複数の開閉体に一対一で配置され、単一の前記制御装置が前記複数の開閉体に対して配置された、請求項1に記載の開閉体施解錠システム。
【請求項7】
前記開閉体は複数の開閉体からなり、単一の前記開始用二次元コード及び単一の前記制御装置が前記複数の開閉体に対して配置され、
前記施解錠特定部は、前記複数の開閉体の各々の施解錠状態を特定し、
前記対象特定部は、前記複数の開閉体の各々の施解錠状態を前記利用者端末に表示させ、前記利用者端末において選択された区画に対応する対象開閉体の開閉体IDを特定する、請求項1に記載の開閉体施解錠システム。
【請求項8】
前記サーバは、開閉体に対応する区画の利用料金について、前記利用者端末から要求される決済を実行する決済処理部を含み、
前記施錠コード生成部は、前記利用料金として先払い料金の決済が実行されたことを条件として前記施錠用二次元コードを生成する、請求項1に記載の開閉体施解錠システム。
【請求項9】
前記決済処理部は、前記利用者端末から前記区画の利用予定時間を受け付け、前記先払い料金が前記利用予定時間に応じて決定される、請求項8に記載の開閉体施解錠システム。
【請求項10】
前記決済処理部は、前記利用者端末から施錠又は解錠の意思を受け付け、前記利用予定時間内において、前記施錠又は解錠の意思に応じて、いずれの料金の決済も実行することなく、前記施錠コード生成部又は前記解錠コード生成部に前記施錠用二次元コード又は解錠用二次元コードを生成させる、請求項9に記載の開閉体施解錠システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉体施解錠システム、ロッカー施解錠システム、開閉体施解錠方法及びロッカー装置に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、二次元コードなどを用いたロッカーシステムを開示する。このロッカーシステムは、画像を入力する画像入力部と、入力した画像から二次元コードを検出する二次元コード検出部と、検出した二次元コードを認識する二次元コード認識部と、利用者が入力操作するキー入力装置と、ネットワークに対しデータを送信するデータ送信部と、ネットワークからのデータを受信するデータ受信部を有し、ロッカーの解錠及び施錠時に二次元コードが使用される。解錠時には施錠時に配信された解錠用の二次元コードが使用され、ロッカーシステムは、解錠用コードを識別した場合に施錠者にロッカーの解錠可否の確認メッセージを送信し、施錠者が確認メッセージに返信又は応答した場合にロッカーを解錠する。
【0003】
特許文献1に開示されるようなロッカーシステムでは、ロッカーがインターネットなどのネットワークに通信接続されている必要があり、その通信手段の装備及び運用に起因してロッカーシステムは高コストとなる。また、ロッカーは、駅の地下などの通信環境の悪い場所に設置され得るため、通信の信頼性又は確実性に問題が生じる場合もある。これらの問題を解消するため、特許文献2は、上記通信手段を有さない低コストの電子錠システムを開示し、その電子錠システムをロッカーに利用することを開示する(同文献、第2実施形態)。この電子錠システムでは、電子錠とサーバが有する鍵情報がn番目である場合、その電子錠を解錠しようとする利用者は、その携帯端末にサーバから、n番目の鍵情報及びn+1番目の新鍵情報の供給を受ける。それら鍵情報及び新鍵情報は携帯端末から電子錠に引き渡され、携帯端末から電子錠に引き渡された鍵情報と電子錠に記録されていた鍵情報とが一致すると、電子錠が解錠する。一方、鍵情報の有効期限又は有効使用回数が切れると、電子錠とサーバに記録されている鍵情報がともにn+1番目のものに上書きされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-16423号公報
特開2021-116573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献2の電子錠システムでは、ロッカーのn+1番目の利用者のための鍵情報が、当該ロッカーのn番目の利用者の携帯端末を媒介して授受されるため、悪意のあるn番目の利用者がn+1番目の利用者の鍵情報を取得乃至悪用することが可能となってしまう。すなわち、鍵情報の管理によっては、セキュリティ上の問題が生じ得る。また、副次的な問題として、電子錠システムは、一人の利用者が同じ二次元コード(鍵情報を含む)を限られた回数だけ使用するように構成されている。したがって、ロッカーを施錠する利用者と当該ロッカーを解錠する利用者とが異なる場合、すなわち、荷物を預ける利用者と荷物を受け取る利用者とが異なる場合などには、このシステムを利用することは困難であり、ロッカーの利用態様におけるフレキシビリティが低い。
【0006】
そこで、本発明は、セキュリティ性に優れた低コストの開閉体施解錠システム、ロッカー施解錠システム、開閉体施解錠方法及びロッカー装置を提供することを目的とする。また、副次的に、本発明は、利用態様のフレキシビリティに優れた開閉体施解錠システム、ロッカー施解錠システム、開閉体施解錠方法及びロッカー装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の開閉体施解錠システムは、ロック機構によって施解錠される開閉体に対して配置された制御装置と、サーバと、を備え、少なくとも1つの開閉体に対応して開始用二次元コードが配置される。サーバは、利用者端末によって撮影及び送信された開始用二次元コードの受信に応じて、開始用二次元コードに基づいて施解錠対象となる対象開閉体の開閉体IDを特定する対象特定部と、対象開閉体の特定に応じて、利用者固有情報を決定する固有情報決定部と、対象開閉体の施解錠状態を特定する施解錠特定部と、施解錠状態が解錠状態である場合に、開閉体ID、利用者固有情報及び施錠指令を含む施錠用二次元コードを生成する施錠コード生成部と、施解錠状態が施錠状態である場合に、開閉体ID、利用者固有情報及び解錠指令を含む解錠用二次元コードを生成する解錠コード生成部と、開始用二次元コード、施錠用二次元コード及び解錠用二次元コードを利用者端末と通信する通信部と、を備える。制御装置は、利用者端末から二次元コードを光学的に取得するコード読取部と、記憶部と、コード読取部によって取得された二次元コードが施錠指令を含む場合にロック機構に対象開閉体を施錠させるとともに施錠用二次元コードに含まれる開閉体ID及び利用者固有情報を記憶部に記憶させる施錠制御部と、コード読取部によって取得された二次元コードが解錠指令を含む場合でかつ解錠用二次元コードに含まれる開閉体ID及び利用者固有情報のセットと記憶部に記憶された開閉体ID及び利用者固有情報のセットとが一致する場合にロック機構に対象開閉体を解錠させる解錠制御部と、を備える。
【0008】
本発明のロッカー施解錠システムは、ロック機構、ロック機構によって施解錠される開閉体、及び開閉体によって開閉される区画を有するロッカーと、上記開閉体施解錠システムと、を備える。
【0009】
本発明の開閉体施解錠方法は、ロック機構によって施解錠される開閉体に対応して配置された制御装置と、サーバとによって実行され、少なくとも1つの開閉体に対応して開始用二次元コードが配置されている。方法は、サーバにおいて、利用者端末によって撮影及び送信された開始用二次元コードの受信するステップと、開始用二次元コードに基づいて施解錠対象となる対象開閉体の開閉体IDを特定するステップと、対象開閉体の特定に応じて、利用者固有情報を決定するステップと、対象開閉体の施解錠状態を特定するステップと、施解錠状態が解錠状態である場合に、開閉体ID、利用者固有情報及び施錠指令を含む施錠用二次元コードを生成するステップと、施解錠状態が施錠状態である場合に、開閉体ID、利用者固有情報及び解錠指令を含む解錠用二次元コードを生成するステップと、施錠用二次元コード又は解錠用二次元コードを利用者端末に送信するステップと、制御装置において、利用者端末から二次元コードを光学的に取得するステップと、取得された二次元コードが施錠指令を含む場合にロック機構に対象開閉体を施錠させるとともに施錠用二次元コードに含まれる開閉体ID及び利用者固有情報を記憶させるステップと、取得された二次元コードが解錠指令を含む場合でかつ解錠用二次元コードに含まれる開閉体ID及び利用者固有情報のセットと記憶された開閉体ID及び利用者固有情報のセットとが一致する場合にロック機構に対象開閉体を解錠させるステップと、を備える。
【0010】
本発明のロッカー装置は、ロッカー及び制御装置を備える。ロッカーは、収容空間を画定する区画と、開閉体IDを有して区画を開閉する開閉体と、開閉体を施解錠するロック機構と、を備える。制御装置は、利用者端末から二次元コードを光学的に取得するコード読取部と、記憶部と、コード読取部によって取得された第1の二次元コードが開閉体ID、利用者固有情報及び施錠指令を含む場合に、当該開閉体IDに対応する開閉体である対象開閉体をロック機構に施錠させるとともに第1の二次元コードに含まれる開閉体ID及び利用者固有情報を記憶部に記憶させる施錠制御部と、コード読取部によって取得された第2の二次元コードが開閉体ID、利用者固有情報及び解錠指令を含む場合でかつ第2の二次元コードに含まれる開閉体ID及び利用者固有情報のセットと記憶部に記憶された開閉体ID及び利用者固有情報のセットとが一致する場合に、ロック機構に対象開閉体を解錠させる解錠制御部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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