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公開番号2025031620
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2024137627
出願日2024-08-19
発明の名称電力段コントローラ
出願人ルネサスエレクトロニクス株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H02M 3/155 20060101AFI20250228BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 1つまたは複数の相を有する電力段を制御するためのコントローラが提供される。
【解決手段】
コントローラは、基準信号を生成する基準回路と、電力段のフィードバック信号に基づいてフィードバックランプ信号を生成するランプ発生器と、電力段の少なくとも1つの相を制御するための制御信号を生成するように適合された変調器と、を含む。制御信号は、一連のパルスで構成されてもよく、各パルスは、電力段の対応する相に関連付けられてもよい。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
1つまたは複数の相を有する電力段を制御するためのコントローラであって、
基準信号を生成するように適合された基準回路と、
前記電力段のフィードバック信号に基づいてフィードバックランプ信号を生成するように適合されたランプ発生器と、
前記電力段の少なくとも1つの前記相を制御するための制御信号を生成するように適合された変調器と、
を含む、コントローラ。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記フィードバックランプ信号は、前記電力段のアクティブな前記相の数の関数である周波数を有する、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項3】
前記制御信号は、一連のパルスを含み、前記パルスの各々は、前記電力段の対応する前記相に関連付けられる、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項4】
前記パルスの各々は、対応する前記相のオン時間と関連付けられる、請求項3に記載のコントローラ。
【請求項5】
前記変調器は、
前記フィードバックランプ信号と前記基準信号とを比較して変調信号を得るように適合された比較器と、
前記変調信号をサンプリングし、デジタル変調信号を生成するように構成されたサンプリング回路と、
前記デジタル変調信号に基づいて前記制御信号を生成するように構成された論理回路と、
前記サンプリング回路および前記論理回路に結合された発振器と、
を含む、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項6】
前記論理回路は、前記制御信号の連続パルス間の持続時間を計算するように構成されたカウンタを含む、請求項5に記載のコントローラ。
【請求項7】
前記論理回路は、前記デジタル変調信号を特定のプロトコル用にエンコードするように構成される、請求項5に記載のコントローラ。
【請求項8】
前記論理回路は、ステートマシンである、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項9】
前記ランプ発生器は、
キャパシタと、
第1のスイッチを介して前記キャパシタに結合された第1のトランスコンダクタンス増幅器と、
第2のスイッチを介して前記キャパシタに結合された第2のトランスコンダクタンス増幅器と、
前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチを制御するように構成されたタイマと、
を含む、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項10】
閉ループ演算増幅器を含む、請求項9に記載のコントローラ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電力段を制御するためのコントローラに関する。より詳細には、本開示は、定オン時間(COT)変換器を制御するためのコントローラに関する。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
定オン時間スイッチング変換器は、他のタイプのスイッチング変換器に比べて、高速な過渡応答、軽負荷下での高効率、連続伝導モード(CCM)から不連続伝導モード(DCM)へのスムーズな動作の移行など、いくつかの利点を備えている。
【0003】
COT変換器は多相で実装され得るが、従来の多相式COTは、複雑な配線信号を必要とする。これは、電源装置の設置面積を増大させ、システム統合を制限する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、上述した制限の1つまたは複数に対処することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1の態様によれば、1つまたは複数の相を有する電力段を制御するためのコントローラが提供される。このコントローラは、基準信号を生成するように適合された基準回路と、電力段のフィードバック信号に基づいてフィードバックランプ信号を生成するように適合されたランプ発生器と、電力段の少なくとも1つの相を制御するための制御信号を生成するように適合された変調器と、を含む。
【0006】
任意選択で、フィードバックランプ信号は、電力段のアクティブな相の数の関数である周波数を有する。
【0007】
任意選択で、制御信号は、一連のパルスで構成され、各パルスは、電力段の対応する相に関連付けられる。
【0008】
任意選択で、各パルスは、対応する相のオン時間と関連付けられる。
【0009】
任意選択で、変調器は、フィードバックランプ信号と基準信号とを比較して変調信号を得るように適合された比較器と、変調信号をサンプリングし、デジタル変調信号を生成するように構成されたサンプリング回路と、デジタル変調信号に基づいて制御信号を生成するように構成された論理回路と、サンプリング回路および論理回路に結合された発振器と、を含む。
【0010】
例えば、サンプリング回路は、第2の記憶装置に直列に結合された第1の記憶装置を含んでもよい。記憶装置は、D型フリップフロップであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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