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公開番号
2025049741
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023158113
出願日
2023-09-22
発明の名称
排気集合管の冷却構造
出願人
三菱自動車工業株式会社
代理人
ケー・ティー・アンド・エス弁理士法人
主分類
F01P
3/12 20060101AFI20250327BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排気集合管の上下の温度差を考慮した排気集合管の冷却構造を提供する。
【解決手段】排気集合管の冷却構造は、長手方向に延びるシリンダヘッドに複数の排気ポートが設けられ、複数の前記排気ポートのそれぞれに接続される複数の接続ポートと、前記接続ポートの排気流れの下流側に設けられ複数の前記接続ポートを集合させる集合部と、を有する排気集合管の冷却構造である。排気集合管の冷却構造は、前記接続ポートと、前記集合部と、を覆う冷却通路を備え、前記冷却通路は、前記排気集合管の上部を覆う第1冷却通路と、前記排気集合管の下部を覆う第2冷却通路と、前記第1冷却通路と前記第2冷却通路の境界に設けられる分割壁と、を有し、前記第1冷却通路の容積が前記第2冷却通路の容積よりも大きい。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向に延びるシリンダヘッドに複数の排気ポートが設けられ、複数の前記排気ポートのそれぞれに接続される複数の接続ポートと、前記接続ポートの排気流れの下流側に設けられ複数の前記接続ポートを集合させる集合部と、を有する排気集合管の冷却構造であって、
前記接続ポートと、前記集合部と、を覆う冷却通路を備え、
前記冷却通路は、前記排気集合管の上部を覆う第1冷却通路と、前記排気集合管の下部を覆う第2冷却通路と、前記第1冷却通路と前記第2冷却通路の境界に設けられる分割壁と、を有し、
前記第1冷却通路の容積が前記第2冷却通路の容積よりも大きい、
排気集合管の冷却構造。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記冷却通路は、前記第1冷却通路と、前記第2冷却通路と、を接続する連通路を有し、
前記連通路は、前記冷却通路の前記長手方向の端部に設けられる、
請求項1に記載の排気集合管の冷却構造。
【請求項3】
前記冷却通路は、前記冷却通路の前記シリンダヘッド側の端部に設けられ前記長手方向に延びる上流壁を有し、
前記分割壁は、前記上流壁と隙間を開けて設けられる、
請求項1に記載の排気集合管の冷却構造。
【請求項4】
前記冷却通路は、前記冷却通路に冷却水を取り入れる冷却水入口と、前記冷却通路から前記冷却水を排水する冷却水出口と、を有し、
前記冷却水入口は、前記冷却通路の前記長手方向の一方側の端部に設けられ、
前記冷却水出口は、前記冷却通路の前記長手方向の他方側の端部に設けられ、
前記冷却通路の前記冷却水は、前記一方側から前記他方側に向けて流れる、
請求項1に記載の排気集合管の冷却構造。
【請求項5】
前記シリンダヘッドは、前記冷却水が前記他方側から前記一方側に流れるシリンダヘッド冷却通路を有する、
請求項4に記載の排気集合管の冷却構造。
【請求項6】
前記冷却通路は、前記冷却通路に冷却水を取り入れる冷却水入口と、前記冷却通路から前記冷却水を排水する冷却水出口と、を有し、
前記冷却水入口は、前記第2冷却通路に設けられ、
前記冷却水出口は、前記第1冷却通路に設けられる、
請求項1に記載の排気集合管の冷却構造。
【請求項7】
前記冷却通路は、前記分割壁から前記接続ポートに沿って延び、前記冷却通路を前記長手方向に隔てる隔壁を有する、
請求項1から6のいずれか1項に記載の排気集合管の冷却構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、排気集合管の冷却構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、排気集合管を冷却するための構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の排気集合管の冷却構造では、排気集合管を覆う冷却通路を設け、冷却通路に流れる冷却水によって排気集合管を冷却している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-151024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
排気集合管の下部は、熱がこもりやすい。このため、排気集合管の下部の方が上部に比べて温度が高くなる。このため、排気集合管は、下部の方をより冷やす必要がある。特許文献1の排気集合管の冷却構造では、排気集合管の上下の温度差を考慮していない。
【0005】
本開示の課題は、排気集合管の上下の温度差を考慮した排気集合管の冷却構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る排気集合管の冷却構造は、長手方向に延びるシリンダヘッドに複数の排気ポートが設けられ、複数の前記排気ポートのそれぞれに接続される複数の接続ポートと、前記接続ポートの排気流れの下流側に設けられ複数の前記接続ポートを集合させる集合部と、を有する排気集合管の冷却構造である。排気集合管の冷却構造は、前記接続ポートと、前記集合部と、を覆う冷却通路を備え、前記冷却通路は、前記排気集合管の上部を覆う第1冷却通路と、前記排気集合管の下部を覆う第2冷却通路と、前記第1冷却通路と前記第2冷却通路の境界に設けられる分割壁と、を有し、前記第1冷却通路の容積が前記第2冷却通路の容積よりも大きい。
【発明の効果】
【0007】
この排気集合管の冷却構造によれば、排気集合管の上下を独立して冷却できる。さらに、下方の冷却通路の容積が上方よりも大きいため、より冷却水の温度が高くなりやすい下方を上方よりも冷やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態による排気集合管の斜視図。
本開示の一実施形態による排気集合管の側面図。
図3のA-A断面図。
図3のB-B断面図。
本開示の一実施形態による第1冷却通路の図。
本開示の一実施形態による第2冷却通路の図。
本開示の一実施形態による排気集合管の冷却構造を用いた内燃機関の冷却回路図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下明細書および図面においてシリンダヘッド6の長手方向をL、短手方向をS、および上下方向をUと記す。
【0010】
図1に示すように、排気集合管Mの冷却構造1は、複数の接続ポート2と、集合部4と、を有する排気集合管Mの冷却構造である。接続ポート2は、長手方向Lに延びるシリンダヘッド6に設けられた複数の排気ポート8に接続される。集合部4は、接続ポート2の排気流れの下流側に設けられ複数の接続ポート2を集合させる。
(【0011】以降は省略されています)
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