TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025075375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186483
出願日2023-10-31
発明の名称化学プラント用圧縮機トレイン
出願人三菱重工コンプレッサ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類F01D 15/08 20060101AFI20250508BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】より簡素な構成を有する化学プラント用圧縮機トレインを提供する。
【解決手段】化学プラント用圧縮機トレインは、駆動されることで化学プラントのプロセスガスを圧縮する圧縮部と、圧縮部を駆動するモータと、化学プラントのプロセスガスの処理に伴って発生する蒸気によって回転されることで、モータの回転を補助可能な蒸気タービンと、蒸気タービンに向かう蒸気が流れる蒸気導入ラインと、蒸気導入ライン上に設けられ、蒸気タービンへの蒸気の流入量を調節する主塞止弁と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動されることで化学プラントのプロセスガスを圧縮する圧縮部と、
前記圧縮部を駆動するモータと、
前記化学プラントの前記プロセスガスの処理に伴って発生する蒸気によって回転されることで、前記モータの回転を補助可能な蒸気タービンと、
前記蒸気タービンに向かう前記蒸気が流れる蒸気導入ラインと、
前記蒸気導入ライン上に設けられ、前記蒸気タービンへの前記蒸気を遮断又は流入させる主塞止弁と、
を備える化学プラント用圧縮機トレイン。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記蒸気導入ライン上における前記蒸気タービンと前記主塞止弁との間には、他の弁装置が設けられていない請求項1に記載の化学プラント用圧縮機トレイン。
【請求項3】
前記蒸気タービンと前記主塞止弁との間に設けられ、前記蒸気の流通状態を切り替えるガバリング弁をさらに備える請求項1に記載の化学プラント用圧縮機トレイン。
【請求項4】
前記ガバリング弁は、開状態と閉状態との間で姿勢を切り替え可能な1つのみの弁体を有する請求項3に記載の化学プラント用圧縮機トレイン。
【請求項5】
前記蒸気タービンは、
ロータと、
前記ロータを外周側から覆うことで間に前記蒸気が流れる流路を形成するケーシングと、
を有し、
前記ケーシングは、
前記ケーシング内における一段目の静翼の上流側に形成され、前記蒸気が流入するとともに、前記ロータの中心軸を中心とする円環状の流入流路と、
前記流入流路と前記主塞止弁との間を接続する1つのみの案内流路と、
を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の化学プラント用圧縮機トレイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、化学プラント用圧縮機トレインに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、アンモニアを生成する化学プラントとしてのアンモニアプラントで用いられるアンモニア製造用圧縮機システムが開示されている。このアンモニア製造用圧縮機システムは、低圧側及び高圧側の圧縮機(以下、圧縮部と称する)と、圧縮部を駆動する駆動機(蒸気タービン)とを備えている。
【0003】
圧縮部を駆動するために蒸気タービン(駆動機)の動力を用いることが一般的である。この他、駆動機の動力を補完するために、電動機(モータ)を併用する構成も提唱されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-154020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の構成とは異なり、主として電動機によって圧縮部を駆動し、電動機の動力を蒸気タービンによって補助するという構成も考えられる。その場合、蒸気タービンには、蒸気流量等の精緻なコントロールは必要なくなる。そのため、従来のプラントにおける蒸気タービンの構成はオーバースペックとなってしまい、運用コストやメンテナンスコストの増大に繋がるという課題がある。
【0006】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、より簡素な構成を有する化学プラント用圧縮機トレインを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示に係る化学プラント用圧縮機トレインは、駆動されることで化学プラントのプロセスガスを圧縮する圧縮部と、前記圧縮部を駆動するモータと、前記化学プラントの前記プロセスガスの処理に伴って発生する蒸気によって回転されることで、前記モータの回転を補助可能な蒸気タービンと、前記蒸気が流れる接続ラインと、前記接続ライン上に設けられ、前記蒸気タービンへの前記蒸気を遮断又は流入させる主塞止弁と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、より簡素な構成を有する化学プラント用圧縮機トレインを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係る化学プラント用圧縮機トレインの構成を示す模式図である。
本開示の実施形態に係る化学プラント用圧縮機トレインの要部(系統)を示す図である。
本開示の実施形態に係る蒸気タービンの構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態に係る化学プラント用圧縮機トレインを図面に基づき説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ダイハツ工業株式会社
エンジン
今日
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
2日前
スズキ株式会社
エンジン
16日前
フタバ産業株式会社
マフラ
16日前
カワサキモータース株式会社
排気装置
14日前
株式会社アイシン
発電システム
14日前
フタバ産業株式会社
排気部品
10日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の異常診断装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
27日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の排気装置
27日前
ヤンマーホールディングス株式会社
排気浄化装置
今日
ヤンマーホールディングス株式会社
エンジン装置
27日前
日本碍子株式会社
熱電変換デバイス
10日前
井関農機株式会社
ラジエータ
7日前
フタバ産業株式会社
内燃機関及び浄化装置
2日前
三菱自動車工業株式会社
内燃機関
16日前
三菱重工業株式会社
タービン静翼及びタービン
20日前
株式会社SUBARU
吸排気システム
10日前
株式会社SUBARU
バルブユニット
10日前
カワサキモータース株式会社
消音装置
20日前
ヴィンゲーデー リミテッド
排出ガス処理デバイス
16日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関用触媒冷却装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
リザーブタンクの流入部の構造
7日前
カワサキモータース株式会社
乗物の排気マフラ
17日前
三菱重工業株式会社
発電プラント及び発電プラントの運転方法
14日前
ヴィンゲーデー リミテッド
排出ガス後処理システム
16日前
三菱自動車工業株式会社
内燃機関の制御システム
14日前
三菱自動車工業株式会社
エンジンの制御システム
20日前
三菱重工コンプレッサ株式会社
化学プラント用圧縮機トレイン
14日前
井関農機株式会社
作業車のディーゼルエンジン排気浄化装置
7日前
三菱重工業株式会社
蒸気タービン及び発電プラント並びに蒸気タービンの運転方法
14日前
株式会社東芝
タービン弁制御装置、タービン設備およびタービン弁駆動システム
3日前
株式会社豊田中央研究所
電池特性計測装置
9日前