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公開番号2025010302
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024190360,2022505971
出願日2024-10-30,2021-03-03
発明の名称センサユニット
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類G01S 7/481 20060101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約【課題】情報を検出する構成の大型化と情報を検出する能力の低下を抑制する。
【解決手段】発光素子241は、検出可能領域DAへ向けて検出光SLを出射する。受光素子242は、入射した光の強度に対応する検出信号DSを出力する。回転リフレクタ25は、検出光SLが検出可能領域DAに位置する物体601、602に反射されることにより生じる戻り光RLを、回転しながら受光素子242へ向けて反射する。処理装置26は、回転リフレクタ25の回転角度と関連付けて検出信号DSを受け付ける。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
所定の領域へ向けて検出光を出射する発光素子と、
入射した光の強度に対応する検出信号を出力する受光素子と、
前記検出光が前記所定の領域に位置する物体に反射されることにより生じる戻り光を回転または回動しつつ前記受光素子へ向けて反射するリフレクタと、
前記リフレクタの回転または回動の角度と関連付けて前記検出信号を受け付ける処理装置と、
を備えている、
センサユニット。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記処理装置は、前記検出光が出射されたタイミングと前記戻り光が前記受光素子に入射したタイミングに基づいて、前記物体までの距離を算出する、
請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項3】
前記リフレクタへ向けて前記戻り光を集光する第一集光光学系を備えている、
請求項1または2に記載のセンサユニット。
【請求項4】
前記リフレクタによって反射された前記戻り光の通過を許容する第二結像光学系を備えている、
請求項1から3のいずれか一項に記載のセンサユニット。
【請求項5】
前記第二結像光学系は、ピンホールが形成された部材を含んでいる、
請求項4に記載のセンサユニット。
【請求項6】
前記検出光は、前記リフレクタに反射されることなく前記所定の領域へ向かう、
請求項1から5のいずれか一項に記載のセンサユニット。
【請求項7】
前記検出光は、前記リフレクタに反射されて前記所定の領域へ向かう、
請求項1から5のいずれか一項に記載のセンサユニット。
【請求項8】
前記所定の領域は、移動体の進路上に位置するように設定されている、
請求項1から7のいずれか一項に記載のセンサユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置、およびセンサユニットに関連する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両の外部を照明する照明光を出射する発光装置を開示している。当該発光装置の灯室内には、車両の外部の情報を検出するためのレーダが配置されている。
【0003】
特許文献1は、車両の外部の情報を検出するためのセンサの一例であるレーダを備えたセンサユニットも開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
日本国特許出願公開2007-106199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
発光装置の多機能化を実現しつつも、大型化を抑制することが求められている(第一の要求)。
【0006】
情報を検出する構成の大型化と情報を検出する能力の低下を抑制することが求められている(第二の要求)。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第一の要求に応えるために提供される本開示の一態様は、発光装置であって、
可視波長である第一波長を含む第一の光を出射する第一光源と、
前記第一波長と異なる第二波長を含む第二の光を出射する第二光源と、
前記第一光源を支持するとともに、前記第二の光の通過を許容する開口部を有している基板と、
前記第一の光が第一方向へ走査されつつ第一領域を照射するように、かつ前記開口部を通過した前記第二の光が当該第一方向へ走査されつつ第二領域へ向かうように、回転または回動しつつ前記第一の光および前記第二の光を反射するミラーと、
を備えている。
【0008】
回転または回動しつつ入射光を反射するリフレクタを用いると、より少ない数の光源で広範囲に出射光を到達させることができる。他方、そのようなリフレクタを含む走査光学系は、ある程度の設置スペースを必要とする。上記のような構成によれば、可視光である第一の光とは異なる機能を第二の光に割り当て、かつ第一の光を走査するために用いられるリフレクタを第二の光の走査にも共用できる。これにより、相違する機能に割り当てられた第一の光と第二の光について走査光学系を適用しつつも、設置スペースの増大を抑制できる。したがって、発光装置の多機能化を実現しつつも、大型化を抑制できる。
【0009】
第二の要求に応えるために提供される本開示の一態様は、センサユニットであって、
所定の領域へ向けて検出光を出射する発光素子と、
入射した光の強度に対応する検出信号を出力する受光素子と、
前記検出光が前記所定の領域に位置する物体に反射されることにより生じる戻り光を回転または回動しつつ前記受光素子へ向けて反射するリフレクタと、
前記リフレクタの回転または回動の角度と関連付けて前記検出信号を受け付ける処理装置と、
を備えている。
【0010】
上記の構成によれば、所定の領域内の異なる位置からの戻り光が、リフレクタの回転または回動に伴って受光素子へ向けて順次反射され、反射に供される戻り光の到来元の位置がリフレクタの回転または回動の角度位置と関連付けて特定されうるので、少なくとも一つの受光素子を用いて広がりを有する領域の情報を取得できる。また、当該情報の検出分解能は、受光素子の数(空間分解能)ではなく、リフレクタの回転または回動速度と検出信号の取得サイクル(時間分解能)に依存させることができる。したがって、情報を検出する構造の大型化と情報を検出する能力の低下を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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