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公開番号
2025009717
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023205691
出願日
2023-12-05
発明の名称
仮想現実光学レンズ
出願人
エーエーシー オプティクス (チャンジョウ)カンパニーリミテッド
代理人
SK弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
17/08 20060101AFI20250109BHJP(光学)
要約
【課題】本発明は、光学レンズ分野に関し、仮想現実光学レンズを開示する。
【解決手段】前記仮想現実光学レンズは、前側から後側へ順に、光を出射するために映像面の後側に貼り付けされた円偏光子を有する映像面と、前側表面に部分反射素子が設けられた第3レンズと、第2レンズと、前側表面に複合フィルムが設けられた第1レンズ-前記複合フィルムは、偏光反射フィルムと1/4波長シートとを含み、前記偏光反射フィルムは、前記第1レンズの前側表面に貼り付けされ、前記1/4波長シートは、前記偏光反射フィルムの前側に貼り付けされる-と、前記光学システムの後側に位置する絞りと、を備え、前記仮想現実光学レンズの最大視直径はVDであり、前記第2レンズの屈折率はnd2であり、前記仮想現実光学レンズのレンズ最大半口径はSDmaxであり、次の関係式を満たす:1.80≦nd2;VD≧10.00mm;SDmax≦23.00mm。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
仮想現実光学レンズであって、
前記仮想現実光学レンズは、前側から後側へ順に、
映像面-光を出射するため、前記映像面の後側に貼り付けされた円偏光子を有する-と、
前側表面に部分反射素子が設けられた第3レンズと、
第2レンズと、
前側表面に複合フィルムが設けられた第1レンズ-前記複合フィルムは、偏光反射フィルムと1/4波長シートとを含み、前記偏光反射フィルムは、前記第1レンズの前側表面に貼り付けされ、前記1/4波長シートは、前記偏光反射フィルムの前側に貼り付けされる-と、
光学システムの後側に位置する絞りと、を備え、
前記仮想現実光学レンズの最大視直径はVDであり、前記第2レンズの屈折率はnd2であり、前記仮想現実光学レンズのレンズ最大半口径はSDmaxであり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする仮想現実光学レンズ。
1.80≦nd2
VD≧10.00mm
SDmax≦23.00mm
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記第1レンズの後側面が非球面である、ことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実光学レンズ。
【請求項3】
前記第2レンズの後側面と前側面とが球面であり、前記第3レンズの後側面と前側面とが非球面である、ことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実光学レンズ。
【請求項4】
前記仮想現実光学レンズの視野角はFOVであり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実光学レンズ。
94.50°≦FOV
【請求項5】
前記仮想現実光学レンズの光学全長はTTLであり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実光学レンズ。
TTL≦19.427mm
【請求項6】
前記部分反射素子は半透明半反射フィルムである、ことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実光学レンズ。
【請求項7】
前記半透明半反射フィルムの反射率および透過率は、いずれも50%である、ことを特徴とする請求項6に記載の仮想現実光学レンズ。
【請求項8】
前記偏光反射フィルムの反射率が≧95%である、ことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実光学レンズ。
【請求項9】
前記仮想現実光学レンズの光学歪みが≦28.4%である、ことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実光学レンズ。
【請求項10】
前記仮想現実光学レンズの収差がΔEであり、|ΔE|≦57μmを満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実光学レンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学レンズ分野に関し、特に、VR(Virtual Reality)装置に適した仮想現実光学レンズに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、様々なスマートデバイスの登場に伴い、小型化された仮想現実光学レンズの需要が増加し、かつ感光素子の画素サイズの微細化に加え、現在の電子製品の機能性・薄型化・便利性などの開発傾向により、良好な結像品質を有する小型化された仮想現実光学レンズが現在の市場の主流となっている。より良い結像品質を得るために、マルチチップレンズ構成がよく使用されている。また、技術の発展とユーザニーズの多様化に伴い、特に仮想現実、拡張現実、複合現実などの応用分野が急成長し、ユーザ体験の観点から、小型で優れた結像方式を兼ね備える仮想現実光学レンズに対する需要が非常に切実である。
【発明の概要】
【0003】
本発明では上記問題に鑑み、良好な光学性能を有しながら、小型化、軽量化の設計要求を満たす仮想現実光学レンズを提供することを目的とした。
【0004】
上記技術的課題を解決するために、本発明の一実施形態は、仮想現実光学レンズを提供する。前記仮想現実光学レンズは、前側から後側へ順に、
光を出射するために映像面の後側に貼り付けされた円偏光子を有する映像面と、
前側表面に部分反射素子が設けられた第3レンズと、
第2レンズと、
前側表面に複合フィルムが設けられた第1レンズ-前記複合フィルムは、偏光反射フィルムと1/4波長シートとを含み、前記偏光反射フィルムは、前記第1レンズの前側表面に貼り付けされ、前記1/4波長シートは、前記偏光反射フィルムの前側に貼り付けされる-と、
光学システムの後側に位置する絞りと、を備え、
前記仮想現実光学レンズの最大視直径はVDであり、前記第2レンズの屈折率はnd2であり、前記仮想現実光学レンズのレンズ最大半口径はSDmaxであり、次の関係式を満たす。
1.80≦nd2
VD≧10.00mm
SDmax≦23.00mm
【0005】
好ましくは、前記第1レンズの後側面が非球面である。
【0006】
好ましくは、前記第2レンズの後側面と前側面とが球面であり、前記第3レンズの後側面と前側面とが非球面である。
【0007】
好ましくは、前記仮想現実光学レンズの視野角はFOVであり、次の関係式を満たす。
94.50°≦FOV
【0008】
好ましくは、前記仮想現実光学レンズの光学全長はTTLであり、次の関係式を満たす。
TTL≦19.427mm
【0009】
好ましくは、前記部分反射素子は半透明半反射フィルムである。
【0010】
好ましくは、前記半透明半反射フィルムの反射率および透過率は、いずれも50%である。
(【0011】以降は省略されています)
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