TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025074199
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2025031543,2024000832
出願日
2025-02-28,2024-01-05
発明の名称
加工助剤、マスターバッチ、熱可塑性樹脂組成物及びフィルム
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
C08L
67/00 20060101AFI20250502BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】熱可塑性樹脂の加工性を改善できる加工助剤及びマスターバッチ、並びに、これらを用いた熱可塑性樹脂組成物及びフィルムを提供する。
【解決手段】融点65℃以上の生分解性ポリマーを含む加工助剤である。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
融点65℃以上の生分解性ポリマーを含む加工助剤。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記生分解性ポリマーの融点が190℃以下である請求項1記載の加工助剤。
【請求項3】
前記生分解性ポリマーは、脂肪族ポリエステルである請求項1又は2記載の加工助剤。
【請求項4】
前記脂肪族ポリエステルは、ポリ乳酸及びポリブチレンサクシネートからなる群より選択される少なくとも一種である請求項3記載の加工助剤。
【請求項5】
前記生分解性ポリマーは、190℃、荷重2.16kgfにおけるメルトフローレートが0.01~500g/10分である請求項1又は2記載の加工助剤。
【請求項6】
融点80℃以下のポリオール、ポリカプロラクトン、シリコーン、及び、ポリアミド-ポリエーテルブロック共重合体からなる群より選択される少なくとも一種であるシナジストを含む請求項1又は2記載の加工助剤。
【請求項7】
前記ポリオールは、ポリエチレングリコール及び/又はポリエチレンオキシドである請求項6記載の加工助剤。
【請求項8】
前記ポリエチレングリコールの数平均分子量が1,000~50,000、前記ポリエチレンオキシドの粘度平均分子量が100,000~10,000,000、前記ポリカプロラクトンの重量平均分子量が2,000~100,000である請求項7記載の加工助剤。
【請求項9】
前記生分解性ポリマー及び前記シナジストの質量比(生分解性ポリマー:シナジスト)が99.9:0.1~10:90である請求項6記載の加工助剤。
【請求項10】
エチレン-ビニルアルコール共重合体を含む請求項1又は2記載の加工助剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、加工助剤、マスターバッチ、熱可塑性樹脂組成物及びフィルムに関する。
続きを表示(約 940 文字)
【背景技術】
【0002】
溶融加工可能な熱可塑性樹脂の加工において、生産性の向上及び低コスト化を実現するためには速い速度で押出する必要がある。しかしながら、溶融加工可能な熱可塑性樹脂組成物には必ず臨界剪断速度があり、この速度を上回るとメルトフラクチャーと呼ばれる表面が粗くなる状態が発生し、良好な成形品が得られなくなる。
【0003】
熱可塑性樹脂の加工性を改善する手法として、例えば、特許文献1、2では、高分子量のポリエチレングリコールを含む加工助剤が提案されている。しかしながら、その効果は十分ではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2017-538833号公報
米国特許出願公開第2005/0070644号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、熱可塑性樹脂の加工性を改善できる加工助剤及びマスターバッチ、並びに、これらを用いた熱可塑性樹脂組成物及びフィルムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示(1)は、融点65℃以上の生分解性ポリマーを含む加工助剤である。
【0007】
本開示(2)は、前記生分解性ポリマーの融点が190℃以下である本開示(1)記載の加工助剤である。
【0008】
本開示(3)は、前記生分解性ポリマーは、脂肪族ポリエステルである本開示(1)又は(2)記載の加工助剤である。
【0009】
本開示(4)は、前記脂肪族ポリエステルは、ポリ乳酸及びポリブチレンサクシネートからなる群より選択される少なくとも一種である本開示(3)記載の加工助剤である。
【0010】
本開示(5)は、前記生分解性ポリマーは、190℃、荷重2.16kgfにおけるメルトフローレートが0.01~500g/10分である本開示(1)~(4)、シリコーン、及びポリアミド-ポリエーテルブロック共重合体のいずれかに記載の加工助剤である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ダイキン工業株式会社
加湿装置
6日前
ダイキン工業株式会社
加湿装置
6日前
ダイキン工業株式会社
冷却システム
10日前
ダイキン工業株式会社
パルプ組成物
10日前
ダイキン工業株式会社
加湿ユニット
2日前
ダイキン工業株式会社
空気調和装置
10日前
ダイキン工業株式会社
パルプ組成物
10日前
ダイキン工業株式会社
撥水剤組成物
10日前
ダイキン工業株式会社
評価方法及び評価装置
10日前
ダイキン工業株式会社
フルオロポリエーテル化合物
4日前
ダイキン工業株式会社
スクロール圧縮機及び冷凍装置
10日前
ダイキン工業株式会社
提案装置、提案方法及びプログラム
11日前
ダイキン工業株式会社
ポリテトラフルオロエチレン造粒粉体
13日前
ダイキン工業株式会社
撥剤
1か月前
ダイキン工業株式会社
重合体、撥水剤、繊維製品、及び繊維製品の製造方法
10日前
ダイキン工業株式会社
重合体、撥水剤、繊維製品、及び繊維製品の製造方法
10日前
ダイキン工業株式会社
重合体、撥水剤、繊維製品、及び繊維製品の製造方法
10日前
ダイキン工業株式会社
積層形ヘッダを有する熱交換器、及び、熱交換器の製造方法
13日前
ダイキン工業株式会社
データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム
2日前
ダイキン工業株式会社
冷媒回路システム
12日前
ダイキン工業株式会社
データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム
2日前
ダイキン工業株式会社
データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム
2日前
ダイキン工業株式会社
ハロオレフィン類組成物
23日前
ダイキン工業株式会社
回転式圧縮機及び冷凍装置
23日前
ダイキン工業株式会社
圧縮機システム及び冷凍装置
12日前
ダイキン工業株式会社
加工助剤、マスターバッチ、熱可塑性樹脂組成物及びフィルム
12日前
ダイキン工業株式会社
加工助剤、熱可塑性樹脂組成物及びフィルム並びにそれらの製造方法
12日前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
酸化ストレス抑制剤、酸化ストレス抑制用組成物、および、酸化ストレス抑制装置
4日前
ダイキン工業株式会社
中空微粒子の製造方法、中空微粒子、相分離微粒子、水分散体及び組成物
23日前
ダイキン工業株式会社
電気化学デバイス用合剤シート、電気化学デバイス、及び、電気化学デバイス用合剤シートの製造方法
1か月前
東ソー株式会社
摺動部材
2日前
東レ株式会社
多孔質構造体
1か月前
東ソー株式会社
押出成形体
3か月前
ベック株式会社
硬化性組成物
2か月前
ベック株式会社
硬化性組成物
2か月前
東レ株式会社
CPUソケット
23日前
続きを見る
他の特許を見る