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公開番号
2025042065
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023148874
出願日
2023-09-14
発明の名称
電極の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
4/139 20100101AFI20250319BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】生産性を向上できる電極の製造方法を提供する。
【解決手段】電極の製造方法であって、基材に電極スラリーを塗工する塗工工程と、前記電極スラリーを乾燥する乾燥工程と、を有し、前記乾燥工程は、前記塗工工程後、前記電極スラリーを第1露点下で定率乾燥する第1工程と、前記第1工程後、前記電極スラリーを第2露点下で減率乾燥する第2工程と、前記第2工程後、前記電極スラリーを第3露点下で減率乾燥する第3工程と、を含み、前記第2露点は、前記第1露点よりも低く、前記第3露点は、前記第2露点よりも低い、電極の製造方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電極の製造方法であって、
基材に電極スラリーを塗工する塗工工程と、
前記電極スラリーを乾燥する乾燥工程と、を有し、
前記乾燥工程は、
前記塗工工程後、前記電極スラリーを第1露点下で定率乾燥する第1工程と、
前記第1工程後、前記電極スラリーを第2露点下で減率乾燥する第2工程と、
前記第2工程後、前記電極スラリーを第3露点下で減率乾燥する第3工程と、を含み、
前記第2露点は、前記第1露点よりも低く、
前記第3露点は、前記第2露点よりも低い、電極の製造方法。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記第1工程における第1炉内の圧力は、前記第2工程における第2炉内の圧力よりも小さく、
前記第2工程における前記第2炉内の圧力は、前記第3工程における第3炉内の圧力よりも小さい、請求項1に記載の電極の製造方法。
【請求項3】
前記第3工程における前記第3炉内の温度は、65℃以上である、請求項2に記載の電極の製造方法。
【請求項4】
前記第1炉の体積は、前記第2炉及び前記第3炉の体積よりも大きい、請求項2に記載の電極の製造方法。
【請求項5】
前記第3露点は、-20℃以下である、請求項1に記載の電極の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電極の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1において開示されるような電極の製造方法に関して様々な技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-145034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、プレス加工時の残留応力が経時的に開放され電極厚みが増加する電極のスプリングバックを抑制するため、塗工乾燥処理、プレス処理、ベーク(絶乾)処理の順に処理しているが、塗工乾燥処理後のワーク温度が高い状態でプレス処理をすると、電極合材の線膨張量と集電体の線膨張量が異なることによる電極ひずみが生じてしまうため、プレス処理前に一度温度を下げる必要がある。
よって、塗工乾燥処理で温度を上げたにもかかわらず、一度温度を低下させ、再度ベーク処理で温度を上げる必要があり、エネルギー効率が悪い(生産性が低い)。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、生産性を向上できる電極の製造方法を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1実施形態においては、電極の製造方法であって、
基材に電極スラリーを塗工する塗工工程と、
前記電極スラリーを乾燥する乾燥工程と、を有し、
前記乾燥工程は、
前記塗工工程後、前記電極スラリーを第1露点下で定率乾燥する第1工程と、
前記第1工程後、前記電極スラリーを第2露点下で減率乾燥する第2工程と、
前記第2工程後、前記電極スラリーを第3露点下で減率乾燥する第3工程と、を含み、
前記第2露点は、前記第1露点よりも低く、
前記第3露点は、前記第2露点よりも低い、電極の製造方法を提供する。
【0007】
本開示の第2実施形態においては、第1実施形態において、前記第1工程における第1炉内の圧力は、前記第2工程における第2炉内の圧力よりも小さく、
前記第2工程における前記第2炉内の圧力は、前記第3工程における第3炉内の圧力よりも小さくてもよい。
【0008】
本開示の第3実施形態においては、第2実施形態において、前記第3工程における前記第3炉内の温度は、65℃以上であってもよい。
【0009】
本開示の第4実施形態においては、第2実施形態において、前記第1炉の体積は、前記第2炉及び前記第3炉の体積よりも大きくてもよい。
【0010】
本開示の第5実施形態においては、第1実施形態において、前記第3露点は、-20℃以下であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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