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公開番号
2025044030
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2023151706
出願日
2023-09-19
発明の名称
半導体記憶装置および半導体記憶装置の加熱方法
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H10B
80/00 20230101AFI20250325BHJP()
要約
【課題】一実施形態は、製品寿命を延ばすことができる半導体記憶装置および半導体記憶装置の加熱方法を提供する。
【解決手段】一実施形態の半導体記憶装置は、基板と、封止部材と、第1メモリチップと、非信号配線とを有する。前記非信号配線は、前記封止部材の表面、前記封止部材の内部、前記基板の第1面、前記基板の内部、または前記第1メモリチップの表面のうち1つ以上に設けられ、第1方向から見た場合に前記第1メモリチップと重なる。前記非信号配線は、電力供給部に電気的に接続される第1端と、グラウンドに電気的に接続される第2端と、前記第1端と前記第2端とを接続した配線本体とを有する。前記配線本体は、前記第1方向とは交差した第2方向に延びた第1部分と、前記第1部分の端から折り返された第2部分と、前記第2部分の端から折り返された第3部分とを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体記憶装置であって、
第1面を有した基板と、
前記基板の厚さ方向である第1方向から見た場合に前記第1面を覆う封止部材と、
前記第1方向で前記第1面と前記封止部材との間に配置された第1メモリチップと、
前記半導体記憶装置の信号配線とは異なる非信号配線と、
を備え、
前記非信号配線は、前記封止部材の表面、前記封止部材の内部、前記基板の前記第1面、前記基板の内部、または前記第1メモリチップの表面のうち1つ以上に設けられ、前記第1方向から見た場合に前記第1メモリチップと重なり、
前記非信号配線は、電力供給部に電気的に接続される第1端と、グラウンドに電気的に接続される第2端と、前記第1端と前記第2端とを接続した配線本体とを有し、
前記配線本体は、前記第1方向とは交差した第2方向に延びた第1部分と、前記第1部分の端から前記第2方向の第1側に折り返されて前記第1部分と平行に延びた第2部分と、前記第2部分の端から前記第1側とは反対側である前記第2方向の第2側に折り返されて前記第2部分と平行に延びた第3部分とを含む、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記非信号配線は、インクジェット方式で導電材料が吹き付けられることで形成された配線である、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記基板は、前記第1メモリチップに供給される電流が流れる電源配線を有し、
前記非信号配線の前記第1方向の厚さは、前記電源配線の前記第1方向の厚さと比べて大きい、
請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記基板は、前記第1メモリチップに供給される電流が流れる電源配線を有し、
前記非信号配線の配線幅は、前記電源配線の配線幅と比べて大きい、
請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1メモリチップを含み、前記基板に積層された複数のメモリチップを備え、
前記非信号配線は、前記複数のメモリチップの表面とは異なる位置であって、前記封止部材の表面または前記封止部材の内部に設けられた、
請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記複数のメモリチップは、前記第1方向で前記第1メモリチップと前記封止部材との間に配置された第2メモリチップを含み、
前記第1メモリチップは、前記第1方向から見た場合に、前記第2メモリチップと重なる第1領域と、前記第2メモリチップを外れた第2領域とを有し、
前記非信号配線は、前記第1方向から見た場合に、前記第1メモリチップの前記第1領域、前記第1メモリチップの前記第2領域、および前記第2メモリチップと重なる、
請求項5に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記封止部材の外部に露出され、前記第1端に電気的に接続された第1パッドと、
前記封止部材の外部に露出され、前記第2端に電気的に接続された第2パッドと、
をさらに備えた、
請求項5に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記封止部材の内部に設けられ、前記第1端と前記基板とを電気的に接続した第1電気接続部と、
前記封止部材の内部に設けられ、前記第2端と前記基板とを電気的に接続した第2電気接続部と、
をさらに備えた、
請求項5に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記第1電気接続部は、ワイヤ、ピラー、又はビアのいずれかであり、
前記第2電気接続部は、ワイヤ、ピラー、又はビアのいずれかである、
請求項8に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記非信号配線は、前記基板の前記第1面に設けられた、
請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置および半導体記憶装置の加熱方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
基板と、基板に搭載されたメモリチップと、メモリチップを封止した封止部材とを有した半導体記憶装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2013-502647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一実施形態は、製品寿命を延ばすことができる半導体記憶装置および半導体記憶装置の加熱方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態の半導体記憶装置は、基板と、封止部材と、第1メモリチップと、非信号配線とを有する。前記基板は、第1面を有する。前記封止部材は、前記基板の厚さ方向である第1方向から見た場合に前記第1面を覆う。前記第1メモリチップは、前記第1方向で前記第1面と前記封止部材との間に配置されている。前記非信号配線は、前記半導体記憶装置の信号配線とは異なる。前記非信号配線は、前記封止部材の表面、前記封止部材の内部、前記基板の前記第1面、前記基板の内部、または前記第1メモリチップの表面のうち1つ以上に設けられ、前記第1方向から見た場合に前記第1メモリチップと重なる。前記非信号配線は、電力供給部に電気的に接続される第1端と、グラウンドに電気的に接続される第2端と、前記第1端と前記第2端とを接続した配線本体とを有する。前記配線本体は、前記第1方向とは交差した第2方向に延びた第1部分と、前記第1部分の端から前記第2方向の第1側に折り返されて前記第1部分と平行に延びた第2部分と、前記第2部分の端から前記第1側とは反対側である前記第2方向の第2側に折り返されて前記第2部分と平行に延びた第3部分とを含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態のストレージデバイスを示す平面図。
第1実施形態のNANDパッケージを示す図。
第1実施形態のNANDパッケージの製造方法を示す図。
第1実施形態のNANDパッケージの再生方法を説明するための斜視図。
第1実施形態の変形例のNANDパッケージを示す図。
第2実施形態のNANDパッケージを示す図。
第2実施形態の第1例のNANDパッケージを示す図。
第2実施形態の第1例のNANDパッケージの製造方法を示す図。
第2実施形態の第2例のNANDパッケージを示す図。
第2実施形態の第2例のNANDパッケージの製造方法を示す図。
第2実施形態の第3例のNANDパッケージを示す図。
第2実施形態の第3例のNANDパッケージの製造方法を示す図。
第3実施形態のNANDパッケージを示す図。
第3実施形態のNANDパッケージの製造方法を示す図。
第4実施形態のNANDパッケージを示す図。
第5実施形態のNANDパッケージを示す図。
第5実施形態のNANDパッケージの製造方法を示す図。
第5実施形態の第1変形例のNANDパッケージを示す図。
第5実施形態の第2変形例のNANDパッケージを示す図。
第5実施形態の第3変形例のNANDパッケージを示す図。
第5実施形態の第4変形例のNANDパッケージを示す図。
第5実施形態の第5変形例のNANDパッケージを示す図。
第5実施形態の第6変形例のNANDパッケージを示す図。
第5実施形態の第7変形例のNANDパッケージを示す図。
第5実施形態の第8変形例のNANDパッケージを示す図。
第6実施形態のNANDパッケージを示す図。
第6実施形態のNANDパッケージの再生方法を説明するための斜視図。
第6実施形態の変形例のNANDパッケージを示す図。
第7実施形態のNANDパッケージを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の半導体記憶装置および半導体記憶装置の加熱方法を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。また、一部の図面では、構造が模式的に示される場合がある。
【0008】
本出願で「平行」、「直交」、または「同じ」とは、それぞれ、「略平行」、「略直交」、または「略同じ」である場合を含み得る。本出願で「重なる」とは、2つの対象物の仮想的な投影像同士が重なることを意味する。すなわち「重なる」とは、2つの対象物が接する場合に限定されず、2つの対象物が接しない場合(例えば2つの対象物の間に空間または別部材が存在する場合)を含み得る。また本出願で「重なる」とは、2つの対象物の一部同士が重なる場合を含み得る。本出願で「接続」とは、機械的な接続に限定されず、電気的な接続を含み得る。すなわち「接続」とは、対象物と直接に接続される場合に限定されず、別の部材を間に介在させて対象物と接続される場合を含み得る。
【0009】
本出願では、+X方向、-X方向、+Y方向、-Y方向、+Z方向、および-Z方向は、以下のように定義される。+X方向、-X方向、+Y方向、および-Y方向は、後述する基板11の第1面11a(図1参照)と平行な方向である。+X方向は、後述する基板11の第2端部11e2から第1端部11e1に向かう方向である(図1参照)。-X方向は、+X方向とは反対の方向である。+X方向と-X方向とを区別しない場合は、単に「X方向」と称する。+Y方向および-Y方向は、X方向とは交差する(例えば直交する)方向である。+Y方向は、後述する基板11の第4端部11e4から第3端部11e3に向かう方向である(図1参照)。-Y方向は、+Y方向とは反対の方向である。+Y方向と-Y方向とを区別しない場合は、単に「Y方向」と称する。+Z方向および-Z方向は、X方向およびY方向とは交差する(例えば直交する)方向であり、基板11の厚さ方向である。+Z方向は、基板11からNANDパッケージ14に向かう方向である(図2参照)。-Z方向は、+Z方向とは反対の方向である。+Z方向と-Z方向とを区別しない場合は、単に「Z方向」と称する。
【0010】
Z方向は、「第1方向」の一例である。X方向は、「第2方向」の一例である。-X方向側は、「第1側」の一例である。+X方向側は、「第2側」の一例である。以下では、+Z方向側を「上」と称し、-Z方向側を「下」と称する場合がある。ただしこれら表現は説明の便宜上のものであり、重量方向を規定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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