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公開番号2025082476
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195829
出願日2023-11-17
発明の名称管理システム、制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/16 20060101AFI20250522BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想空間において円滑な対話コミュニケーションを実現することができる管理システムを提供する。
【解決手段】管理システム100は、複数のユーザが参加可能な仮想空間コンテンツを提供する。管理システム100は、仮想空間コンテンツに参加する各ユーザが操作する複数の通信装置からそれぞれ、ユーザの仮想空間における視線の情報と、ユーザの仮想空間における発話の情報を取得する。管理システム100は、取得した発話の情報に基づいて仮想空間におけるユーザ間の対話ステータスを判定し、取得した視線の情報及び対話ステータスに基づいて仮想空間コンテンツに参加するユーザに対して対話の促進を補助する通知を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のユーザが参加可能な仮想空間コンテンツを提供する管理システムであって、
前記仮想空間コンテンツに参加するユーザの仮想空間における視線の情報を取得する手段と、
前記仮想空間コンテンツに参加するユーザの前記仮想空間における発話の情報を取得する手段と、
前記発話の情報に基づいて前記仮想空間におけるユーザ間の対話ステータスを判定する手段と、
前記視線の情報及び前記対話ステータスに基づいて、前記仮想空間コンテンツに参加するユーザに対して対話の促進を補助する通知を行う手段とを備えることを特徴とする管理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記視線の情報は、前記仮想空間コンテンツに参加するユーザが、前記仮想空間に含まれる複数のアバターの中で注視しているアバターを示す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
【請求項3】
前記仮想空間では、VR会議が行われることを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
【請求項4】
前記視線の情報は、前記VR会議で説明された発表資料のうち、前記仮想空間コンテンツに参加するユーザが注視しているページ又はセクションを示す情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の管理システム。
【請求項5】
前記通知を行う手段は、前記仮想空間コンテンツに参加する複数のユーザのうち、前記仮想空間に含まれるアバター及び前記発表資料の何れも所定の時間注視していないユーザが装着するウェアラブル表示デバイスに集中を促すメッセージを表示させる指示を、当該ウェアラブル表示デバイスが接続された通信装置に発行することを特徴とする請求項4に記載の管理システム。
【請求項6】
前記通知を行う手段は、前記VR会議の司会者が装着するウェアラブル表示デバイスに前記仮想空間コンテンツに参加する複数のユーザにおける所定の割合以上のユーザが注視しているユーザの指名を促すメッセージを表示させる指示を、当該ウェアラブル表示デバイスが接続された通信装置に発行することを特徴とする請求項3に記載の管理システム。
【請求項7】
前記通知を行う手段は、前記仮想空間コンテンツに参加する複数のユーザにおける所定の割合以上のユーザが注視しているユーザが装着するウェアラブル表示デバイスに発言を促すメッセージを表示させる指示を、当該ウェアラブル表示デバイスが接続された通信装置に発行することを特徴とする請求項3に記載の管理システム。
【請求項8】
前記通知を行う手段は、前記仮想空間コンテンツに参加する複数のユーザにおける所定の割合以上のユーザが前記VR会議の発表者によって説明されているページと異なるページを注視している場合、当該発表者が装着するウェアラブル表示デバイスに説明が不足していることを示すメッセージを表示させる指示を、当該ウェアラブル表示デバイスが接続された通信装置に発行することを特徴とする請求項3に記載の管理システム。
【請求項9】
前記判定する手段は、前記仮想空間コンテンツに参加するユーザの発話率に基づいて対話ステータスを判定することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
【請求項10】
複数のユーザが参加可能な仮想空間コンテンツを提供するための制御方法であって、
前記仮想空間コンテンツに参加するユーザの仮想空間における視線の情報を取得する工程と、
前記仮想空間コンテンツに参加するユーザの前記仮想空間における発話の情報を取得する工程と、
前記発話の情報に基づいて前記仮想空間におけるユーザ間の対話ステータスを判定する工程と、
前記視線の情報及び前記対話ステータスに基づいて、前記仮想空間コンテンツに参加するユーザに対して対話の促進を補助する通知を行う工程とを有することを特徴とする制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管理システム、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
複数のユーザがインターネット上の仮想空間内で対話コミュニケーションを行うメタバースが注目されている。メタバースの仮想空間内では、ユーザの分身であるアバターを用いて対話コミュニケーションを行うことが一般的である。近年では技術の発達により、仮想空間へのアクセスを可能にするデバイスであるHMD(Head Mount DiSplay)を装着したユーザの姿勢や視線を仮想空間上のアバターの姿勢や視線に反映することが可能となっている。そのため、仮想空間であっても現実空間での対話と同様に対話する相手の視線に配慮したコミュニケーションが求められている。
【0003】
例えば、特許文献1では、対話の相手の視線をアイコンの表示で通知することにより、対話を促進するシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2022‐515978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、相手が自分を見ているということが分かるのみである。通常、対話の状況に応じて視線の意味は変わってくるため、見ていることが分かっても、その対処方法はユーザの捉え方次第となり、現実空間での対話のような適切な対応がとれない場合がある。また、上述した特許文献1の技術では、視野外のアバターの視線について感知することができないため、視野外のアバターの視線に対して現実空間での対話のような適切な対応がとれない。このように従来では、仮想空間において円滑な対話コミュニケーションを実現することができない場合がある。
【0006】
本発明は、仮想空間において円滑な対話コミュニケーションを実現することができる管理システム、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の管理システムは、複数のユーザが参加可能な仮想空間コンテンツを提供する管理システムであって、前記仮想空間コンテンツに参加するユーザの仮想空間における視線の情報を取得する手段と、前記仮想空間コンテンツに参加するユーザの前記仮想空間における発話の情報を取得する手段と、前記発話の情報に基づいて前記仮想空間におけるユーザ間の対話ステータスを判定する手段と、前記視線の情報及び前記対話ステータスに基づいて、前記仮想空間コンテンツに参加するユーザに対して対話の促進を補助する通知を行う手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、仮想空間において円滑な対話コミュニケーションを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る管理システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図1の管理システムに含まれる情報処理装置と通信装置のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
図1の情報処理装置の機能構成を概略的に示すブロック図である。
図1の情報処理装置によって管理される個人視線情報テーブルの一例を示す図である。
図1の情報処理装置によって管理される視線情報テーブルの一例を示す図である。
図1の情報処理装置によって管理される発話情報テーブルの一例を示す図である。
図1の通信装置から取得した発話状況を示すデータの一例を示す図である。
図1の情報処理装置によって管理されるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。
図1の情報処理装置によって管理される視線重み付けテーブルの一例を示す図である。
VR会議の仮想空間を上方から俯瞰したイメージ図である。
図10のユーザAの視野映像を示す図である。
図10のユーザBの視野映像を示す図である。
図10のユーザCの視野映像を示す図である。
図1の情報処理装置によって実行される視線情報生成処理の手順を示すフローチャートである。
図1の情報処理装置によって実行される発話情報生成処理の手順を示すフローチャートである。
図1の情報処理装置によって実行される対話ステータス判定処理の手順を示すフローチャートである。
図1の情報処理装置によって実行される通知制御処理の手順を示すフローチャートである。
図2(b)のHMDの表示部に表示されるメッセージの一例を示す図である。
図2(b)のHMDの表示部に表示されるメッセージの一例を示す図である。
図2(b)のHMDの表示部に表示されるメッセージの一例を示す図である。
図2(b)のHMDの表示部に表示されるメッセージの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施の形態を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。以下の実施の形態の構成は、本発明が適用される装置の仕様や各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。また、後述する各実施の形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。以下の各実施形態において、同一の構成には同じ参照符号を付して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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