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公開番号2025041407
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2023148684
出願日2023-09-13
発明の名称電力供給システム及びその運転方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人青藍国際特許事務所,個人,個人
主分類H02J 13/00 20060101AFI20250318BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】独自の騒音対策を実装した電力供給システムを提供する。
【解決手段】本開示の電力供給システム1aは、所定区域に並べられた複数台の燃料電池ユニット25と、所定区域の周囲の住民から提供された騒音情報を記憶するサーバと、サーバに記憶された騒音情報に基づいて、複数台の燃料電池ユニット25の運転及び休止を制御する制御装置と、を備えている。騒音情報は、例えば、住民の住居又は住民が利用する施設の位置を示す位置情報を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定区域に並べられた複数台の燃料電池ユニットと、
前記所定区域の周囲の住民から提供された騒音情報を記憶するサーバと、
前記サーバに記憶された前記騒音情報に基づいて、前記複数台の燃料電池ユニットの運転及び休止を制御する制御装置と、
を備えた、電力供給システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記騒音情報は、前記住民の住居又は前記住民が利用する施設の位置を示す位置情報を含む、
請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項3】
前記位置情報は、前記所定区域から見たときの前記住居又は前記施設の方角を示す方角情報、及び、前記所定区域から前記住居又は前記施設までの距離を示す距離情報の少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項4】
前記騒音情報は、前記住民から騒音の指摘を受けた時間又は時間帯を示す時間情報を含む、
請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項5】
前記騒音情報は、同一の前記住民から情報提供がなされた回数を示す回数情報を含む、
請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項6】
前記複数台の燃料電池ユニットは、前記騒音情報の提供者である前記住民の住居又は前記住民が利用する施設から第1の距離に位置する第1の燃料電池ユニットと、前記住居又は前記施設から第2の距離に位置する第2の燃料電池ユニットとを含み、
前記第1の距離は、前記第2の距離を上回る距離であり、
前記制御装置は、前記第1の燃料電池ユニットを優先的に運転させ、前記第2の燃料電池ユニットを優先的に休止させる、
請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項7】
前記制御装置は、前記住民から騒音の指摘を受けた時間及び/又は時間帯において、前記第1の燃料電池ユニットを優先的に運転させ、前記第2の燃料電池ユニットを優先的に休止させる、
請求項6に記載の電力供給システム。
【請求項8】
前記制御装置は、前記騒音情報の提供者である前記住民の住居又は前記住民が利用する施設の方角、及び、前記騒音情報が提供された回数に応じて、前記複数台の燃料電池ユニットの中から運転させるべき少なくとも1台の燃料電池ユニットを選択する、
請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項9】
前記制御装置は、前記複数台の燃料電池ユニットのそれぞれが属する複数のブロック単位で前記燃料電池ユニットの運転を指示するとともに、前記所定区域から前記住民の住居又は前記住民が利用する施設までの距離、前記住民から騒音の指摘を受けた時間又は時間帯、及び、前記騒音情報が提供された回数に応じて、前記複数のブロックの運転の優先度を決定する、
請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項10】
太陽光発電設備をさらに備えた、
請求項1に記載の電力供給システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電力供給システム及びその運転方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電力供給システムの1つとして、分散型電源が注目を浴びている。分散型電源は、需要地の近くに配置される小規模な電源である。具体的には、太陽光発電設備、風力発電設備、燃料電池設備などが分散型電源に適している。
【0003】
需要地の近くに配置されるという性質上、分散型電源は、騒音問題を伴うことがある。特に、燃料電池設備は、ポンプ、ブロワなどの補機を有するので、騒音源になることがある。例えば、特許文献1には、騒音を下げた運転ができるように構成された家庭用燃料電池システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-311084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電力供給システムには、所定区域に並べられた複数台の燃料電池ユニットを備えたものがある。燃料電池ユニットの台数を増加又は減少させることによって、顧客の幅広いニーズに対応することが可能である。このような電力供給システムは、屋外の比較的広い敷地に設置されることがあるので、燃料電池ユニットのそれぞれに一定の騒音対策が施されたとしても、周囲に騒音が漏れることを完全に防ぐことは難しい。また、騒音レベルが十分に低い場合でも、季節、方角、時間帯などの条件に応じて、住民が感じる不快さのレベルは変化する。したがって、独自の騒音対策を実装した電力供給システムが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、
所定区域に並べられた複数台の燃料電池ユニットと、
前記所定区域の周囲の住民から提供された騒音情報を記憶するサーバと、
前記サーバに記憶された前記騒音情報に基づいて、前記複数台の燃料電池ユニットの運転及び休止を制御する制御装置と、
を備えた、電力供給システムを提供する。
【0007】
別の側面において、本開示は、
複数台の燃料電池ユニットが並べられた所定区域の周囲の住民から提供された騒音情報をサーバに記憶させることと、
前記サーバに記憶された前記騒音情報に基づいて、前記複数台の燃料電池ユニットの運転及び休止を制御することと、
を含む、電力供給システムの運転方法を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の技術によれば、騒音に関する周囲の住民からの苦情に配慮しながら電力供給システムを運転することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る電力供給システムの構成図
電力供給システムが設置された環境を説明する図
騒音データベースを概念的に示す図
実施の形態1に係る電力供給システムの運転の手順を示す図
実施の形態1に係る電力供給システムの制御内容の一例を示す図
運転すべき燃料電池ユニットを騒音情報に基づいて決定するための処理を示すフローチャート
複数台の燃料電池ユニットで構成される複数のブロックの運転の優先度を説明する図
変形例1に係る電力供給システムの構成図
変形例2に係る電力供給システムの構成図
変形例3に係る電力供給システムの構成図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、又は、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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