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公開番号
2025076934
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188916
出願日
2023-11-02
発明の名称
制御盤キャビネット
出願人
株式会社サタケ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H05K
7/18 20060101AFI20250509BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】良好な作業性を確保しつつも、省スペース化することができる制御盤キャビネットを提供する。
【解決手段】直方体状の筐体11と、各種制御機器を保持する保持ユニット2Aと、を備えた制御盤キャビネット10であって、保持ユニット2Aは、第1機器ホルダ20と、第1機器ホルダ20と上下方向Zに並ぶように側壁部19に取り付けられた第1配線ホルダ21と、第1方向D1に延びる回動軸δ1,δ2周りに回動可能に設けられるとともに、回動によって、裏面3bが第1配線ホルダ21に対向する閉状態と、裏面3bが第1配線ホルダ21に対向しないように開いた開状態と、に開閉可能に構成された開閉カバー3と、開閉カバー3の表面3aに取り付けられた第2機器ホルダ22と、開閉カバー3が閉状態であるときに第1配線ホルダ21と第2機器ホルダ22との間に位置するように裏面3bに取り付けられた第2配線ホルダ23と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に各種制御機器を収容する直方体状の筐体と、当該筐体の一側壁を構成する側壁部の内面側に各種制御機器を保持する保持ユニットと、を備えた制御盤キャビネットであって、
前記保持ユニットは、
前記側壁部に取り付けられ、当該側壁部の幅方向である第1方向に前記各種制御機器の一部を並べて保持する第1機器ホルダと、
前記第1機器ホルダと上下方向に並ぶように前記側壁部に取り付けられ、前記第1機器ホルダにより保持される制御機器に接続される電線を前記第1方向に沿わせて保持する第1配線ホルダと、
前記第1方向に延びる回動軸周りに回動可能に設けられるとともに、当該回動軸周りの回動によって、裏面が前記第1配線ホルダに対向する閉状態と、当該裏面が前記第1配線ホルダに対向しないように開いた開状態と、に開閉可能に構成された開閉カバーと、
前記開閉カバーの裏面とは反対側の表面に取り付けられ、前記各種制御機器の別の一部を前記第1方向に並べて保持する第2機器ホルダと、
前記開閉カバーが前記閉状態であるときに前記第1配線ホルダと前記第2機器ホルダとの間に位置するように、前記開閉カバーの裏面に取り付けられ、前記第2機器ホルダにより保持される制御機器に接続される電線を前記第1方向に沿わせて保持する第2配線ホルダと、を有する、制御盤キャビネット。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の制御盤キャビネットにおいて、
前記保持ユニットは、
一端部である基端部が前記第1配線ホルダの上方で前記側壁部に取り付けられ、前記側壁部の法線方向である第2方向に延びる1または複数の第1アームと、
一端部である基端部が前記第1配線ホルダの下方で前記側壁部に取り付けられ、前記第2方向に延びる1または複数の第2アームと、をさらに有し、
前記第1アームは、他端部である先端部に前記開閉カバーが係合可能な第1被係合部を含み、
前記第2アームは、他端部である先端部に前記開閉カバーが係合可能な第2被係合部を含み、
前記開閉カバーは、
前記第1被係合部に係合可能な第1係合部と、前記第2被係合部に係合可能な第2係合部と、を含み、
前記第1係合部が前記第1被係合部に係合した状態かつ前記第2係合部が前記第2被係合部に係合していない状態で、前記第1係合部を中心に回動する第1開閉モードで開閉可能となる一方、前記第2係合部が前記第2被係合部に係合した状態かつ前記第1係合部が前記第1被係合部に係合していない状態で、前記第2係合部を中心に回動する第2開閉モードで開閉可能となるように構成されている、制御盤キャビネット。
【請求項3】
請求項2に記載の制御盤キャビネットにおいて、
前記第1アームは、前記第1方向に交差する第1アーム側壁部を含み、
前記第1被係合部は、前記第1アーム側壁部を前記第1方向に貫通した第1孔で構成され、
前記第1係合部は、前記第1孔に挿通可能に設けられるとともに、前記第1孔に挿通されることにより前記第1被係合部に係合した状態となる一方、当該第1孔から抜けることにより前記第1被係合部に係合していない状態となるように構成され、
前記第2アームは、前記第1方向に交差する第2アーム側壁部を含み、
前記第2被係合部は、前記第2アーム側壁部を前記第1方向に貫通した第2孔で構成され、
前記第2係合部は、前記第2孔に挿通可能に設けられるとともに、前記第2孔に挿通されることにより前記第2被係合部に係合した状態となる一方、当該第2孔から抜けることにより前記第2被係合部に係合していない状態となるように構成され、
前記第2係合部が前記第2孔から抜けた状態では前記第1係合部が前記第1孔に挿通された状態となる一方、前記第1係合部が前記第1孔から抜けた状態では前記第2係合部が前記第2孔に挿通された状態となるように構成されている、制御盤キャビネット。
【請求項4】
請求項2に記載の制御盤キャビネットにおいて、
前記第1アームと前記第2アームとは、同一の形状に形成されている、制御盤キャビネット。
【請求項5】
請求項2に記載の制御盤キャビネットにおいて、
前記第1アームは、前記第1開閉モードで前記開状態となった前記開閉カバーの更なる回動を規制する第1回動規制部を含む、制御盤キャビネット。
【請求項6】
請求項3に記載の制御盤キャビネットにおいて、
前記第1アームは、前記第1開閉モードで前記開状態となった前記開閉カバーの更なる回動を規制する第1回動規制部を含み、
前記第1回動規制部は、前記第1孔の内周面から凹んだ凹溝である回動規制凹溝で構成されている、制御盤キャビネット。
【請求項7】
請求項2に記載の制御盤キャビネットにおいて、
前記第1アームは、前記側壁部が下側となるように前記筐体を寝かせた状態で前記第1開閉モードで前記開状態となった前記開閉カバーの更なる回動を規制する第2回動規制部を含む、制御盤キャビネット。
【請求項8】
請求項2に記載の制御盤キャビネットにおいて、
前記第2アームは、前記第2開閉モードで前記開状態となった前記開閉カバーの更なる回動を規制する第3回動規制部を含む、制御盤キャビネット。
【請求項9】
請求項3に記載の制御盤キャビネットにおいて、
前記第2アームは、前記第2開閉モードで前記開状態となった前記開閉カバーの更なる回動を規制する第3回動規制部を含み、
前記第3回動規制部は、前記第2孔の内周面から膨出した凸起である回動規制凸起で構成されている、制御盤キャビネット。
【請求項10】
請求項2に記載の制御盤キャビネットにおいて、
前記第2アームは、前記側壁部が下側となるように前記筐体を寝かせた状態で前記第2開閉モードで前記開状態となった前記開閉カバーの更なる回動を規制する第4回動規制部を含む、制御盤キャビネット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、設備などの制御に供する各種制御機器を収容する制御盤キャビネットに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、設備などの制御に供する各種制御機器と、これらの制御機器を収容する制御盤キャビネットと、を備えた制御盤が知られている(例えば、特許文献1参照)。制御機器は、DINレール(例えば、特許文献2参照)などを介して制御盤キャビネットにおける側壁の内面に取り付けられるのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-216382号公報
特開2014-013860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、制御盤の設置面積を削減するニーズが高まるに伴い、制御盤キャビネットの内部におけるスペースの無駄を省くこと、すなわち、省スペース化が求められている。省スペース化の手段として制御機器間のクリアランスを減らすことが挙げられるが、この手段を採ると制御機器が必然的に密集してしまうことから、例えば、点検の際に制御機器および当該制御機器に接続された電線が他の制御機器に隠れて見え難くなったり、他の制御機器に作業員の手が阻まれたり、これ故に当該他の制御機器を一旦制御盤キャビネットから取り外す必要が生じたり、といった作業性の悪化を招いてしまう。したがって、点検などの作業のし易さ、すなわち、良好な作業性を確保しつつも、省スペース化することが困難であるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、良好な作業性を確保しつつも、省スペース化することができる制御盤キャビネットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る制御盤キャビネットは、以下のように構成される。本発明に係る制御盤キャビネットは、内部に各種制御機器を収容する直方体状の筐体と、当該筐体の一側壁を構成する側壁部の内面側に各種制御機器を保持する保持ユニットと、を備えた制御盤キャビネットである。前記保持ユニットは、前記側壁部に取り付けられ、当該側壁部の幅方向である第1方向に前記各種制御機器の一部を並べて保持する第1機器ホルダと、前記第1機器ホルダと上下方向に並ぶように前記側壁部に取り付けられ、前記第1機器ホルダにより保持される制御機器に接続される電線を前記第1方向に沿わせて保持する第1配線ホルダと、前記第1方向に延びる回動軸周りに回動可能に設けられるとともに、当該回動軸周りの回動によって、裏面が前記第1配線ホルダに対向する閉状態と、当該裏面が前記第1配線ホルダに対向しないように開いた開状態と、に開閉可能に構成された開閉カバーと、前記開閉カバーの裏面とは反対側の表面に取り付けられ、前記各種制御機器の別の一部を前記第1方向に並べて保持する第2機器ホルダと、前記開閉カバーが前記閉状態であるときに前記第1配線ホルダと前記第2機器ホルダとの間に位置するように、前記開閉カバーの裏面に取り付けられ、前記第2機器ホルダにより保持される制御機器に接続される電線を前記第1方向に沿わせて保持する第2配線ホルダと、を有する。
【0007】
上記の構成によれば、第1機器ホルダと第1配線ホルダとが、上下方向に並ぶように側壁部に取り付けられることから、第1機器ホルダによって保持される各種制御機器の一部と、第1配線ホルダによって保持される電線とを、側壁部の内面側で上下方向に並ぶように保持することができる。また、第2機器ホルダと第2配線ホルダとが、開閉カバーの表面と裏面とに各々取り付けられることから、第2機器ホルダによって保持される各種制御機器の別の一部と、第2配線ホルダによって保持される電線とを、側壁部とは異なる開閉カバーで保持することができる。
【0008】
そして、側壁部の幅方向である第1方向に延びる回動軸周りに回動可能に設けられた開閉カバーが閉状態であるときに、第2配線ホルダが第1配線ホルダと第2機器ホルダとの間に位置することから、開閉カバーが閉状態であるときに第1配線ホルダ、第2配線ホルダおよび第2機器ホルダが側壁部の法線方向である(第2方向)に並ぶような配置となり、換言すると、これらによって保持される、電線および各種制御機器の別の一部が、側壁部の法線方向(第2方向)に並ぶような配置となる。
【0009】
図24は、保持ユニットの従来例を示す概略図である。仮に、図24に示す従来例のように第1機器ホルダ90、第1配線ホルダ91、第2機器ホルダ92および第2配線ホルダ93を側壁部96に沿って上下方向に並べた場合、第1配線ホルダ91、第2機器ホルダ92および第2配線ホルダ93に対して筐体95の内側(手前側)に、制御機器の収容に供し得ないスペースα、すなわち、スペースの無駄が生じる。これに対して、上記のような配置とすることにより、第1配線ホルダの手前側のスペースを第2機器ホルダおよび第2配線ホルダの収容スペースとして有効的に活用することができるため、制御盤キャビネットの内部におけるスペースの無駄を省くこと、すなわち、省スペース化することができる。
【0010】
上記のように省スペース化することにより、第1機器ホルダ、第1配線ホルダ、第2機器ホルダおよび第2配線ホルダが制御盤キャビネットの内部で占めるスペースを上下方向に小さくすることができるため、制御盤キャビネットの筐体における側壁の内面にDINレールなどを介してより多くの制御機器を取り付けることが可能となり、この結果として、制御盤の設置面積を削減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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