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公開番号
2025044174
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2024161099
出願日
2024-09-18
発明の名称
自動車のための潤滑剤供給システム
出願人
ケーティーエム アーゲー
,
KTM AG
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F01M
1/02 20060101AFI20250325BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】コンパクトに構成されるシステム、効率的な運転を可能にし、環境的、経済的な改善を成す、潤滑剤供給システムならびにこのような潤滑剤供給システムを備えた二輪の自動車を提供する。
【解決手段】特に二輪の自動車のための潤滑剤供給システムであって、エンジン構成要素を潤滑するための潤滑剤を送るように構成された少なくとも1つの潤滑剤ポンプ(2,3)と、任意選択的に、潤滑剤循環路において送られる潤滑剤を濾過するように構成された潤滑剤フィルタ(4)とを含み、潤滑剤フィルタ(4)は、少なくとも1つの潤滑剤ポンプ(2,3)に直接に接続し、かつ/または少なくとも1つの潤滑剤ポンプ(2,3)のポンプ軸(5)の仮想の延長部が、潤滑剤フィルタ(4)を貫通し、かつ/または少なくとも2つの潤滑剤ポンプ(2,3)が設けられており、少なくとも2つの潤滑剤ポンプ(2,3)は、1つの共通のポンプ軸(5)により駆動される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
特に二輪の自動車(20)のための潤滑剤供給システムであって、
エンジン構成要素(9,10,11,12,14)を潤滑するための潤滑剤を前記自動車(20)の少なくとも1つの潤滑剤循環路において送るように構成された少なくとも1つの潤滑剤ポンプ(2,3)と、
任意選択的に、前記潤滑剤循環路において送られる潤滑剤を濾過するように構成された潤滑剤フィルタ(4)と
を含む、潤滑剤供給システムにおいて、
前記潤滑剤フィルタ(4)は、前記少なくとも1つの潤滑剤ポンプ(2,3)に直接に接続しており、かつ/または
前記少なくとも1つの潤滑剤ポンプ(2,3)のポンプ軸(5)の仮想の延長部が、前記潤滑剤フィルタ(4)を貫通しており、かつ/または
少なくとも2つの潤滑剤ポンプ(2,3)が設けられており、該少なくとも2つの潤滑剤ポンプ(2,3)は、1つの共通のポンプ軸(5)により駆動されている
ことを特徴とする、潤滑剤供給システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つの潤滑剤ポンプ(2,3)または前記少なくとも2つの潤滑剤ポンプ(2,3)は、歯車ポンプ、好適にはトロコイドポンプを有している、請求項1記載の潤滑剤供給システム。
【請求項3】
前記潤滑剤フィルタ(4)のフィルタケーシングが、クランクケーシング(6)の開口により形成されている、請求項1または2記載の潤滑剤供給システム。
【請求項4】
前記少なくとも1つの潤滑剤ポンプ(2,3)または前記少なくとも2つの潤滑剤ポンプ(2,3)は、クランクケーシング(6)の対応する開口内に位置決めされている、請求項1から3までのいずれか1項記載の潤滑剤供給システム。
【請求項5】
前記少なくとも1つの潤滑剤ポンプ(2,3)と前記潤滑剤フィルタ(4)とが、少なくとも1つの開口、好適にはクランクケーシング(6)の開口、特に好ましくは前記クランクケーシング(6)内の孔により流体技術的に接続されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の潤滑剤供給システム。
【請求項6】
前記少なくとも2つの潤滑剤ポンプ(2,3)のうちの第1の潤滑剤ポンプ(2)が、サクションポンプとして構成されており、かつ/または前記少なくとも2つの潤滑剤ポンプ(2,3)のうちの第2の潤滑剤ポンプ(3)が、高圧ポンプとして構成されている、請求項1から5までの少なくともいずれか1項記載の潤滑剤供給システム。
【請求項7】
前記潤滑剤ポンプ、好適には前記第1の潤滑剤ポンプ(2)は、前記潤滑剤を送り通路を介してクランクケーシング(6)から吸い込むように構成されている、請求項1から6までの少なくともいずれか1項記載の潤滑剤供給システム。
【請求項8】
前記潤滑剤ポンプ、好適には前記第1の潤滑剤ポンプ(2)は、前記潤滑剤を伝動装置ケーシング(7)に通じる第1の供給通路(18)内に圧送するように構成されている、請求項1から7までの少なくともいずれか1項記載の潤滑剤供給システム。
【請求項9】
前記潤滑剤ポンプ、好適には前記第2の潤滑剤ポンプ(3)は、前記潤滑剤を送り通路を介して伝動装置ケーシング(7)から吸い込むように構成されている、請求項1から8までの少なくともいずれか1項記載の潤滑剤供給システム。
【請求項10】
前記潤滑剤ポンプ、好適には前記第2の潤滑剤ポンプ(3)は、前記潤滑剤をクランクケーシング(6)に通じる第2の供給通路(16)内に圧送するように構成されている、請求項1から9までの少なくともいずれか1項記載の潤滑剤供給システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前提部に記載の特徴を備えた、特に二輪(単一軌道)の自動車のための潤滑剤供給システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【0002】
冒頭で述べた形式の潤滑剤供給システムは、
-エンジン構成要素を潤滑するための潤滑剤を自動車の少なくとも1つの潤滑剤循環路において送るように構成された少なくとも1つの潤滑剤ポンプと、
-任意選択的に、潤滑剤循環路において送られる潤滑剤を濾過するように構成された潤滑剤フィルタと
を含んでいる。
【0003】
従来技術の公知のシステムでは、走行運転中のエンジン構成要素間の摩擦を低下させ、ひいては摩耗を減じるために働く潤滑剤が、種々異なるエンジン構成要素へと送られる。
【0004】
したがって、潤滑剤は、例えば、
-ピストンとシリンダ(またはシリンダライナ)との間で潤滑を実施し、
-伝動装置を潤滑し、または
-二輪の自動車の別の構成要素に必要な潤滑を与える
ために使用される。
【0005】
潤滑剤が潤滑を実行するために使用された後に、潤滑剤は、大抵は特定の箇所、例えばクランクケーシングに集まり、このクランクケーシングから、潤滑剤は、少なくとも1つの潤滑剤ポンプを介して再び吸い出され、さらに潤滑剤循環路を介してエンジン構成要素に潤滑のために供給される。
【0006】
この潤滑剤循環路において、潤滑剤は、大抵は潤滑剤ポンプによって吸い込まれた後に、潤滑剤フィルタを通過する。潤滑剤フィルタにおいて、潤滑剤から異物が除去され、引き続き使用するために再び調整される。
【0007】
しかし、従来技術の公知のシステムにおける欠点は、(特に二輪の自動車に関して)限られた構造空間に基づいて、潤滑剤供給システムの個別の構成要素間の経路が極めて長いことであり、これにより一方では、少なくとも1つの潤滑剤ポンプのための増大されたエネルギ消費が必要であり、この潤滑剤ポンプは、長い管路システムによって発生する損失出力を補償しなければならず、かつ/または必要なオイル体積は環境技術的な欠陥をもたらす。
【0008】
別の欠点は、自動車の始動時の比較的長い始動時間にある。なぜならば、長い管路経路に基づいて、エンジン構成要素に潤滑剤が供給されるまで、比較的長い時間を要してしまうからである(このことは摩耗の増大につながる)。
【0009】
したがって本発明の課題は、従来技術の前述の欠点を少なくとも部分的に改善し、かつ/またはよりコンパクトに構成されるシステムおよび/またはより効率的な運転を可能にし、かつ/または環境的および/もしくは経済的な改善を成す、潤滑剤供給システムならびにこのような潤滑剤供給システムを備えたクランクケーシングおよび自動車を提供することである。
【0010】
この課題は本発明によれば、請求項1の特徴部に記載の特徴を備えた、特に二輪の自動車のための潤滑剤供給システム、このような潤滑剤供給システムを備えたクランクケーシングならびにこのような潤滑剤供給システムを備えた自動車により解決される。
(【0011】以降は省略されています)
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