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公開番号2025086107
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199927
出願日2023-11-27
発明の名称洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイル及び洋上風力発電設備
出願人株式会社東芝,東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E02D 27/16 20060101AFI20250530BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】フランジ付モノパイルのフランジの損傷を抑制する。
【解決手段】実施の形態による洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイルは、洋上風車のタワーを支持する。フランジ付モノパイルは、海底地盤に打設される円筒状のモノパイルと、モノパイルの上端に設けられた円環状のフランジと、を備える。フランジは、タワーとボルト締結される複数のボルト穴が形成された本体部であって、モノパイルよりも径方向に延び出た本体部と、本体部よりも上方に位置する平坦面を含む鉄床部と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
洋上風車のタワーを支持する洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイルであって、
海底地盤に打設される円筒状のモノパイルと、
前記モノパイルの上端に設けられた円環状のフランジと、を備え、
前記フランジは、前記タワーとボルト締結される複数のボルト穴が形成された本体部であって、前記モノパイルよりも径方向に延び出た本体部と、前記本体部よりも上方に位置する平坦面を含む鉄床部と、を有する、洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイル。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記本体部は、前記モノパイルよりも径方向内側に延び出ている、請求項1に記載の洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイル。
【請求項3】
前記平坦面は、前記モノパイルの直上に位置する、請求項1に記載の洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイル。
【請求項4】
前記フランジの前記鉄床部における径方向厚みは、前記モノパイルの径方向厚みよりも大きい、請求項1に記載の洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイル。
【請求項5】
前記本体部は、上方に位置する第1面を含み、
前記平坦面は、前記第1面と段差によって接続されている、請求項1に記載の洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイル。
【請求項6】
前記本体部は、上方に位置する第1面を含み、
前記第1面は、前記平坦面に対して傾斜しており、
前記平坦面は、前記第1面と連続的に接続されている、請求項1に記載の洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイル。
【請求項7】
タワーを有する洋上風車と、
前記タワーを支持するフランジ付モノパイルと、を備え、
前記フランジ付モノパイルは、海底地盤に打設される円筒状のモノパイルと、前記モノパイルの上端に設けられた円環状のフランジと、を備え、
前記フランジは、前記タワーとボルト締結される複数のボルト穴が形成された本体部であって、前記モノパイルよりも径方向に延び出た本体部と、前記本体部よりも上方に位置する平坦面を含む鉄床部と、を有する、洋上風力発電設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施の形態は、洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイル及び洋上風力発電設備に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
洋上風車のタワーを支持する洋上風力発電設備用のモノパイル(鋼管杭)が知られている。モノパイルは、洋上風車の基礎を構成する。モノパイルは、細長の円筒状に形成されており、ハンマーにより海底地盤に打設される(打ち込まれる)。
【0003】
一般に、モノパイルと洋上風車のタワーとは、トランジションピースを介して接合される。トランジションピースは、モノパイル打設後にタワーの傾きを調整する役割も有する。タワーとトランジションピースとはボルト接合され、モノパイルとトランジションピースとはグラウトを用いて接合される。
【0004】
これに対して、トランジションピースを介さずにモノパイルとタワーとをボルト接合する方法も知られている。この方法では、モノパイルの上部に、タワーとボルト締結される複数のボルト穴が形成された円環状のフランジが設けられる。これにより、トランジションピースに用いる鋼材量を削減できるとともに、グラウト工事も不要にでき、洋上風力発電設備の建造コストを低減できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
欧州特許出願公開第1770276号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の方法では、モノパイルをハンマーにより打設する際に、ハンマーの衝撃によりフランジが損傷するおそれがある。
【0007】
本発明は、上記に鑑み、フランジの損傷を抑制できる洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイル及び洋上風力発電設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施の形態による洋上風力発電設備用のフランジ付モノパイルは、洋上風車のタワーを支持する。フランジ付モノパイルは、海底地盤に打設される円筒状のモノパイルと、モノパイルの上端に設けられた円環状のフランジと、を備える。フランジは、タワーとボルト締結される複数のボルト穴が形成された本体部であって、モノパイルよりも径方向に延び出た本体部と、本体部よりも上方に位置する平坦面を含む鉄床部と、を有する。
【0009】
また、実施の形態による洋上風力発電設備は、タワーを有する洋上風車と、タワーを支持するフランジ付モノパイルと、を備える。フランジ付モノパイルは、海底地盤に打設される円筒状のモノパイルと、モノパイルの上端に設けられた円環状のフランジと、を備える。フランジは、タワーとボルト締結される複数のボルト穴が形成された本体部であって、モノパイルよりも径方向に延び出た本体部と、本体部よりも上方に位置する平坦面を含む鉄床部と、を有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、フランジ付モノパイルのフランジの損傷を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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