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公開番号
2025065755
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175177
出願日
2023-10-10
発明の名称
払拭装置
出願人
株式会社ミツバ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60S
1/08 20060101AFI20250415BHJP(車両一般)
要約
【課題】フィードフォワード制御方式で生成した駆動指令に基づく駆動信号で動力源を駆動した場合におけるワイパブレードの干渉を抑制する。
【解決手段】所定の動力源を用いてワイパブレードを往復運動させることにより被払拭面上の雨水を払拭する払拭装置であって、少なくともフィードフォワード制御方式で駆動指令を生成する制御部と、駆動指令に基づいて駆動信号を生成し、当該駆動信号を動力源に出力する駆動回路とを備え、制御部は動力源の駆動電圧に応じて駆動指令を補正する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の動力源を用いてワイパブレードを往復運動させることにより被払拭面上の雨水を払拭する払拭装置であって、
駆動指令を少なくともフィードフォワード制御方式で生成する制御部と、
前記駆動指令に基づいて駆動信号を生成し、当該駆動信号を前記動力源に出力する駆動回路とを備え、
前記制御部は、前記動力源の駆動電圧に応じて前記駆動指令を補正することを特徴とする払拭装置。
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【請求項2】
前記ワイパブレードは、前記動力源が正転することによって下反転位置から上反転位置に移動し、前記動力源が逆転することによって上記上反転位置から上記下反転位置に移動し、
前記制御部は、前記ワイパブレードが上記下反転位置から上記上反転位置に移動する際の初期期間において前記フィードフォワード制御方式で前記駆動指令を生成することを特徴とする請求項1に記載の払拭装置。
【請求項3】
前記駆動回路は、外部から給電される直流電源をスイッチングすることによって前記駆動信号を生成するインバータ回路であり、
前記駆動指令は、前記インバータ回路のスイッチングにおけるデューティ比であることを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
【請求項4】
1つの前記動力源で一対の前記ワイパブレードを往復運動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
【請求項5】
前記動力源は、一対設けられ、一対の前記ワイパブレードのうち、自らに対応する前記ワイパブレードを往復運動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、払拭装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
周知のように、各種の移動車両にはフロントガラスやリヤガラスの表面(被払拭面)上の雨水を払拭する払拭装置が搭載されている。この払拭装置は、モータ(動力源)によってワイパブレードを往復運動させることにより被払拭面上の雨水を払拭する。下記特許文献1には、このような払拭装置の一例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-143499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、モータの制御方式として、フィードバック制御方式とフィードフォワード制御方式とが知られている。上述した払拭装置では、フィードバック制御方式及びフィードフォワードのいずれか一方又は両方を適宜利用してモータ(動力源)の駆動回路を制御する駆動指令を生成している。
【0005】
また、モータの駆動回路としてインバータ回路が知られている。このインバータ回路は、上記駆動指令に基づいて直流電力をスイッチングすることにより駆動信号を生成する。上述した払拭装置では、車両に搭載されたバッテリの出力電力を上記直流電力としインバータ回路に取り込み、この直流電力をスイッチングすることにより駆動信号を生成している。
【0006】
しかしながら、フィードフォワード制御方式で生成した駆動指令に基づいてインバータ回路で駆動信号を生成した場合、バッテリ電圧つまりモータ(動力源)の駆動電圧が低下すると、ワイパブレードに作用するカウンター力が低下する。したがって、この場合、ワイパブレードのオーバーランが発生して、ワイパブレードが移動車両のピラー等の被干渉部と干渉する虞がある。
【0007】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、フィードフォワード制御方式で生成した駆動指令に基づく駆動信号で動力源を駆動した場合におけるワイパブレードの干渉を抑制することが可能な払拭装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明では、払拭装置に係る第1の解決手段として、所定の動力源を用いてワイパブレードを往復運動させることにより被払拭面上の雨水を払拭する払拭装置であって、少なくともフィードフォワード制御方式で駆動指令を生成する制御部と、前記駆動指令に基づいて駆動信号を生成し、当該駆動信号を前記動力源に出力する駆動回路とを備え、前記制御部は、前記動力源の駆動電圧に応じて前記駆動指令を補正する、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、払拭装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記ワイパブレードは、前記動力源が正転することによって下反転位置から上反転位置に移動し、前記動力源が逆転することによって上記上反転位置から上記下反転位置に移動し、前記制御部は、前記ワイパブレードが上記下反転位置から上記上反転位置に移動する際の初期期間において前記フィードフォワード制御方式で前記駆動指令を生成する、という手段を採用する。
【0010】
本発明では、払拭装置に係る第3の解決手段として、上記第1又は第2の解決手段において、前記駆動回路は、外部から給電される直流電源をスイッチングすることによって前記駆動信号を生成するインバータ回路であり、前記駆動指令は、前記インバータ回路のスイッチングにおけるデューティ比である、という手段を採用する。
(【0011】以降は省略されています)
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