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公開番号2025084881
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025031126,2022500395
出願日2025-02-28,2021-02-08
発明の名称通信端末装置および通信システム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 92/18 20090101AFI20250527BHJP(電気通信技術)
要約【課題】PC5インタフェースを介した通信であるサイドリンク通信について良好なサイドリンク通信を提供する。
【解決手段】PC5インタフェースを介した通信であるサイドリンク通信を行う複数の通信端末装置が通信システムに備えられる。複数の通信端末装置のうちの通信端末装置は、サイドリンク通信において、デフォルトの無線ベアラを用いてシグナリングを送信するように構成されている。デフォルトの無線ベアラは、例えばSRB(Signaling Radio Bearer)である。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
通信システムに備えられ、PC5インタフェースを介した通信であるサイドリンク通信を行う複数の通信端末装置のうちの通信端末装置であって、
前記通信端末装置は、前記サイドリンク通信において、デフォルトの無線ベアラを用いてシグナリングを送信するように構成されている、通信端末装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の通信端末装置であって、
前記デフォルトの無線ベアラは、SRB(Signaling Radio Bearer)である、通信端末装置。
【請求項3】
請求項2に記載の通信端末装置であって、
前記通信端末装置は、前記SRBを用いてPC5-Sシグナリングを送信するように構成されている、通信端末装置。
【請求項4】
請求項2に記載の通信端末装置であって、
前記通信端末装置は、前記SRBを用いてPC5-RRC(Radio Resource Control)シグナリングを送信するように構成されている、通信端末装置。
【請求項5】
請求項4に記載の通信端末装置であって、
前記通信端末装置は、前記PC5-RRCシグナリングを用いて、前記複数の通信端末装置のうちの別の通信端末装置に対して、前記通信端末装置のケーパビリティ情報を送信するように構成されている、通信端末装置。
【請求項6】
請求項4に記載の通信端末装置であって、
前記通信端末装置は、前記PC5-RRCシグナリングを用いて、前記複数の通信端末装置のうちの別の通信端末装置に対して、前記別の通信端末装置とのユニキャスト通信のためのAS(Access Stratum)設定を送信するように構成されている、通信端末装置。
【請求項7】
請求項6に記載の通信端末装置であって、
前記通信端末装置は、前記別の通信端末装置に対して、前記AS設定のリリースを要求するリリース要求を送信するように構成されている、通信端末装置。
【請求項8】
請求項6に記載の通信端末装置であって、
前記通信端末装置は、前記AS設定を変更した場合、前記別の通信端末装置に対して、変更したAS設定を送信するように構成されている、通信端末装置。
【請求項9】
請求項1に記載の通信端末装置であって、
前記通信端末装置は、前記デフォルトの無線ベアラを用いたユニキャスト通信に関して、制御プレインであるC-Planeのシグナリングの送受信のためにDRX(Discontinuous reception)を設定するように構成されている、通信端末装置。
【請求項10】
PC5インタフェースを介した通信であるサイドリンク通信を行う複数の通信端末装置を備える通信システムであって、
前記複数の通信端末装置のうちの通信端末装置は、前記サイドリンク通信において、デフォルトの無線ベアラを用いてシグナリングを送信するように構成されている、通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
移動体通信システムの規格化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、無線区間についてはロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)と称し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワーク(以下、まとめて、ネットワークとも称する)を含めたシステム全体構成については、システムアーキテクチャエボリューション(System Architecture Evolution:SAE)と称される通信方式が検討されている(例えば、非特許文献1~5)。この通信方式は3.9G(3.9 Generation)システムとも呼ばれる。
【0003】
LTEのアクセス方式としては、下り方向はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、上り方向はSC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)が用いられる。また、LTEは、W-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)とは異なり、回線交換を含まず、パケット通信方式のみになる。
【0004】
非特許文献1(5章)に記載される、3GPPでの、LTEシステムにおけるフレーム構成に関する決定事項について、図1を用いて説明する。図1は、LTE方式の通信システムで使用される無線フレームの構成を示す説明図である。図1において、1つの無線フレーム(Radio frame)は10msである。無線フレームは10個の等しい大きさのサブフレーム(Subframe)に分割される。サブフレームは、2個の等しい大きさのスロット(slot)に分割される。無線フレーム毎に1番目および6番目のサブフレームに下り同期信号(Downlink Synchronization Signal)が含まれる。同期信号には、第一同期信号(Primary Synchronization Signal:P-SS)と、第二同期信号(Secondary Synchronization Signal:S-SS)とがある。
【0005】
3GPPでの、LTEシステムにおけるチャネル構成に関する決定事項が、非特許文献1(5章)に記載されている。CSG(Closed Subscriber Group)セルにおいてもnon-CSGセルと同じチャネル構成が用いられると想定されている。
【0006】
物理報知チャネル(Physical Broadcast Channel:PBCH)は、基地局装置(以下、単に「基地局」という場合がある)から移動端末装置(以下、単に「移動端末」という場合がある)などの通信端末装置(以下、単に「通信端末」という場合がある)への下り送信用のチャネルである。BCHトランスポートブロック(transport block)は、40ms間隔中の4個のサブフレームにマッピングされる。40msタイミングの明白なシグナリングはない。
【0007】
物理制御フォーマットインジケータチャネル(Physical Control Format Indicator Channel:PCFICH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PCFICHは、PDCCHsのために用いるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルの数を、基地局から通信端末へ通知する。PCFICHは、サブフレーム毎に送信される。
【0008】
物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PDCCHは、後述のトランスポートチャネルの1つである下り共有チャネル(Downlink Shared Channel:DL-SCH)のリソース割り当て(allocation)情報、後述のトランスポートチャネルの1つであるページングチャネル(Paging Channel:PCH)のリソース割り当て(allocation)情報、DL-SCHに関するHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)情報を通知する。PDCCHは、上りスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)を運ぶ。PDCCHは、上り送信に対する応答信号であるAck(Acknowledgement)/Nack(Negative Acknowledgement)を運ぶ。PDCCHは、L1/L2制御信号とも呼ばれる。
【0009】
物理下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel:PDSCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PDSCHには、トランスポートチャネルである下り共有チャネル(DL-SCH)、およびトランスポートチャネルであるPCHがマッピングされている。
【0010】
物理マルチキャストチャネル(Physical Multicast Channel:PMCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PMCHには、トランスポートチャネルであるマルチキャストチャネル(Multicast Channel:MCH)がマッピングされている。
(【0011】以降は省略されています)

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