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公開番号
2025058657
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168728
出願日
2023-09-28
発明の名称
データ処理装置、データ処理装置システム、データ処理方法及びプログラム
出願人
カヤバ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G08C
17/02 20060101AFI20250402BHJP(信号)
要約
【課題】各センサ装置から取得する複数のデータを、適切に対応付ける。
【解決手段】データ処理装置は、複数のセンサ装置に対して計測を開始させる開始指令を出力する計測指示部と、センサ装置が所定のサンプリングレートで計測したデータのまとまりであるデータセットを、複数のセンサ装置から取得するデータ取得部と、開始指令を出力した後にデータ取得部が最初にデータセットを取得した第1センサ装置から、最初にデータセットを取得した第1タイミングから、その次にデータセットを取得した第2タイミングまでに、第1センサ装置以外のセンサ装置の全てから、1回ずつデータセットを取得したという第1条件を満たす場合に、第2タイミングの直前に取得したデータセットを送信した第2センサ装置がデータ計測を開始した第3タイミングよりも前に取得された第2センサ装置以外のセンサ装置のデータを削除して残ったデータを保存するデータ同期部とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の時間毎に通信相手である複数のセンサ装置を切り替えながら無線通信するデータ処理装置であり、
前記複数のセンサ装置に対してデータ計測を開始させる開始指令を出力する計測指示部と、
前記センサ装置が所定のサンプリングレートで計測した複数のデータのまとまりであるデータセットを、前記複数のセンサ装置それぞれから取得するデータ取得部と、
前記開始指令を出力した後に前記データ取得部が最初に前記データセットを取得した第1センサ装置から、最初に前記データセットを取得した第1タイミングから、その次に前記第1センサ装置から前記データセットを取得した第2タイミングまでに、前記第1センサ装置以外の前記センサ装置の全てから、1回ずつ前記データセットを取得したという第1条件を満たす場合に、前記第2タイミングの直前に取得したデータセットを送信した第2センサ装置がデータ計測を開始した第3タイミングよりも前に測定された第2センサ装置以外のセンサ装置の前記データを削除して、削除されずに残った前記データを保存するデータ同期部と、
を備える、
データ処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記計測指示部は、前記第1条件を満たさない場合には、全ての前記複数のセンサ装置に対してデータ計測を停止させるための停止指令を出力する、
請求項1に記載のデータ処理装置。
【請求項3】
前記計測指示部は、前記第1タイミングから前記第2タイミングまでの間に、前記データセットを取得しなかった前記センサ装置の数に応じて、次に前記開始指令を出力するタイミングを決定する、
請求項2に記載のデータ処理装置。
【請求項4】
前記データ同期部は、前記第1条件を満たし、かつ、それぞれの前記センサ装置からの前記データセットに含まれるデータ数が、所定の数であるという第2条件を満たす場合に、前記第3タイミングよりも前に測定された前記データを削除して、削除されずに残った前記データを保存する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
【請求項5】
前記計測指示部は、前記第2条件を満たさない場合には、全ての前記複数のセンサ装置に対してデータ計測を停止させるための停止指令を出力する、
請求項4に記載のデータ処理装置。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のデータ処理装置と、
前記複数のセンサ装置と、
を有する、
データ処理装置システム。
【請求項7】
所定の時間毎に通信相手である複数のセンサ装置を切り替えながら無線通信するデータ処理装置を用いたデータ処理方法であって、
前記複数のセンサ装置に対してデータ計測を開始させる開始指令を出力するステップと、
前記センサ装置が所定のサンプリングレートで計測した複数のデータのまとまりであるデータセットを、前記複数のセンサ装置それぞれから取得するステップと、
前記開始指令を出力するステップ後に、最初に前記データセットを取得した第1センサ装置から、最初に前記データセットを取得した第1タイミングから、その次に前記第1センサ装置から前記データセットを取得した第2タイミングまでに、前記第1センサ装置以外の前記センサ装置の全てから、1回ずつ前記データセットを取得したという第1条件を満たす場合に、前記第2タイミングの直前に取得したデータセットを送信した第2センサ装置がデータ計測を開始した第3タイミングよりも前に測定された第2センサ装置以外のセンサ装置の前記データを削除して、削除されずに残った前記データを保存するステップと、
を含む、
データ処理方法。
【請求項8】
所定の時間毎に通信相手である複数のセンサ装置を切り替えながら無線通信するデータ処理装置を用いたデータ処理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記複数のセンサ装置に対してデータ計測を開始させる開始指令を出力するステップと、
前記センサ装置が所定のサンプリングレートで計測した複数のデータのまとまりであるデータセットを、前記複数のセンサ装置それぞれから取得するステップと、
前記開始指令を出力するステップ後に、最初に前記データセットを取得した第1センサ装置から、最初に前記データセットを取得した第1タイミングから、その次に前記第1センサ装置から前記データセットを取得した第2タイミングまでに、前記第1センサ装置以外の前記センサ装置の全てから、1回ずつ前記データセットを取得したという第1条件を満たす場合に、前記第2タイミングの直前に取得したデータセットを送信した第2センサ装置がデータ計測を開始した第3タイミングよりも前に測定された第2センサ装置以外のセンサ装置の前記データを削除して、削除されずに残った前記データを保存するステップと、
をコンピュータに実行させる、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、データ処理装置、データ処理装置システム、データ処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のセンサにより所定時間毎に検出されたデータを取得する方法が知られている。例えば特許文献1には、車両に搭載された複数のセンサ装置と、制御装置とを有する車両制御システムであって、制御装置が、それぞれのセンサ装置に周期的に計測トリガ信号を送信し、それぞれのセンサ装置が、計測トリガ信号を時期的な基準として計測データを計測する旨が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-63710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、各センサ装置から取得するデータを、適切に対応付けることが求められる場合がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、各センサ装置から取得するデータを適切に対応付けることが可能な、データ処理装置、データ処理装置システム、データ処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係るデータ処理装置は、所定の時間毎に通信相手である複数のセンサ装置を切り替えながら無線通信するデータ処理装置であり、前記複数のセンサ装置に対してデータ計測を開始させる開始指令を出力する計測指示部と、前記センサ装置が所定のサンプリングレートで計測した複数のデータのまとまりであるデータセットを、前記複数のセンサ装置それぞれから取得するデータ取得部と、前記開始指令を出力した後に最初に前記データセットを取得した第1センサ装置から、最初に前記データセットを取得した第1タイミングから、その次に前記第1センサ装置から前記データセットを取得した第2タイミングまでに、前記第1センサ装置以外の前記センサ装置の全てから、1回ずつ前記データセットを取得したという第1条件を満たす場合に、前記第2タイミングの直前に取得したデータセットを送信した第2センサ装置がデータ計測を開始した第3タイミングよりも前に測定された第2センサ装置以外のセンサ装置の前記データセットを削除して、削除されずに残った前記データセットを保存するデータ同期部とを備える。
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係るデータ処理装置システムは、上記データ処理装置と、前記複数のセンサ装置とを有する。
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係るデータ処理方法は、所定の時間毎に通信相手である複数のセンサ装置を切り替えながら無線通信するデータ処理装置を用いたデータ処理方法であって、前記複数のセンサ装置に対してデータ計測を開始させる開始指令を出力するステップと、前記センサ装置が所定のサンプリングレートで計測した複数のデータのまとまりであるデータセットを、前記複数のセンサ装置それぞれから取得するステップと、前記開始指令を出力するステップ後に、最初に前記データセットを取得した第1センサ装置から、最初に前記データセットを取得した第1タイミングから、その次に前記第1センサ装置から前記データセットを取得した第2タイミングまでに、前記第1センサ装置以外の前記センサ装置の全てから、1回ずつ前記データセットを取得したという第1条件を満たす場合に、前記第2タイミングの直前に取得したデータセットを送信した第2センサ装置がデータ計測を開始した第3タイミングよりも前に測定された第2センサ装置以外のセンサ装置の前記データを削除して、削除されずに残った前記データを保存するステップと、を含む。
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係るプログラムは、所定の時間毎に通信相手である複数のセンサ装置を切り替えながら無線通信するデータ処理装置を用いたデータ処理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記複数のセンサ装置に対してデータ計測を開始させる開始指令を出力するステップと、前記センサ装置が所定のサンプリングレートで計測した複数のデータのまとまりであるデータセットを、前記複数のセンサ装置それぞれから取得するステップと、前記開始指令を出力するステップ後に、最初に前記データセットを取得した第1センサ装置から、最初に前記データセットを取得した第1タイミングから、その次に前記第1センサ装置から前記データセットを取得した第2タイミングまでに、前記第1センサ装置以外の前記センサ装置の全てから、1回ずつ前記データセットを取得したという第1条件を満たす場合に、前記第2タイミングの直前に取得したデータセットを送信した第2センサ装置がデータ計測を開始した第3タイミングよりも前に測定された第2センサ装置以外のセンサ装置の前記データを削除して、削除されずに残った前記データを保存するステップと、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、各センサ装置から取得するデータを適切に対応付けることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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