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公開番号
2025033480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139218
出願日
2023-08-29
発明の名称
センサ及びセンサシステム
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人iX
主分類
G01N
27/04 20060101AFI20250306BHJP(測定;試験)
要約
【課題】特性を向上可能なセンサ及びセンサシステムを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、センサは、素子部を含む。素子部は、第1領域、第2領域及び第3領域を含む基体と、第1領域に固定された第1素子と、第2領域に固定された第2素子と、第3領域に固定された第3素子と、を含む。第1素子は、第1膜部を含む。第1膜部は、第1抵抗部材と、第1材料を含む第1層と、を含む。第2素子は、第2膜部を含む。第2膜部は、第2抵抗部材を含み、第2膜部は、第1層を含まない、または、第2膜部は第2層を含み、第2層の第2材料は第1材料とは異なる。第3素子は、第3膜部を含む。第3膜部は、第3抵抗部材を含む。第3膜部は、第1層を含まない、または、第3膜部は第3層を含み、第3層の第3材料は第2材料と同じである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1領域、第2領域及び第3領域を含む基体と、
前記第1領域に固定された第1素子と、
前記第2領域に固定された第2素子と、
前記第3領域に固定された第3素子と、
を含む素子部を備え、
前記第1素子は、
前記第1領域に固定された第1固定部と、
前記第1固定部に支持された第1膜部と、
を含み、
前記第1膜部は、第1抵抗部材と、第1材料を含む第1層と、を含み、
前記第2素子は、
前記第2領域に固定された第2固定部と、
前記第2固定部に支持された第2膜部と、
を含み、
前記第2膜部は、第2抵抗部材を含み、
前記第3素子は、
前記第3領域に固定された第3固定部と、
前記第3固定部に支持された第3膜部と、
を含み、
前記第3膜部は、第3抵抗部材を含み、
前記第2膜部及び前記第3膜部は、第1条件及び第2条件の少なくともいずれかを満たし、
前記第1条件において、前記第2膜部及び前記第3膜部は、前記第1層を含まず、
前記第2条件において、前記第2膜部は第2層を含み、前記第2層の第2材料は前記第1材料とは異なり、
前記第2条件において、前記第3膜部は第3層を含み、前記第3層の第3材料は前記第2材料と同じである、センサ。
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【請求項2】
前記第1材料は、Pt及びPdよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、請求項1に記載のセンサ。
【請求項3】
検出部をさらに備え、
前記検出部は、第1差動回路と、第2差動回路と、を含み、
前記第1差動回路は、第1動作において、前記第1抵抗部材から得られる第1信号と、前記第2抵抗部材から得られる第2信号と、の第1差に応じた第1差信号を出力可能であり、
前記第2差動回路は、第2動作において、前記第2抵抗部材から得られる前記第2信号と、前記第3抵抗部材から得られる第3信号と、の第2差に応じた第2差信号を出力可能である、請求項1に記載のセンサ。
【請求項4】
前記第1差信号は、前記素子部の周りに存在する第1ガスの濃度に応じて変化可能であり、
前記第1ガスは、アンモニア、メタン及び水素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む、請求項3に記載のセンサ。
【請求項5】
前記第1膜部は、第1導電部材をさらに含み、
前記第2膜部は、第2導電部材をさらに含み、
前記検出部は、前記第1動作において、前記第1導電部材に第1電力を供給し、前記第2導電部材に第2電力を供給する、請求項3に記載のセンサ。
【請求項6】
前記検出部は、前記第1導電部材に前記第1電力をパルス状に供給し、
前記検出部は、前記第2導電部材に前記第2電力をパルス状に供給する、請求項5に記載のセンサ。
【請求項7】
前記検出部は、複数の前記第1動作を実施し、
前記検出部は、前記複数の第1動作において、前記第1電力を変更する、請求項6に記載のセンサ。
【請求項8】
前記素子部は、
前記第1抵抗部材と電気的に直列に接続された第1直列抵抗部材と、
前記第2抵抗部材と電気的に直列に接続された第2直列抵抗部材と、
前記第3抵抗部材と電気的に直列に接続された第3直列抵抗部材と、
をさらに含み、
前記第1抵抗部材及び前記第1直列抵抗部材を含む第1回路は、前記第2抵抗部材及び前記第2直列抵抗部材を含む第2回路と電気的に並列に接続され、
前記第3抵抗部材及び前記第3直列抵抗部材を含む第3回路は、前記第2回路と電気的に並列に接続された、請求項1に記載のセンサ。
【請求項9】
検出部をさらに備え、
前記素子部は、
前記第1抵抗部材及び前記第1直列抵抗部材の第1接続点と、
前記第2抵抗部材及び前記第2直列抵抗部材の第2接続点と、
前記第3抵抗部材及び前記第3直列抵抗部材の第3接続点と、
を含み、
前記検出部は、第1動作において、前記第1回路及び前記第2回路に第1検出電圧を印加可能であり、
前記検出部は、第2動作において、前記第2回路及び前記第3回路に第2検出電圧を印加可能であり、
前記検出部は、第1差動回路と、第2差動回路と、を含み、
前記第1差動回路は、前記第1動作において、前記第1接続点から得られる第1信号と、前記第2接続点から得られる第2信号と、の第1差に応じた第1差信号を出力可能であり、
前記第2差動回路は、前記第2動作において、前記第2接続点から得られる前記第2信号と、前記第3接続点から得られる第3信号と、の第2差に応じた第2差信号を出力可能である、請求項8に記載のセンサ。
【請求項10】
請求項3に記載のセンサと、
前記第1差信号及び前記第2差信号に対応する信号を送信可能な通信部と、
を備えたセンサシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、センサ及びセンサシステムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、ガスを検出するセンサがある。センサにおいて、特性の向上が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7188445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、特性を向上可能なセンサ及びセンサシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、センサは、素子部を含む。前記素子部は、第1領域、第2領域及び第3領域を含む基体と、前記第1領域に固定された第1素子と、前記第2領域に固定された第2素子と、前記第3領域に固定された第3素子と、を含む。前記第1素子は、前記第1領域に固定された第1固定部と、前記第1固定部に支持された第1膜部と、を含む。前記第1膜部は、第1抵抗部材と、第1材料を含む第1層と、を含む。前記第2素子は、前記第2領域に固定された第2固定部と、前記第2固定部に支持された第2膜部と、を含む。前記第2膜部は、第2抵抗部材を含む。前記第3素子は、前記第3領域に固定された第3固定部と、前記第3固定部に支持された第3膜部と、を含む。前記第3膜部は、第3抵抗部材を含む。前記第2膜部及び前記第3膜部は、第1条件及び第2条件の少なくともいずれかを満たす。前記第1条件において、前記第2膜部及び前記第3膜部は、前記第1層を含まない。前記第2条件において、前記第2膜部は第2層を含み、前記第2層の第2材料は前記第1材料とは異なる。前記第2条件において、前記第3膜部は第3層を含み、前記第3層の第3材料は前記第2材料と同じである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図2は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図3は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図4は、第1実施形態に係るセンサにおける動作を例示する模式図である。
図5は、第1実施形態に係るセンサにおける動作を例示する模式図である。
図6は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図7は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図8は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図9は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図10は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図2及び図3は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図1は、図2及び図3のA1-A2線、A3-A4線、及び、A5-A6線における断面を例示している。
【0009】
図1に示すように、実施形態に係るセンサ110は、素子部10Eを含む。素子部10Eは、基体40を含む。基体40は、第1領域41、第2領域42及び第3領域43を含む。素子部10Eは、第1素子11A、第2素子12A及び第3素子13Aをさらに含む。第1素子11Aは、第1領域41に固定される。第2素子12Aは、第2領域42に固定される。第3素子13Aは、第3領域43に固定される。
【0010】
第1領域41、第2領域42、及び、第3領域43の少なくとも2つは、互いに離れても良い。第1領域41、第2領域42、及び、第3領域43の少なくとも2つは、互いに連続して良い。これらの領域の間の境界は、明確でも不明確でも良い。基体40は、例えば、基板で良い。基体40は、例えば、半導体基板(例えばシリコン基板)などを含んで良い。基体40は、電気回路を含んで良い。電気回路は、トランジスタなどを含んで良い。
(【0011】以降は省略されています)
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