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公開番号
2025030542
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135927
出願日
2023-08-23
発明の名称
情報コード、情報コード生成装置及び情報コード読取装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06K
19/06 20060101AFI20250228BHJP(計算;計数)
要約
【課題】利便性の高い情報コードを提供する。
【解決手段】情報コードCd1は、第1情報を表す第1コードCi1と、第2情報を表す第2コードCt1と、を共通の2次元領域に重畳して記録する。第1コードCi1は、第1読取方式による輝度の判別により、読取可能に2次元領域に表示される。第2コードCt1は、第1読取方式による輝度の判別が不変となるように規定された複数色の配列により、第1読取方式とは異なる第2読取方式によって、読取可能に2次元領域に表示される。第1コードCi1及び第2コードCt1のうち、それぞれのデータを非圧縮状態である非圧縮フォーマットで表すと表示面積をより小さく表現可能な第1コードCi1が、非圧縮フォーマットで表される。第2コードCt1が、表示面積が圧縮された圧縮フォーマットで表される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1情報を表す第1コード(Ci1,Ci2)と、第2情報を表す第2コード(Ct1,Ct2)と、を共通の2次元領域に重畳して記録する情報コードであって、
前記第1コードは、第1読取方式による輝度の判別により、読取可能に前記2次元領域に表示され、
前記第2コードは、前記第1読取方式による前記輝度の判別が不変となるように規定された複数色の配列により、前記第1読取方式とは異なる第2読取方式によって、読取可能に前記2次元領域に表示され、
前記第1コード及び前記第2コードのうち、それぞれのデータを非圧縮状態である非圧縮フォーマットで表すと表示面積をより小さく表現可能な一方のコードが、前記非圧縮フォーマットで表され、他方のコードが、前記表示面積が圧縮された圧縮フォーマットで表される、情報コード。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記圧縮フォーマットは、前記非圧縮フォーマットにおいて1文字8ビットで表現される16進数を示すハッシュ値を、4ビットで表現することにより、前記表示面積を圧縮したフォーマットである、請求項1に記載の情報コード。
【請求項3】
前記圧縮フォーマットは、前記非圧縮フォーマットにおいてコードを認識させるための複数の機能パターン(P1~5)の少なくとも一部が除かれた状態であることにより、前記表示面積を圧縮したフォーマットである、請求項1又は2に記載の情報コード。
【請求項4】
前記他方のコードの前記機能パターンの一部が除かれた状態であり、他部が残された状態であることにより、前記圧縮フォーマットが実現され、
前記他部が表示されている領域(P1a,P1b)において、前記第1読取方式による前記輝度の判別が不変となるように、前記複数色のうち全色が見本色としてそれぞれ配置されている、請求項3に記載の情報コード。
【請求項5】
前記他方のコードにおいて、複数の前記機能パターンのうち、除かれた前記機能パターンと残された前記機能パターンを識別するための識別子が付加されている、請求項3に記載の情報コード。
【請求項6】
コード印刷媒体に印刷された形態で表示されている、請求項1に記載の情報コード。
【請求項7】
少なくとも1つのプロセッサを備え、第1情報を表す第1コード(Ci1,Ci2)と、第2情報を表す第2コード(Ct1,Ct2)と、を共通の2次元領域に重畳して記録する情報コード(Cd1,Cd2,Cd3)を生成する、情報コード生成装置であって、
前記プロセッサは、
第1読取方式による輝度の判別により読取可能な前記第1コード及び前記第2コードを生成することと、を実行するように構成され、
前記第1コード及び前記第2コードを生成することにおいては、前記第1コード及び前記第2コードのうち、それぞれのデータを非圧縮状態である非圧縮フォーマットで表すと表示面積をより小さくフォーマットで表現可能な一方のコードを、前記非圧縮フォーマットで生成し、他方のコードを、前記表示面積が圧縮された圧縮フォーマットを生成し、
前記第1コードの前記第1読取方式による前記輝度の判別が不変となるように規定された複数色の配列により、前記第1読取方式とは異なる第2読取方式によって前記第2コードが読取可能となる合成ルールに基づいて、前記第1コードと前記第2コードとを合成することを、さらに実行するように構成されている、情報コード生成装置。
【請求項8】
前記圧縮フォーマットは、前記非圧縮フォーマットにおいて1文字8ビットで表現される16進数を示すハッシュ値を、4ビットで表現することにより、前記表示面積を圧縮したフォーマットである、請求項7に記載の情報コード生成装置。
【請求項9】
前記圧縮フォーマットは、前記非圧縮フォーマットにおいてコードを認識させるための複数の機能パターン(P1~5)の少なくとも一部が除かれた状態であることにより、前記表示面積を圧縮したフォーマットである、請求項7又は8に記載の情報コード生成装置。
【請求項10】
少なくとも1つのプロセッサを備え、第1情報を表す第1コード(Ci1,Ci2)と、第2情報を表す第2コード(Ct1,Ct2)と、を共通の2次元領域に重畳して記録する情報コードであって、白セル(WHC)、黒セル(BLC)、明カラーセル(LCC)及び暗カラーセル(DCC)を含む情報コード(Cd1,Cd2,Cd3)を読み取る、情報コード読取装置であって、
前記プロセッサは、
前記白セル及び前記明カラーセルを同じ値と判別し、前記黒セル及び前記暗カラーセルを同じ値と判別するような第1読取方式による輝度の判別により、前記第1コードを読み取ることと、
前記白セル及び前記暗カラーセルを同じ値と判別し、前記黒セル及び前記明カラーセルを同じ値と判別するような第2読取方式による輝度の判別により、前記第2コードを読み取ることと、を実行するように構成され、
前記第1コードを読み取ること及び前記第2コードを読み取ることの少なくとも一方において、表示面積が圧縮された圧縮フォーマットで表されたコードを特定し、前記圧縮フォーマットの圧縮態様に応じて前記一方が記憶した情報を読み出す、情報コード読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この明細書による開示は、利便性の高い情報コードを実現する技術に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の情報コードは、第1情報を表す第1コードと、第2情報を表す第2コードと、を共通の2次元領域に重畳して記録する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-196762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
さて、第1コードの表示面積と第2コードと表示面積とが異なる場合、単純に2つのコードを重畳すると、重畳後の表示面積は、大きなコードに合わせる必要がある。しかしながら、表示面積が小さなコードの表示レイアウト等を流用して、当該表示レイアウトに表示面積がより大きなコードを追加したい場合などでは、重畳後の情報コードが当該表示レイアウトに収まらないという問題が発生する。このため、利便性をより高めることが求められている。
【0005】
この明細書の開示による目的のひとつは、利便性の高い情報コード、情報コード生成装置及び情報コード読取装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示された態様のひとつは、第1情報を表す第1コード(Ci1,Ci2)と、第2情報を表す第2コード(Ct1,Ct2)と、を共通の2次元領域に重畳して記録する情報コードであって、
第1コードは、第1読取方式による輝度の判別により、読取可能に2次元領域に表示され、
第2コードは、第1読取方式による輝度の判別が不変となるように規定された複数色の配列により、第1読取方式とは異なる第2読取方式によって、読取可能に2次元領域に表示され、
第1コード及び第2コードのうち、それぞれのデータを非圧縮状態である非圧縮フォーマットで表すと表示面積をより小さく表現可能な一方のコードが、非圧縮フォーマットで表され、他方のコードが、表示面積が圧縮された圧縮フォーマットで表される。
【0007】
また、開示された態様の他のひとつは、少なくとも1つのプロセッサを備え、第1情報を表す第1コード(Ci1,Ci2)と、第2情報を表す第2コード(Ct1,Ct2)と、を共通の2次元領域に重畳して記録する情報コード(Cd1,Cd2,Cd3)を生成する、情報コード生成装置であって、
プロセッサは、
第1読取方式による輝度の判別により読取可能な第1コード及び第2コードを生成することと、を実行するように構成され、
第1コード及び第2コードを生成することにおいては、第1コード及び第2コードのうち、それぞれのデータを非圧縮状態である非圧縮フォーマットで表すと表示面積をより小さくフォーマットで表現可能な一方のコードを、非圧縮フォーマットで生成し、他方のコードを、表示面積が圧縮された圧縮フォーマットを生成し、
第1コードの第1読取方式による輝度の判別が不変となるように規定された複数色の配列により、第1読取方式とは異なる第2読取方式によって第2コードが読取可能となる合成ルールに基づいて、第1コードと第2コードとを合成することを、さらに実行するように構成されている。
【0008】
これらの態様によると、それぞれのデータを非圧縮状態である非圧縮フォーマットで表すと表示面積をより小さく表現可能な一方のコードに非圧縮フォーマットが採用される一方、他方のコードに表示面積が圧縮された圧縮フォーマットが採用されている。非圧縮と圧縮とで違いを出すことで、第1コードの表示面積と第2コードの表示面積との差を縮小することができる。そして、重畳後の情報コードの表示面積を、表示面積をより小さく表現可能な一方のコードと同じにすること、又は一方のコードに近づけることができる。故に、重畳後の情報コードの表示レイアウトへの適用性を高めることができ、それにより、高い利便性を実現することができる。
【0009】
また、開示された態様の他のひとつは、少なくとも1つのプロセッサを備え、第1情報を表す第1コード(Ci1,Ci2)と、第2情報を表す第2コード(Ct1,Ct2)と、を共通の2次元領域に重畳して記録する情報コードであって、白セル(WHC)、黒セル(BLC)、明カラーセル(LCC)及び暗カラーセル(DCC)を含む情報コード(Cd1,Cd2,Cd3)を読み取る、情報コード読取装置であって、
プロセッサは、
白セル及び明カラーセルを同じ値と判別し、黒セル及び暗カラーセルを同じ値と判別するような第1読取方式による輝度の判別により、第1コードを読み取ることと、
白セル及び暗カラーセルを同じ値と判別し、黒セル及び明カラーセルを同じ値と判別するような第2読取方式による輝度の判別により、第2コードを読み取ることと、を実行するように構成され、
第1コードを読み取ること及び第2コードを読み取ることの少なくとも一方において、表示面積が圧縮された圧縮フォーマットで表されたコードを特定し、圧縮フォーマットの圧縮態様に応じて一方が記憶した情報を読み出す。
【0010】
このような態様によると、表示面積が圧縮された圧縮フォーマットで表されたコードを特定すると、当該圧縮フォーマットの圧縮態様に応じて情報の読み出しが実行される。このため、第1コードと第2コードが重畳された情報コードを読み取る場合に、これらのコードの少なくとも一方のデータが圧縮フォーマットで表現されていたとしても、正しく情報を取得することが可能となる。故に、利便性を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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