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公開番号2025062793
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023172061
出願日2023-10-03
発明の名称攪拌装置および噴射システム
出願人櫻護謨株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類B01F 33/452 20220101AFI20250408BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】 容器に収容された内容物の良好な噴射を実現することが可能な攪拌装置を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る攪拌装置は、内容物と、磁石に吸着し、前記内容物を攪拌するための攪拌具とが収容される容器に用いられる。前記攪拌装置は、ケースと、前記ケースに配置され、第1軸を中心に回転する第1回転部材と、前記ケースの内部に配置され、前記第1回転部材を回転させる駆動部と、を備える。前記第1回転部材は、前記容器に向かい合うことが可能な第1面と、第1磁石と、前記第1面よりも突出する第1接触部と、を有している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
内容物と、磁石に吸着し、前記内容物を攪拌するための攪拌具とが収容される容器に用いられる攪拌装置であって、
ケースと、
前記ケースに配置され、第1軸を中心に回転する第1回転部材と、
前記ケースの内部に配置され、前記第1回転部材を回転させる駆動部と、を備え、
前記第1回転部材は、前記容器に向かい合うことが可能な第1面と、第1磁石と、前記第1面よりも突出する第1接触部と、を有している、
攪拌装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記第1接触部は、回転可能に支持され、前記第1面よりも突出するボールを有している、
請求項1に記載の攪拌装置。
【請求項3】
前記第1接触部は、前記第1軸を中心とする周方向に複数配置されている、
請求項1に記載の攪拌装置。
【請求項4】
前記第1面は、配置される前記容器に向けて突出する凸形状を有している、
請求項1に記載の攪拌装置。
【請求項5】
前記第1磁石は、前記第1軸を中心とする径方向に前記第1軸から離れて配置されている、
請求項4に記載の攪拌装置。
【請求項6】
前記第1磁石は、前記第1軸を中心とする周方向に複数配置されている、
請求項5に記載の攪拌装置。
【請求項7】
前記ケースは、前記容器を保持することが可能な保持部を有している、
請求項1に記載の攪拌装置。
【請求項8】
前記保持部は、前記第1回転部材を挟んで配置された第1保持部および第2保持部を有している、
請求項7に記載の攪拌装置。
【請求項9】
前記第2保持部は、前記第1保持部に向かい合う第1位置と、前記第1保持部に向かい合わない第2位置との間で位置の調整が可能に構成されている、
請求項8に記載の攪拌装置。
【請求項10】
前記ケースに配置されたグリップをさらに備える、
請求項1に記載の攪拌装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、攪拌装置および噴射システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、塗料等を噴射するための噴射装置には、エアゾール缶等の容器が用いられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。容器には、硬化遅延剤および噴射剤等を含む内容物、および内容物を攪拌するための攪拌具等が充填される。噴射装置を使用する前には、容器内の内容物を攪拌する必要がある。ユーザは、例えば、容器を手に持ち、上下方向、左右方向等に振ることによって内容物を攪拌する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-221889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ユーザによる攪拌作業が不十分であると、内容物が混ざらない可能性がある。これにより、噴射装置から噴射される内容物の品質にバラつきが生じる可能性がある。そこで、本発明は、容器に収容された内容物の良好な噴射を実現することが可能な攪拌装置および噴射システムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係る攪拌装置は、内容物と、磁石に吸着し、前記内容物を攪拌するための攪拌具とが収容される容器に用いられる。前記攪拌装置は、ケースと、前記ケースに配置され、第1軸を中心に回転する第1回転部材と、前記ケースの内部に配置され、前記第1回転部材を回転させる駆動部と、を備える。
【0006】
実施形態の一つの観点によれば、前記第1回転部材は、前記容器に向かい合うことが可能な第1面と、第1磁石と、前記第1面よりも突出する第1接触部と、を有している。
【0007】
前記第1接触部は、回転可能に支持され、前記第1面よりも突出するボールを有してもよい。前記第1接触部は、前記第1軸を中心とする周方向に複数配置されてもよい。前記第1面は、配置される前記容器に向けて突出する凸形状を有してもよい。
【0008】
前記第1磁石は、前記第1軸を中心とする径方向に前記第1軸から離れて配置されてもよい。前記第1磁石は、前記第1軸を中心とする周方向に複数配置されてもよい。前記ケースは、前記容器を保持することが可能な保持部を有してもよい。
【0009】
前記保持部は、前記第1回転部材を挟んで配置された第1保持部および第2保持部を有してもよい。前記第2保持部は、前記第1保持部に向かい合う第1位置と、前記第1保持部に向かい合わない第2位置との間で位置の調整が可能に構成されてもよい。前記ケースに配置されたグリップをさらに備えてもよい。
【0010】
前記攪拌装置は、前記ケースに配置され、前記第1軸と平行な第2軸を中心に回転する第2回転部材をさらに備えてもよい。前記駆動部は、前記第1回転部材および前記第2回転部材の双方を回転させ、前記第2回転部材は、前記容器に向かい合うことが可能な第2面と、第2磁石と、前記第2面よりも突出する第2接触部と、を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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